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2010年4月30日 (金)

吹上浜でカラスアゲハ

昨日の吹上浜、潮干狩りのつづきです。

駐車場、トイレ&シャワーの近くで、カラスアゲハが吸水?していました。

0429

フワフワと舞っては降り立ち、チョチョッと吸うと、またフワリ…。

誰も捕まえようとせず、小さい子が指差して「ちょうちょー!」と言うくらい。

私はちょっと前まで近寄って、撮影camera

カラスアゲハは今年初見でしたshine 少し小さめだったような気がします。

黒い羽の青緑色の鱗ぷんが輝いていて、きれいなチョウです。

網を持ってきたときには、逃げられてしまいましたcoldsweats01

2010年4月29日 (木)

吹上浜で潮干狩り

大型連休に突入!?とりあえず今日はその初日です。

長男が体調をくずして学校を休んでいたばかりですが、

運良く?GW前に回復…家族で吹上浜潮干狩りへGOでしたup

数日前にフリーペーパー(リビングかごしま)の1面で

特集されたばかりとあって、この晴天、ものすごい人で賑わっていました。

0429 駐車場も満車sign02初めてでしたsweat01

砂浜では多くの人たちがあちこちで砂を掘り、私たちはいつものポイントで

ひたすら掘り続け、まぁまぁの量をとることができました。

0429_2

0429_3 アサリの貝殻模様もきれいshine

個体ごとにさまざまなデザインがほどこされ、掘り出すたびに「ほぉー」と

眺めてしまいます。

でも、今夜は砂抜きして、明日はおいしい「貝汁」になってもらう予定です。

自然の恵みに感謝~heart02

2010年4月28日 (水)

ゾウムシの死んだふり

先日の薩摩川内市(藺牟田池)の後、昼食をとった場所で、

帰ろうとしたらマダラアシゾウムシを見つけましたsign01

もう本当に偶然、車に乗り込もうとした際に、後ろドアの下にいただけ。

コンクリートの上でしたが、ボコッとして影ができていたので分かりました。

拾い上げてみると、手のひらでコロン…死んだふりですsweat02

おもしろいので、コロン、コロンと転がしてみましたsmile

0424_2

とても昆虫には見えませんsweat01

これは敵から逃げるときの「擬死」パターン。

他にも「落下」、「威嚇」、「アクション(汁を出す、ニオイ他)」、

「擬態」、「高速移動」など、虫によって様々な方法があります。

しばらくすると、手脚が伸びて、のそのそと歩き始めました。

0428_3 全体 0428_4

ゾウムシ、特にこのマダラアシゾウムシは上翅が固く、

標本にする際に素手では針がさせませんでした。

ペンチで補助したことがあります。

今年は針は刺さずに、プレートに乗せるだけにしようと思いますup

2010年4月27日 (火)

ベッコウトンボ初確認

今夜のニュースで「ベッコウトンボの今年初確認」が報じられました。

ちょうど成見先生からも吉報のお電話をいただいたばかりで、

私も先日「観察会」に参加しただけあって、本当に嬉しく思いましたhappy02

まだ新鮮な金色のベッコウトンボだったそうです。

黒い個体なら、すでに成熟、発生が始まっていたということになりますが、

金色ならまだ発生したばかりということが分かりますhappy01

これから暖かくなって、どんどん出てきてくれたらいいな~note

昨年の渇水にも負けず、元気に羽化してくる自然の不思議に感心しますheart02

この画像は、昨年、私が藺牟田池で撮影したものです。

0427  ベッコウトンボ

ナガメの成長

先日孵化したナガメ(カメムシ)の赤ちゃんが、

ついに2齢幼虫になりました。脱皮を確認したのです。

 孵化したときの記事はこちら ↓

 http://rurin.synapse-blog.jp/neocountry/2010/04/post-2d19.html

私があまり手を掛けなくても、ベビーたちはいつの間にか

入れていたモモの葉の裏に寄り集まり、数日間じっとしていました。

ふと見ると、5頭の集団が増えているように思いましたが、

増えたのではなく、脱皮をし、

新2齢幼虫とその脱殻になっていたというわけですhappy01

0426

他の場所でも単体で脱皮をし、歩き出す元気な2齢幼虫もいました。

2齢幼虫は体長2ミリ弱くらいです。

0426_2  右上は脱殻

そして、またさらに2軍の卵塊が孵化しましたheart02 8粒ありました。

本当に小さな小さな1ミリにも満たないベビーたちです。

まだ3軍も孵化待ちです。3軍は10粒あります。

しかし、昆虫たちは自由ですhappy01

カメムシ御殿(飼育小屋)の中を常にあちらこちら移動しています。

そして2齢幼虫たちは、ちゃんと菜の花にたどり着き始めました。

菜の花にたどり着いた者たちは、そこで落ち着いているようです。

さすがの花のカメムシ、ナガメです。

これから吸汁しながら成長するのでしょうねup

2010年4月26日 (月)

シロオビアワフキの泡

先日の藺牟田池の帰り、内之尾の棚田に寄りました。

サナエトンボがいないかなぁ?と思ったのですが、残念down

代わりに、川の近くでシロオビアワフキ(泡)を見つけました。

シロオビアワフキとは、セミを小さくしたような、

ヨコバイを大きくしたような、体長1センチくらいの昆虫です。

幼虫は泡を作り出して、その中で植物の汁を吸って成長します。

0424

この辺りの崖にある植物、種類は問わず、なんにでも、

たくさんの泡があちこちについていました。20個以上あったかも。

0424_2

この泡の中には、黒とワインレッドの5ミリくらいの幼虫がいましたhappy01

残念ながらその写真を撮り損ねましたが、4泡、お持ち帰りですwink

10センチくらいの雑草についているものを引き抜き、雑草ごと…。

しかし、残念なことに、幼虫はずっとこの泡の中に隠れているとばかり

思い込んでいたら、いつのまにか「もぬけの殻」になっていて、

幼虫はどこかに移動していました。泡もしぼんで消えかかっています。

自宅で幼虫より大きな穴の開いている飼育ケースに入れて置いていたため、

2頭は部屋の中で乾燥死しているのを翌日発見。残念なことをしましたweep

1頭は行方不明。さて、残りの1頭は…

飼育ケースのすぐそばに置いていた、アマミナナフシのところに

運よくたどりついていましたheart04

野バラスミレの苔玉を登っていったのでしょう。

気がつくと、そのスミレの根元に立派な泡泡の巣を作っていました。

0426

本当にホストにする植物にこだわりはないようです。

泡が新鮮ということは、中で元気な証拠でしょう。シルエットが見えます。

しばらく観察の楽しみができましたheart02

2010年4月25日 (日)

ヨコヅナサシガメの脱皮

昨日のつづきになりますが、藺牟田池での観察会で出会った

カメムシの仲間、ヨコヅナサシガメ(横綱刺亀)の話です。

前方を歩いていた塚田先生と、小学生の子が桜の木の幹を見ながら

何か話をしているようでした。

私もそこへたどりつき、何を見ていたのかと思ったら、

とーーーっても見てみたかった脱皮直後の真っ赤なヨコヅナサシガメでした。

0424_8

もうテンションがあがり、すぐに撮影してしまいましたhappy02

気がつくと、周辺にはヨコヅナサシガメの集団がありました。

脱皮前のものや、脱殻、新成虫など、幹を見れば見るほどみつかりますeye

0424_9

ヨコヅナサシガメはスカートみたいな白いヒダヒダが特徴です。

ボディも真っ黒でツヤツヤしていますhappy01

よく桜の木で幼虫を見つけていましたが、桜に限らずいたる所にいるようです。

桜の木では、ムネアカアワフキも確認できました。結構たくさんいました。

0424_10  メスが多かった気がします。

藺牟田池は本当にのどかで、サイクリングしても、歩いて回っても

とても心落ち着く場所に思いますconfident

昆虫も植物も多岐にわたり、季節ごとにいろんな発見をすることができます。

今年はベッコウトンボが出てくるのが遅れているようですが、

出てきたらまた出かけてみたいと思いますheart02

2010年4月24日 (土)

藺牟田池ベッコウトンボ観察会&クリーン作戦

毎年、薩摩川内市藺牟田池で行われている

ベッコウトンボ観察会&クリーンアップ作」に参加してきました。

例年ならすでに「観察会」として、参加者はベッコウトンボを見ることが

できるのですが、今年はまだベッコウトンボの発生が確認されておらず、

本日は「探す会」のようになってしまいました。

0424 0424_2

残念ながら、今日もベッコウトンボ確認されませんでした

しかし、過去何度か4月26日、28日と、遅い発生年もあったそうなので、

今年もそんな感じで遅いだけなのでは…と、数日後を期待しつつ…。

総勢20名ほどの参加者があったようですが、みなさんゴミ袋を片手に、

藺牟田池を一周歩きながらいい運動になったのではないでしょうか?

ゆっくり歩くといろんなものが見えてきます。

ベッコウトンボは確認できませんでしたが、トンボではこんな感じ。

0424  シオカラトンボ(メス)

0424_2  オオヤマトンボ(オス)

オオヤマトンボはちょうど羽化したばかりの個体が、

必死にツツジの植木によじ登ってきたのを発見し、

みんなで観察することができたのですが、

小さい子に軍手で掴まれてしまいましたsweat01

近くではその脱殻も見つかり、それも他の子にはずされてしまいましたが、

小さい子の好奇心に歯止めはかけられませんねcoldsweats01

興味津々だったのでしょう。とてもいいことです。

他にも小さな虫たちを見つけ、春の風を感じてリフレッシュできました。

0424_3 0424_4

草むらにたくさんいたヒラタアオコガネ    アザミにもぐるコアオハナムグリ

0424_5 0424_6

目の前に飛んできたカメノコテントウ  おびただしい数のヤナギハムシの蛹

ギンイチモンジセセリは見かけませんでしたが、

チャバネセセリがいたので撮影しようとしたら、次々にハチの仲間が訪花lovely

0424_7

思わぬスリーショットになりましたscissors

続きはまた明日以降でご紹介したいと思いますwink

2010年4月23日 (金)

飼育の喜びと悲しみ

現在、うちでは9種類の昆虫を飼育しています。

しかし、今日8種類に減ってしまいました。

今朝、大事にしていたヒメカマキリがぐったり…。

夕方にはもう息絶えていましたcrying

昨夜、元気がなくて、餌不足だったのかととても心配していましたが、

生餌を差し出しても眺めているだけで、捕ろうともしませんでした。

割り箸で近くにもっていった時に反射でカマを振りましたが、

まったく食べませんでした。何か悪い餌でもあげてしまったのでしょうか…sweat02

毒虫を与えてしまったのか、ハエばかり与えたので病気になったのかsign02

脱皮も1回だけでとても気の毒でしたが、きれいに残してあげたいですweep

そしてオオキンカメムシもオスのみ2頭、昨日と今日、命尽きました。

これは寿命だったのだと思います。

0325 オオキンカメムシ 

先日、ナガメの赤ちゃんがたくさん生まれたばかりで喜んでいたのですが、

同日その母親が息絶え、命のバランスを思い知らされましたbearing

できる限りのことをしながら観察を続けていますが、

この経験が今後に活かされるとともに、

いつか何かに役立つものと信じたいですheart02

成虫になるということの難しさも痛感しますbearing

それをお世話するということも、人間のエゴかもしれませんが、

子供たちとこれからも大切に大切に、一緒に育てていきたいですup

0421  マルウンカ

0403  アマミナナフシ

0416  コガタノゲンゴロウ

2010年4月22日 (木)

ナガメの孵化

ついにナガメの卵からベビーが誕生しましたheart02

ナガメとは、春、菜の花にくる体長1センチ前後の赤と黒の模様をした

小さなカメムシですwink

ナガメ成虫→ http://rurin.synapse-blog.jp/neocountry/2010/04/post-73d0.html

0421

3月28日にペアを採集、ケースに入れている間に交尾を確認、

産卵は4月6日だったので、16日目での孵化となります。

2列に並んだ卵の横に、小さな黒い粒粒がひしめき合っていました。

しかし、発泡スチロールの壁に産卵していたので、

それごと周囲をカッターでえぐるように削ると、パラパラとベビーたちが

飛び散ってしまい、大変なことにwobblysweat01

ティッシュに掴まらせてすくい上げ、菜の花の近くに移動させました。

なんとも手間がかかりましたが、その苦労もむなしく、

またベビーたちはそこから落ちたり、降りたり、

好き勝手な場所へ移動して、散り散りになってしまいましたcoldsweats01

乾燥を防ぐために、湿らせたキッチンペーパーを敷きましたが、

数頭がその上に留まっているだけです。

私が慌てて菜の花の近くに移動させなくてもよかったのかもしれません。

0421_2 私の手のひらの上で

小さいけれど、本当によく歩き回るんですねflair

これもすべてが成虫になるとは限りませんが、

少しでも成長する姿を観察できたらいいなと思いますheart02

それから不思議なことに、偶然なのか必然なのか、母親のナガメは

それと引き換えに命尽きてしまいました。産卵後は自由に動き回り、

子育てをするカメムシではありませんでしたが、ベビーたちの

誕生を見届けてから命を全うしたような姿でしたconfident

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