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2010年3月31日 (水)

ムネアカアワフキ、カクムネベニボタル

先日、長男を垂水市の「大野自然学校」に連れて行った後、

そのまま帰る気はなく、ひとりで猿ヶ城へ足をのばしました。

0328_6 猿ヶ城渓谷上流

2週間ほど前にも行ったのですが、そのときのコツバメ探しの

再チャレンジのつもりでした。しかし、結果は残念…sweat02

お天気はとても良かったのですが、全体的に虫がほとんど

いないように思えました。モンシロチョウが田んぼ周辺でも

チラホラしか…。シジミチョウもやっとです。

そんな中、猿ヶ城キャンプ場の駐車場付近の桜の木で、

やっとムネアカアワフキを見つけましたlovely

0328 0328_3

どの木にもいるわけではなく、見つけた木とその隣の木で

3頭見つけただけでした。しかもすべてオス。とても小さく4ミリくらいです。

小楯板の赤色はごくわずかです。メスは胸全体が赤いようですが、

メスには出会えませんでした。巣もいくつか見つけましたが、

また長男と見に行く予定ですhappy01

さらに、カクムネベニボタルも草の葉上で見つけました。

0328_4

接写しようとしたら飛び立とうとしたので、シャッターを押して、

そのまま彼にレンズをぶつけ、飛び立つのを阻止して採集sweat01

なんとも強引でしたが、思わぬ良いカットが撮れましたcoldsweats01

立派な触覚をもつキレイな虫です。とりあえず、初採集shine

ここでは、どうも赤と黒の虫ばかり採集しているような気がしますsign02

おまけに(採集はしませんでしたが)桜の花にジャコウアゲハ(オス)が

2頭寄ってきていました。

4月29日には、「猿ヶ城 森の駅たるみず」がオープンする予定です。

0328_5

実家が垂水のため、猿ヶ城は大好きな場所ですが、

これからはもっと多くの観光客が訪れることと思います。

嬉しいような、あまり知られたくないような…複雑な気分ですcoldsweats01

宿泊できるコテージも8棟完成しているそうですが、

複雑ながらも、いつか利用してみたいですねheart02

2010年3月30日 (火)

実家に来るメジロ

実家の庭に来る期間限定のメジロです。

昨日、長男を連れて行ったときに、リビング越しに撮影しましたcamera

父がいつもミカンを与えているらしく、常にチョロチョロしています。

だいぶ人慣れしたのか、ガラス越しにカメラを向けた程度では逃げもせず、

おいしそうにミカンをついばんでおりました。

0328_3

ペアなのかな?と思っていましたが、右側の方が優劣で言うと強いらしく、

左側の方が遠慮がちにしていて、一度右側から突っつかれましたthunder

それでも交互に、必死にミカンをスカスカになるまで食べていくのでした。

マルウンカの幼虫

先日、伊佐市奥十曾に行ったときに、白いガードレールの上を

トコトコ歩く小さな茶色い虫を見つけましたeye

最初はマルカメムシかな?と思いましたが、横から見たときに

「違う~lovely」と、喜んでしまいました。

歩き方もマルカメにそっくりで、がに股でワシワシ、トコトコ歩いていきます。

でも、翅がないので、何かの幼虫だろうと思いました。

そのときにすぐに撮影すればよかったのに、思わず手が出てしまい、

違うと分かっていながら、カメムシ扱いしてしまい、パチン!と飛び跳ねて

逃げられてしまいましたcrying

もう、悔やんで悔やんで仕方ありませんでしたdown

が、偶然にも、昼食をそのガードレール脇でとることになり、

その虫が気になりつつも、成見先生や他のご家族の方たちと一緒に

レジャーシートの上で団欒しながらお弁当を食べました。

もうあきらめていたところ、なんと今日その虫に再会sign03

出かけようとしたら、うちの車内にいたのです。なんという奇跡shine

運転席側の窓ガラスをトコトコ歩いて登っていくところでした。

幸い内側でしたので、今度はすぐにケースをあてて採集good

調べたら、マルウンカの幼虫のようでした。とってもユニークな姿ですhappy02

0328

0328_2 0329

ウンカ系は、まるで自ら弾けるように飛び立つので、

うかつに手を出しては失敗しますsweat01

今回よぉーく身にしみましたが、どういう偶然だったのでしょうsign02

きっと、レジャーシートの裏にでもくっついていたのでしょうねhappy01

また再会できるとは、本当にラッキーnote 願いが通じたようでした。

2010年3月29日 (月)

長男 大野自然学校 参加

垂水市にある、大野ESD自然学校の企画である

「第11回 おおの探検隊」に長男のみ参加させました。

0328_7 集合場所の垂水市市民会館

0328_8

1泊2日の宿泊学習で、従姉妹と一緒です。

本日午後より、大野地区婦人会の方々に「春のお菓子作り」を

教えていただきながら一緒に作り、夕食も自分たちで用意します。

就寝は20時sign02には驚きでしたが、翌朝は6時起床clock

朝食後にもまた自分たちでお弁当を作って、

10時からは高峠公園へハイキングに行くのだそうですnote

参加対象は小学生のみ。参加費も1人¥2500ですgood

定員20名の予定をかなりオーバーしているようでした。

ただ、鹿児島市の育児フリーペーパーに広告があったにも関わらず、

長男と姪っ子姉妹以外は、すべて地元小学生。3人以外はみんな顔見知り。

でも、そんな中でもより多くの友達を作って、貴重な体験をしてきて欲しいと

願います。結果はどうであれ、何か得るものがあることでしょう。

お天気もとても良いのですが、やはり大隅半島は風向き次第で

すぐに降灰に見舞われますwobbly

明日の午後には解散となりますが、帰ったらいろんな話が聞けるのを

楽しみにしているところですsmile

2010年3月28日 (日)

成見塾(2010第1回) 奥十曾トンボ探し

今年もトンボ大好き成見先生と、トンボ探しに出かけることになりました。

昨年に引き続き、題して「成見塾」(先生はそんなつもりはないそうですが)

今日はムカシトンボを探しに、先生&4家族で伊佐市(大口)の奥十曾へup

ムカシトンボはきれいな渓流にいます。

今回はそのポイントを3箇所回りました。

0328_2  最初の「今村ポイント」

0328_3  成見先生と長男

先生は渓流にも足首までジャブジャブ浸かって入り進み、

日の当たる絶好の岩場でトンボを探します。驚きましたsweat01

0328_4  奥十曾川ポイント

少し肌寒かったのですが、やはりこんな風景には癒されますheart02

0328_5  成見先生

松元ポイント(と命名?by成見先生)で、長男が脱殻発見flair

0328

成見先生いわく、こんな枝先での羽化を見るのは初めてだそうで、

かなりめずらしいとおっしゃっていました。

普通は岩場や倒木での羽化が多いそうです。

また、ムカシトンボは羽化して2週間は山にこもり、

やや成熟したら川に戻ってきて、なわばりを張るそうなので、

今回も脱殻の確認=成虫の発生が分かったので、

また4月中に成虫(トンボ)を採るチャンスがあるとのことでした。

0328_6  先生の講話

(渓流と池との違い。そこに住むトンボ=ヤゴのお話)

成見先生はただ探すのではなく、上も下も、右も左も良く見て、

よく観察すること、そして、それだけでなくいろんな付加価値をつけて

学習するようにいつも教えて下さいます。

今回はムカシトンボには会えませんでしたが、

おまけとして帰りにいくつかの素敵な場所を案内して下さいました。

0328_2  春のシロチョウポイント(菜の花畑)

0328_4  忠元公園(桜が満開で見ごろ)

0328_3 幸田小学校

0328_5  幸田の棚田

詳しくはまた紹介できれば…と思いますが、

1日でこんなにsign02と思うほど、いろんなポイントを回りました。

成見先生ありがとうございました。

一緒に参加されたご家族の方々、とても楽しかったですねup

今後もたくさんのことを学んでいきたいですね。お疲れ様でしたhappy01

2010年3月27日 (土)

種まき(ベランダ菜園)

時期的には少し遅いくらいなのですが、

今日はベランダで3種類の野菜の種まきをしました。

0327

来月、少年自然の家の企画の「どろんこ菜園」がスタートします。

申込OKだったので、何を植えようか考えていました。

体験では子供たちが大根ニンジンを引き抜くのを楽しんでいたので、

とりあえず、今回その大根ニンジン、そして枝豆を植えることにsmile

畑自体は25平方メートルなので、まだまだたっぷり余裕はありますが、

来月種まきでは遅すぎるため、早めに自宅で苗を作っておくことにwink

どろんこ農園がスタートしたら、他にもいろんな野菜や花を植えたいと

思っています。(半分は虫の食草だったりしてbleah

マンション暮らしだと、そんなことは縁遠いと思っていましたが、

とてもいい企画に乗じることができましたscissors

0327_2

しばらくは、蒔いた種の発芽が楽しみですhappy01

ここは風が強いので、お天気や風をみて、苗床の場所も変えたりして

大事に育てたいと思いますheart02

2010年3月26日 (金)

おすすめのリンクと読本

今日やっと、ブログのサイドバーに「おすすめリンク」を設定することが

できました。(今までリンクのやり方が分からず、なかなか…でしたsweat02

おススメしているのは、鹿昆同好会のHPと、その同好会誌、

そしていつも愛用している図鑑の宣伝(?)ですsmile

昆虫に興味がある方は、ぜひのぞいてみてくださいheart02 m(_ _)m

今日から子供たちが本格的に春休みに突入しましたwobbly

しばらく自分の時間はないでしょうが、子供たちと過ごせる時間を

大事にしないと…と思ってはいます。(いつも怒ってばかりになりますが)

そんな中、さっそく午後から市立図書館へ出かけました。

最近は街中でもツツジが見ごろになってきています。

図書館へ行く途中でも、色鮮やかなツツジを多く見かけました。

0326

もうすぐこのツツジにもナミアゲハキアゲハなどがやってくるのかもhappy02

今日返却した本の中で、おもしろい本がありましたので、

これまたおすすめしますup

おそらく一部の方しか興味はないかもしれませんが…カメムシの本です。

0326_2

児童書コーナーにあるのですが、私はいつも子供と一緒にこっそり自分用の

虫の本も借りていますbleah

この本は、カメムシに興味がある人間にはおもしろくてたまらない本でした。

もちろんカメムシだけでなく昆虫全体の話も多いので、どれも勉強になります。

著者の谷本さんのお話もユニークで、疑問に思ったらすぐに実験してみたり、

探求していく姿は、身近な先生方を思い出しますwink

知っている話もありましたが、大半はとても勉強になりました。

表紙絵の右下に描かれているケチャップの容器を並べたようなものは、

先日初めて出会ったアカサシガメの卵なのだそうですflair

 ( ↑ http://rurin.synapse-blog.jp/neocountry/2010/03/post-40d3.html

ちょっと目から鱗だったのは、「タガメ」が「んぼのカメムシ」であるように、

ナガメ」が「の花にくるカメムシ」だったことです。そういえばそうですねflair

いろんな種類のいろんな習性を知り、ますますカメムシワールドに

興味が湧きましたup 今日はその本を返却し、

今度は同じシリーズのbook「蛾ってゆかいな昆虫だ!」を借りました。

著者は同じく谷本さんです。今度は「蛾」の話にもハマリそうですhappy02

2010年3月25日 (木)

アマミナナフシ 飼育編3

次々とアマミナナフシの赤ちゃんが生まれています。

ついに今日で14匹目の孵化を確認しました。

0325

しかし、残念なことに、生存者は9匹だけです。

湿度のある晴れの日の午前中に孵化することが多いです。(例外もあり)

そして元気に生き残れるのは、やはり孵化も順調に自力で成功する者。

脚が取れたり、うまく葉や茎につかまっていられないものは脱落します。

これも自然の摂理なのでしょう。

成功者のほとんどは孵化して数日間はじっとしたまま、葉や茎の裏にとまり、

体をぶらさげるように、そして両前脚はピンと伸ばしたまま静止しています。

3日ほど経つと、バラの葉をかじるようになり、次第に体内が色付いてきて、

はじめは褐色だったものがだんだん緑色をおびてくるので不思議です。

3月上旬に孵化した1号は、もう体長3センチほどになりました。

0325_2

両前脚を伸ばしていると、5センチほどになるので、

とても大きくなったように思いますhappy01

生まれてすぐのおチビちゃんたちは、体長2センチほど。

0325_3

あんな小さな卵(4.5ミリくらい)から、よく出てくるものだと感心します。

そして、かぼそい脚で歩いていくので、目が離せませんsweat01

両前脚をまるで触覚のように動かしながら、辺りを探り、進みます。

9匹の中で、昨日生まれた12号は、とても落ち着きがありませんcoldsweats01

まだ他の仲間たちはじっとしているのに、あちこち動き回って大冒険up

きっとこんなタイプのナナフシが、生息範囲を広げてくれるのだと思います。

もう少し大きくなったら、母親を採集した開聞岳の近くに返しに行こうと

思っています。 でも、あともう少し観察させてねheart02

小さなコガネムシの仲間

自宅マンションの玄関前に、こんな寒い日に小さなコガネムシの仲間が

飛ばされてきていました。

0325

最初は、ビロウドコガネかな?と思いましたが、上翅にスジが多く、

なんという種類かはよく分かりません。

そして、なんとなく黒目が大きい気がします。

体長は9ミリくらいです。

小さいコガネムシは調べるのが大変ですが、今年初のコガネムシでしたhappy01

2010年3月24日 (水)

クワハムシ

先日、カブトムシやクワガタの好きそうな林の中で、

キレイなルリ色のハムシを見つけました。

膝丈くらいの植物の葉についていたのですが、

ヒゲ(触覚)も長く、カミキリムシかと思うほどでした。

0318

でも、ハムシでした。ハムシは同定が難しいので、

自信はありませんが、ネットで見る限りクワハムシのようです。

参考文でも、「クワ以外の葉上でも良く見かけるヒゲナガハムシの仲間」と

あります。他にも「ルリ色の上翅、4月頃、体長5~7ミリ」というのも

合っています。しかも「同時期発生するヒナルリハナカミキリに似ている」との

記述もあり、私が「カミキリ?」と思ったほど…というのも

合っている気がします。

とても好きな色なので、本気で「ルリシリーズ」を集めてみたくなりましたsmile

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