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2010年5月11日 (火)

ジャコウアゲハ

今週は月・火・水・金と幼稚園関係の保護者として忙しく、

今回はストック画像の中からジャコウアゲハを紹介します。

春先によく、サクラの花にオスが給蜜にきているのを見かけます。

オスは黒い翅に赤の斑紋が美しいし、

メスは翅がうす茶色で、明るい所ではブラウン&ゴールドに見え、

これまた特徴があり、美しいチョウだと思います。

画像が幼虫、蛹、成虫(メス)とありましたので、

撮影場所、撮影日時、もちろん個体も別々ですが、こんな感じです。

0429  幼虫

2010/04/29 吹上浜の松林ウマノスズクサ葉裏 ↑

0301  蛹

2010/02/28 長崎、たびら昆虫自然園内 ↑

怪談で出てくる「お菊さん」とも呼ばれているそうです。

皿を割って木に縛られている姿に似ているからだそうな??

一ま~い…、二ま~い…、ちょっと怖いイメージcoldsweats01

0424  成虫(メス)

2010/04/24 内之尾の棚田 ↑

アザミに来ていましたwink

夏の頃までは郊外の公園などでよく見かけると思います。

他にもモンキアゲハナガサキアゲハもたくさん見かけると思います。

ただ、クロアゲハは少なくなっているようなので、

黒いアゲハを見たら、尻尾?がついているかどうかよく見て、

気をつけて採集しようと思います。 記録も大事ですねup

2010年5月10日 (月)

セスジスズメ羽化

先月(4月18日)に始まった少年自然の家の「どろんこ農園」で、

初日に耕作した際、スズメガ(蛾)の蛹を見つけました。

↑ http://rurin.synapse-blog.jp/neocountry/2010/04/post-bead.html

飼育ケースに入れておき、自宅で観察eye

時々霧吹きをしたり、生きているか状態を確認していました。

そして、昨夜やっと羽化しました。

寝る前に部屋の灯りを消そうとしたら、飼育ケースの中で何か動きました。

見ると、蛹からすっかり出てきてはいますが、

翅はまだ波打ったような羽化したてのセスジスズメでした。

0510

このままでは翅がまっすぐに伸びないと思い、厚紙で足場を作ると、

最初はその侵入者(厚紙)に驚いてバタバタのた打ち回っていましたが、

後で見たら、ちゃんと掴まってぶら下がり、すっかり翅を伸ばしていました。

0510_2

セスジだったのかー!とニッコリhappy01

背中にある2本の白いラインが特徴のスズメガです。

毎年採れる普通種ですが、スズメガはカッコイイので好きですheart04

2010年5月 9日 (日)

どろんこ農園でオオズアリとモンシロ卵

午後から「どろんこ農園」(寺山)に行ってきましたhappy01

最近雨も降ったので、土は乾燥してはいませんでしたが、

雑草の小さいのがたくさん芽吹いてきていて驚きましたcoldsweats02

今日は草取りに専念しましたpunch

0509_7

そんな中、次男がヒメツチカメムシと、オオズアリ(大頭蟻)を発見shine

土まみれの手でカメラを出せなかったので、自宅での撮影となりましたが、

オオズ=大頭だけあって、本当に頭でっかちですcoldsweats01

草取りの途中で1頭だけ出てきたので採集しました。

0509_2  体長約4ミリ

0509_3 0509_4

昨夜は鹿児島昆虫同好会の例会があり、山根教授らのお話を聞いたばかり。

アリの世界は本当に小さくて大きな世界なので、興味はありますが、

なかなか根気のいる世界のようですsweat01

オオズアリ」としていますが、今度新しく出版される図鑑を参考にするか、

山根先生のところで見ていただければ、

オオズアリの中でも正確な同定ができるかもしれませんflair

今まであまりアリに注目したことがなく、普通種のようですが初採集でした。

それから、キャベツの苗を2本植えていますが、私としては収穫する気ゼロ。

ハッキリ言って、モンシロチョウを呼ぶためだけの苗なのです。

0509_6

少し食痕があったので、やったheart02と思って葉の裏を見たら、ありましたshine

0509_5 モンシロチョウです

無農薬で育てる畑なので、キャベツをまるまる収穫できるのは難しいでしょう。

それよりは少しでも「観察」のできる環境があればいいなと思っていますwink

どろんこ農園のある寺山方面では、スジグロよりモンシロが多くみられます。

時期的にもすっかりモンシロチョウの季節なのでしょうheart02

他の葉にも卵がたくさんあったので、次回からはその観察が楽しみですnote

クロヒラタアブ

今朝のベランダへのお客様はクロヒラタアブでした。

午前中は曇り空で、体温が上がらなかったのでしょうか、

長いことベランダのある場所に留まっていました。

0509

撮影も近距離まで近づいてもOKでしたし、

初モノだったので、毒瓶ですぐに採集もできましたscissors

胸のあたりの光沢が美しく、腹の部分にかかる白い帯が

細いのが特徴のようです。「春先に多い」との記述もありましたので、

なるほど~と思ったところです。

透明な翅をもつ昆虫のその翅は、本当に自然の神秘を感じさせます。

キラキラ光って透ける翅は、自然の芸術ですね~up

2010年5月 8日 (土)

シロオビアワフキとナガメの幼虫

今朝、自宅室内の野バラについている、シロオビアワフキの泡を

見てみたら、泡の上に黒いクシャクシャのものが見えました。

「幼虫が死んだのかもbearing」と思って、細い棒で掻き取ったら、

泡の下の方から、大きく成長した幼虫が出てきましたcoldsweats02

黒いクシャクシャは、脱皮殻だったようですdash

0508

泡を持ち帰った日は、頭の方は真っ黒で、腹の方はワインレッドでしたが、

大きさはその倍ちかくなっており、8~9ミリほどで、全身が黒々しています。

これはもう終齢かと思いますheart02

図鑑には「バラ」などにつくと書いてありましたが、

運よく野バラの幹の部分でしっかり成長できたのかもしれませんup

このままうまくいけば、羽化が見られるかも~lovely

ナガメの方は、卵の数は合計44個でしたが、

現在確認できる2~3齢幼虫は10頭ほど。

0505  2齢から3齢へ脱皮中

3齢になると、もう立派に菜の花の葉上や裏に落ち着いています。

0508_2 3齢は体長3~4ミリ

カメムシの習性なのか、1枚の葉に数頭で集まることもあります。

すべての卵が羽化して成虫になれるわけではないと分かりますが、

これからもその過程を観察するのが楽しみですhappy01

2010年5月 7日 (金)

幼稚園遠足は水族館

本日、幼稚園の親子遠足は、雨天のため「かごしま水族館」となりました。

晴天なら吉野公園の予定でしたが、朝あれだけ雨が降れば…coldsweats01

年に一度の親子遠足、館内を我が子たちの手をひいて、

久しぶりに回りましたsweat01

ちょうど、オホーツク展をしていて、流氷を実際に触れるコーナーや、

この企画展の目玉、「クリオネ」を見ることができました。

0507_2 天使のようなクリオネ

正式にはハダカカメガイというそうです。

確かに殻はありませんが、体は貝のようですね。

指揮者のようにユラユラと腕?を振るしぐさが、なんとも癒し系heart02

1センチくらいのちいさな品でしたが、みんな「かわいい~」を連発。

そのほか、常設の魚たちを見て回りましたが、

水族館はもう何年ぶり?最近は休みの日は昆虫採集にばかり

出かけているので、本当に久しぶりで新鮮な気がしましたconfident

0507

子どもたちも大満足のようでしたhappy01

2010年5月 6日 (木)

ノカイドウとキリシマミズキ

連休中(5月4日)に霧島方面にも行きました。

鹿児島県と宮崎県の県境、「えびの高原」に、

ノカイドウという植物が自生しています。

世界でもここだけでしか見られない国の天然記念物となっています。

その花がちょうど満開時期を迎えているというので、見学に行きました。

バラ科の植物だそうですが、桜のような白い花がたくさん咲いていて、

甘くていい香りが漂っていました。

0504  ノカイドウ

花が咲くのは10日間ほどらしく、ゴールデンウィーク中が見ごろのようです。

1年にたった10日と思うと、こんなに満開のノカイドウを見ることができて、

本当に良かったと思いますlovely

近くにキリシマミズキという、これまた美しいレモン色の花も咲いていました。

0504_2

こちらはマンサク科の植物だそうです。

0504_3 キリシマミズキ

少し小さめのフジを思わせるような、垂れ下がった花群が、

見る者をやさしく癒すような感じがしましたheart02

ミヤマキリシマ(ツツジ)は、もうすぐ咲くようです。

つぼみがたくさん膨らんでいる様子でした。

昆虫採集も楽しいですが、こんな植物観賞を楽しむのもいいですねhappy01

2010年5月 5日 (水)

アオハダトンボ探しとベニツチカメムシ

国分市の方へ、アオハダトンボ探しに行ってきました。

アオハダトンボは、今の時期(4~5月)しか見られません。

よく見るハグロトンボとよく似ていますが、

アオハダは実際はとても美しい藍色をしています。

数はあまり確認できませんでしたが、採集友達のひとりが、

足場の悪い中、川まで足を濡らしてまで踏み込み、

何度か空振りをしつつも、みんなの声援の中、渾身の一振りで採集sign03

とてもお見事でしたshine

0504_3

採集後に見せていただきましたが、本当に光の加減によって

羽が美しく青色に光ります。ハグロトンボとはまた全然違う色彩です。

あと、腹下(しっぽの先裏)に白い紋があるのがポイントです。

(白紋は、この画像では写っていませんでしたcoldsweats01

姿は見えても、足場が悪く、なかなか採集は難しかったのですが、

またチャンスがあれば私もトライしてみたいと思いましたup

私はその場で地道にこんな小さな昆虫を採集してました。

0504_2  オオクロヒラタヨコバイ

ムネアカアワフキと姿形がよく似ているな~と思いましたhappy01

次に、その川の上流にある「台明寺渓谷公園」で採集。

ボロボロノキという植物に、ベニツチカメムシがたくさんいました。

0504

ツチカメムシと聞くと地表でみられるように思いましたが、

葉や実が付き始めると、樹上に上がっていくそうです。

かなり大きくて鮮やかなカメムシ、ここで採集できて良かったですscissors

2010年5月 4日 (火)

ひょうたん池でカメムシ3種類

指宿の国民休暇村の建物の向かいに、ひょうたん池という

人工の池があります。

0503_3

藺牟田池では4月27日にベッコウトンボが今年初観察されましたが、

この池でも観察されることがあるそうです。

ただし、この池も採集禁止となっています。

枕崎、開聞の帰り、ここに寄って見ましたがベッコウトンボはいませんでした。

トンボは、シオカラトンボ(オス、メス)、ハラボソトンボギンヤンマ(?)、

アオモンイトトンボが見られました。

0503_4 羽化したてのイトトンボ

しばらく池の周辺を歩いていると、セリ科の植物で3種類のカメムシを発見shine

しかも、ずっと出会いたいと思っていたアカスジカメムシsign03

0503_5

0503_6  これはハリカメムシ

画像を撮るのを忘れていましたが、ハナダカカメムシもいました。

ハナダカカメムシは、マルカメ?でもなく、シラホシでもない、

両者にとてもよく形も色も似ている、土色でマットな感じの地味なヤツ。

かなりそこに密集していました。交尾しているものもいました。

まさかこんなに一箇所でカメムシ3種類に出会えるとは驚きでしたが、

眺めていて飽きません。テンションも上がり、疲れも吹き飛びましたhappy01

アマミナナフシ 帰す

枕崎のあと、開聞山麓周辺の林道へ向かいました。

飼育しているアマミナナフシの幼虫を自然に帰すためです。

0503_2

昨年11月7日に、そこで採集したアマミナナフシ(褐色型)が産卵、

その卵が3月頃から次々と孵化してくれたのは嬉しかったのですが、

さすがに11匹も飼育しているのは大変でしたsweat01

食草であるバラ科の植物も、もろバラの葉を与えていたのですが、

それぞれの成長に葉が繁るのが追いつかず、糞も多量なので、

大中小1頭ずつ(計3頭)残して、8頭を母親ナナフシの採集場所へ

帰しに行ったというわけです。

林道の途中で、野バラがありましたhappy01

そこへ飼育ケースを置き、手で出るように促しました。

0503

しばらくはその野バラに8頭ともつかまり、ユラユラしているようでした。

1頭はすぐに葉を食べ始めました。ちょっと安心しますdash

これからは自然の中で、天気や気温、天敵と戦いながら、

生きていかなくてはなりません。

でも、いろいろと観察させてもらってありがとうheart02です。

放したのは3~7センチの幼虫でした。

とても元気だったので、頑張っていってほしいです。

残りの3頭は成長の過程を記録しつつ、観察を続けようと思います。

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