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2010年3月18日 (木)

ムカシトンボ脱殻 発見

今日は長男の小学校の卒業式でした。

卒業生の方々、おめでとうございますheart02

1~3年生は休校のため、長男と伊佐市へ行ってきました。

奥十曾という自然豊かな場所ですが、この時期ここへ…というのは、

ムカシトンボ探しと、南日本新聞にも掲載されていた「今が見頃」の

エドヒガン桜cherryblossomを見るためでした。

0318 推定樹齢500年sign02

ムカシトンボ探しのポイントへ着く頃、天気予報がはずれて厚い雲が

張り詰め、今にも雨がポツリ…ときそうな、肌寒い天気となりましたsweat02

こんなときは、虫は出てきてくれませんbearing

しばらく河原を散策していたところ、渓流からとても離れた所にある石に

脱殻がついているのを見つけました。

0318

場所が場所ですので、なんとなくピンときましたflair

でも、まさか本当にムカシトンボの脱殻かは、自宅に帰って調べるまでは

半信半疑。初めて見るものですし…。でも、ビンゴでしたgood

0318_2 0318_3

0318_4 欠損なしの脱殻shine

図鑑によると、ヤゴは「羽化前の1か月ほどは陸上で生活する」とあります。

発見場所は、「え?こんなところで?」と思うほど、

川から離れていましたし(7~8m?)、羽化場所であった石の側面も、

地面から10センチ程度の高さしかありませんでした。納得ですflair

ムカシトンボは「生きた化石」と呼ばれる数少ないめずらしいトンボ。

静止するときは、翅を広げず、閉じたまま垂れ下がるように止まるようです。

そんなトンボに出会いたくて、出かけましたが、結局成虫には出会えずdown

しかし、脱殻の発見は、すでに成虫が確実に羽化しているということを

教えてくれました。

そして、その脱殻を見つけなければ、成虫の確認だけで終わり、

ヤゴの生態について触れることもなかったかもしれません。

偶然は必然…偶然の発見があってこそ、今回勉強になったと思いました。

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ムカシトンボ脱殻 発見を参照しているブログ:

コメント

よかったですね!rurinさんの目は、すばらしい!!
ムカシトンボのヤゴは羽化する前1か月も陸上で生活するなんて、、、勉強になりました。
ギンヤンマなどと比較すると、脱殻も小さいのでしょうね。
虫はいなくても自然の中ですごし、脱殻を発見したり、やはり虫探しは、楽しいですね!
今日は金曜日、3連休がとても楽しみです!

よく見つけましたね。
一度見つけられると、次々と見つかるものですが、初めの1つが難しいので、とてもラッキーだったのかもしれません。そのラッキーを掴むのも日頃から昆虫を見る目を養っているからでしょう。
そろそろ私も動き出す準備をしなければです。
いつも触発される画像をありがとうございます。

虫っ子さま ムカシトンボの脱殻は3センチくらいでした。
こげ茶色で、透明感はありません。
ギンヤンマのヤゴの飼育も、いつも観察していたのが
案外ためになっていますねup
この3連休、お出かけして、虫探しを楽しみましょうheart02

Loboさま 本当におどろきましたsign01
見つけることができたのは、たまたまでしたが、
あんな小さな脱殻にとっても感動しましたconfident
でも、「触発」だなんて~sweat01
Loboさまが早くフィールドに飛び出したくて
ウズウズしている気持ちが伝わりますhappy02
私たち親子は逆にLoboさまからいつも刺激を受けています。
新しい感動をいつもありがとうございますheart02

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