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2010年3月24日 (水)

ベニシジミ 吸蜜

先日のつづきです。(2010/03/22)

昼間は本当にポカポカと暖かく、気温も20度くらいあったようです。

公園の草原には、背の低いタンポポが地面に張り付くように

あちらこちらで咲いており、その間にはスミレもたくさんありました。

その中を歩くと、左から右から…と、ベニシジミが飛び立ちます。

みんなタンポポスミレの花の蜜を吸ったり、日光浴をしているようでした。

0322

このベニシジミは私が近づいても気にすることなく、

スミレの中に入り込んで吸蜜を続けていました。

ベニシジミはこのときが今年の初見でした。

羽化して間もない新鮮な個体ばかりで、どれも美しかったです。

春型と夏型では模様が若干違うので、子供が採ったものを

2頭お持ち帰りしました。

どこにでもいて、「またか」と思うほどですが、それでも何度見ても

小さくて色彩鮮やかで可愛いチョウだと思いますheart02

2010年3月22日 (月)

走って 転んで ツマキチョウ

今日は絶好の虫日和heart02家族で昆虫採集に遠出してきましたcar

そして今年やっとこのチョウに出会うことができました。

春限定のツマキチョウです。

昆虫採集を始めて以来、ずっと憧れのチョウでしたlovely

「あれじゃないの?」と言われて、振り向くと白い小さなチョウが飛んでいくsweat01

この年齢で走って走って追いかけて、やっとの思いで網を振ったら、

見事なほどにすべって転んでしまいましたdash

まるで草原にダイビングしたみたいsign01

大人になって「走って転ぶ」のは、子供の運動会のときくらいです。

そんなにしてまで採りたかったの?と言われても構いません。

ネットインしていたツマキチョウを見て涙が出るほど嬉しかったです。

採れて嬉しいやら、転んでおかしいやら、大笑いでしたhappy01

0322_3

0322_4

きっとこれからこのツマキチョウを見るたびに、

今日のハプニングを思い出すことでしょう…。

2010年3月21日 (日)

カワラヒワ

今日はいいお天気でしたが、気温も低く、風も強かったです。

黄砂が混じっていたらしく、外出には不向きでしたので、

自宅でゆっくり過ごしました。

今回もストック画像から、カワラヒワという野鳥を紹介します。

これは少し前に慈眼寺公園の菜の花畑で撮影したもの。

0308

つがいでいたのですが、撮影時は1羽が隠れてしまいました。

大きさはスズメくらいで、波を描くように飛んで行くのが特徴です。

そして、翼には黄色い帯があり、とても華やかな感じがしますshine

飛びながら、キリリリリリッと鳴くので、すぐに分かります。

すぐに分かる…というのは、私がこの鳥を大好きだからかもheart02

小学生の時に、本当はいけないのですが、落ちていたヒナを

しばらく育てた経験があるからですsweat01

スズメにしては少し違う…と思っていたら、

成鳥になったときに図鑑で調べて分かりましたbook

半手乗りにまでなりましたが、やはり野鳥は野鳥。

すっかり成鳥になってから自然に帰しましたpaper

それ以来、野生のカワラヒワを見ると、つい愛着が湧いてしまい、

目で追ってしまうのです。

2010年3月20日 (土)

ウバタマムシ

春休み前の3連休…せっかくなのに、予定が立てられずcatfacedown

少し(だいぶ?)前の画像から、今回はウバタマムシです。

0301

今年2月27~28日に長崎旅行に行ったときに、

長崎バイオパーク内の歩道で、長男が拾いました。

拾ったときは脚も欠損が多く(折れたり無かったり)、

死んでいると思っていましたが、なんとなくめずらしいなぁ…と思って

ケースに入れて持ち帰りました。

すると、拾ったときは「擬死」状態だったようで、

ケースを触らずにいると、脚や触覚が出てきて動き出しましたsign03

0301_2 脚をバタバタさせています

ウバタマムシ成虫マツの葉が好きみたいで、

幼虫はマツの木の中にいるそうです。

(↑ マツの生木ではなく、マツ材や枯木の中のことです)

この個体を拾った場所の近くにマツの木があったかどうかは

覚えていませんが、シロサイコーナーの近くだったと思います。

成虫は、「越冬組」がいるらしく、この個体もまさに去年羽化して、

今年越冬組だったのでしょう。

脚が無いところを見ると、いくつもの試練を乗り越えてきたのかな?と

思います。

普通の緑色のタマムシと比べると木の皮のしわのように茶色で地味ですが、

そのしわには金色の粉がふいているようで、よく見るととても美しいですshine

昔はその緑色のタマムシのメスと誤解されていたことがあったそうですが、

本当にそんな感じです。でも、まったく別の種類です。

意外とレア度が高いらしく、今回見つけられたのはラッキーでしたscissors

他にも、とても似ているサツマウバタマムシという種もいるので、

もしそれにも出会えたら、比較できるのでいいな~と思いますheart02

2010年3月19日 (金)

スミレ アラカルト

昨日のつづきになりますが、

あまりの気温の低さに、思ったように虫たちに出会えず、

逆に小さな花をたくさん見つけたので、それを拾うように撮影してきました。

この時期、たくさん咲き始めた春の花スミレたちです。

なんという種類かは分かりませんでしたので、

とりあえず画像だけ。(また分かったら画像に添えようと思います)

少し時間があったので調べてみましたが、あまりにも種類が多く、

シロウトの私にはスミレの同定まではできませんでした。

かろうじて調べてみましたが、?が付いたままです。

ご存知の方、お知らせいただけるとありがたいです。m(_ _)m

0318_5  未同定

0318_6  フモトスミレ?

0318_7  タチツボスミレの仲間?

0318_8  一番ポピュラーなスミレ

0318_9  タチツボスミレ

まだ探せば見つけられたかもしれませんが、今回この5種類。

どれも可憐で、個性的confident

1つ白いスミレもありましたが、独特の薄紫色が魅力的です。

スミレは母が好きなのですが、私も好きです。

今回は一度にこんなにたくさんの種類を見られたので嬉しくなりましたheart02

2010年3月18日 (木)

ムカシトンボ脱殻 発見

今日は長男の小学校の卒業式でした。

卒業生の方々、おめでとうございますheart02

1~3年生は休校のため、長男と伊佐市へ行ってきました。

奥十曾という自然豊かな場所ですが、この時期ここへ…というのは、

ムカシトンボ探しと、南日本新聞にも掲載されていた「今が見頃」の

エドヒガン桜cherryblossomを見るためでした。

0318 推定樹齢500年sign02

ムカシトンボ探しのポイントへ着く頃、天気予報がはずれて厚い雲が

張り詰め、今にも雨がポツリ…ときそうな、肌寒い天気となりましたsweat02

こんなときは、虫は出てきてくれませんbearing

しばらく河原を散策していたところ、渓流からとても離れた所にある石に

脱殻がついているのを見つけました。

0318

場所が場所ですので、なんとなくピンときましたflair

でも、まさか本当にムカシトンボの脱殻かは、自宅に帰って調べるまでは

半信半疑。初めて見るものですし…。でも、ビンゴでしたgood

0318_2 0318_3

0318_4 欠損なしの脱殻shine

図鑑によると、ヤゴは「羽化前の1か月ほどは陸上で生活する」とあります。

発見場所は、「え?こんなところで?」と思うほど、

川から離れていましたし(7~8m?)、羽化場所であった石の側面も、

地面から10センチ程度の高さしかありませんでした。納得ですflair

ムカシトンボは「生きた化石」と呼ばれる数少ないめずらしいトンボ。

静止するときは、翅を広げず、閉じたまま垂れ下がるように止まるようです。

そんなトンボに出会いたくて、出かけましたが、結局成虫には出会えずdown

しかし、脱殻の発見は、すでに成虫が確実に羽化しているということを

教えてくれました。

そして、その脱殻を見つけなければ、成虫の確認だけで終わり、

ヤゴの生態について触れることもなかったかもしれません。

偶然は必然…偶然の発見があってこそ、今回勉強になったと思いました。

2010年3月17日 (水)

カエル還る

自宅でオタマジャクシから見事な変貌をとげた、

あのカエルくんを、もとの池に連れて行くことにしました。

0310 0310_2

上の画像は、水槽の中で、尾が短くなっているところと、

その後、石の上でじっとしているところです。

これ以上、うちで飼い続けると、餌がないのでかわいそうです。

やっぱり連れてきた池が一番でしょう。

0317  さようなら~paper

0317_2

自然の水はどんな感じでしょう?

ビックリした感じで、ずーーっとそこにとどまっていました。

池の中では、後輩たちがまだおたまじゃくしの姿で泳いでいます。

0317_3  ちょっとなつかしいconfident

とっても落ち着く風景でした。鳥の鳴き声も何種類か聞こえ、

0317_4

しばらく私もずーーっとそこにいたいくらいでしたが、

あまり時間もなく立ち去りましたdown

あのカエルくんがどうなったかは分かりませんが、

本来の自然の中で生き抜いていくことでしょうheart02

2010年3月16日 (火)

桜島の大降灰

幼稚園バスが帰ってくる…あわてて玄関から出ると、

びっくりするような桜島を見てしまったsign03

0316

何?あの降灰sweat01 あの量はスゴイ!スゴイというか、もうヒドイ…sweat02

0316_2

あの下にいる人たちを思うと、不びんでなりませんbearing

今日はとても風が強く、黄砂が混じっていたそうで、

窓も開けられず、私は虫の整理や展翅をしていました。

桜島の爆発音には気付きませんでしたが、

風が強くなければ、きっと上空高く噴煙が上っていったことでしょう。

私の実家のある垂水市は、農作物の被害がかなり出ているとか…。

先日帰省したときは、運よく降灰に見舞われることはありませんでしたが、

コツバメに出会えなかったのは、その影響もあったりして?

…なんて、単に時期が早かったか、運よく出会えなかっただけ??

でも、一面の銀世界ではなく、灰世界になっていた植物の葉を見ると、

虫たちの大切な幼虫時期に降り続いてきた灰は、

それを食草とする虫たちに少しは影響があったかもしれません。

2010年3月15日 (月)

落ちていたサツマシジミ

何日か前、自宅マンション1階の溝のところに、

サツマシジミが落ちていました。

0306 0306_2

雨風で飛ばされて、そのまま死んでしまったのかもしれませんが、

この辺りでサツマシジミを見たのが初めてだったので、大変驚きましたcoldsweats02

チョウはあちこちに飛んでいくので、不思議なことではないのですが、

いつも見ていたのが自然いっぱいの場所や公園ばかりです。

この辺りは準工業地帯で、埋立地でもありますが、

こういう通りすがり?の昆虫に出会うと、とてもラッキーに思いますheart02

そういえば、昨年の夏、ゴマダラチョウが駐車場で採集できました。

本当に驚きでしたsweat01

これからまた春風に乗って、我が家のベランダに来てくれる虫たちを

記録し続けていけたら…と思います。

アカサシガメ

垂水での採集のつづきです。

長男が「何か飛んでいった!」と言い、網をもって追っていきました。

遠くで「赤いカメムシー!」と叫びます。

草むらに降り立ち、長男が網ですくうようにして採集してきたのは、

このアカサシガメでした。

0314

初めて見たので驚きましたが、とってもきれいな赤ですlovely

最初は「サシガメ」の仲間であることくらいしか分かりませんでしたが、

帰宅後、手持ちの図鑑にも載っていなかったので、インターネットで

調べてみると、ようやくこの種にたどりつきました。

体長も16ミリくらいですので、絵合わせ的にもおそらくアカサシガメかと

思います。4月~6月、草木、草むらで見つかるそうなので、

時期は少し早い気もしますが、今年は虫の出が早いようなので、

そうかと思います。

元気がよく、とても機敏に歩き回り、すぐに飛び立とうとするので、

帰宅後の撮影にも手こずりましたsweat01

赤いサシガメ…というと、ヨコヅナサシガメの脱皮直後の赤色が

印象的ですが、このアカサシガメの落ち着いたビロード感のある

赤色も素敵だと思いますconfident

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