アマミナナフシ 飼育編3
次々とアマミナナフシの赤ちゃんが生まれています。
ついに今日で14匹目の孵化を確認しました。
しかし、残念なことに、生存者は9匹だけです。
湿度のある晴れの日の午前中に孵化することが多いです。(例外もあり)
そして元気に生き残れるのは、やはり孵化も順調に自力で成功する者。
脚が取れたり、うまく葉や茎につかまっていられないものは脱落します。
これも自然の摂理なのでしょう。
成功者のほとんどは孵化して数日間はじっとしたまま、葉や茎の裏にとまり、
体をぶらさげるように、そして両前脚はピンと伸ばしたまま静止しています。
3日ほど経つと、バラの葉をかじるようになり、次第に体内が色付いてきて、
はじめは褐色だったものがだんだん緑色をおびてくるので不思議です。
3月上旬に孵化した1号は、もう体長3センチほどになりました。
両前脚を伸ばしていると、5センチほどになるので、
とても大きくなったように思います
生まれてすぐのおチビちゃんたちは、体長2センチほど。
あんな小さな卵(4.5ミリくらい)から、よく出てくるものだと感心します。
そして、かぼそい脚で歩いていくので、目が離せません
両前脚をまるで触覚のように動かしながら、辺りを探り、進みます。
9匹の中で、昨日生まれた12号は、とても落ち着きがありません
まだ他の仲間たちはじっとしているのに、あちこち動き回って大冒険
きっとこんなタイプのナナフシが、生息範囲を広げてくれるのだと思います。
もう少し大きくなったら、母親を採集した開聞岳の近くに返しに行こうと
思っています。 でも、あともう少し観察させてね
アマミナナフシ君たちは、かわいいですね~
小さく細い体で、うちのナナフシ君は、体調5cmほどにまでなりました。
本当にかわいくて、毎日何回飼育ケースをのぞくかわかりません。大事に育てたいです!
ミズカマキリ君も元気です!
投稿: 虫っ子 | 2010年3月26日 (金) 08:17
虫っ子さま 本当に私も暇さえあれば、立ち寄って見ています。
数を確認したり、状態を見たり。
12号がすぐに脱走するので、いつもハラハラします
それからミニバラが風通しの悪い場所だと、すぐに痛むので、
基本、室内飼育のため、3鉢を交互に使って、
外気にさらしています。
ミズカマキリくんも元気なんですね可愛がってください
投稿: rurin | 2010年3月26日 (金) 10:43