アクセスカウンター

  • TOTAL

« 2010年3月 | メイン | 2010年5月 »

2010年4月12日 (月)

アマミナナフシ 脱皮

ついに飼育中のアマミナナフシの脱皮を見ましたeye

現在バラの枝に、8頭のアマミナナフシがいます。

毎日、朝晩+α、数と位置を確認するのが楽しい毎日notes

バラの葉は病気になりやすく、室内に置くのは不向きですが、

かろうじて8頭のホストになっております。

いつの間にか次々に大きくなるナナフシたち。

脱皮をするらしいが、見たことない…と、ずーっと思っていたら、

今日やっと目にすることができました。

脚が多いのがいる?と思ったら、脱皮中で、ぶら下がっていましたflair

0412

0412_2  脱皮完了です。

そして、ナナフシは自分の脱皮殻を食べてしまうのだそうです。

以前、図書館で借りた「ナナフシ観察辞典」で読んだのですが、

本当にそうでしたup

0412_3

脱皮が終わり、しばらく体が硬くなるまで待ってからでしょうか、

ムシャムシャと自分の脱殻を食べていましたdelicious

道理で脱殻を発見できなかったわけです。

脱皮すると、ひとまわり大きくなります。

1号はもう体長5センチほどで、今回のは14号だと思います。

結局、20個の卵が孵化しましたが、生き残ったのは9頭だけ。

孵化時に何らかのトラブルがあった個体は死んでしまいます。

8頭はバラにとまらせていますが、1頭、ものすごく放浪癖のあるヤツがいて、

そいつ(12号)はケースに入れてあります。

しかし、ケースに入れたバラの葉はあまり食べないので、おチビちゃんです。

やはり食べないと脱皮するほどに成長できませんねsweat02

食べないわりには、ものすごいバイタリティーがあり、

放すとすぐに冒険にでかけてしまうので、目が離せませんsweat01

同じ親から産まれても、どうしてこんなに個性が出るのか、おもしろいですhappy01

人間も同じですけどねcoldsweats01

2010年4月11日 (日)

ヒメサナエ(?)

昨日の奥十曾では、ムカシトンボの他に、

羽化したてのヒメサナエと思われるトンボ見つけました。

日の当たるモミジの葉の上にとまっていました。

0411

羽がとてもキラキラしてきれいですshine

ムカシトンボだと思ったのですが、これは羽を広げています。

ムカシトンボは羽を閉じて垂らすようにしてとまるそうなので、

違いましたsweat01

黄色と黒の模様で調べたら、

ヒメサナエか、ヒメクロサナエのメスのようです。

背中の翅の付け根部分にある、ハの字状黄斑+小斑があると

ヒメサナエなのですが、微妙に画像では分かりませんcoldsweats01

まだまだ勉強不足down知っていれば見分けられる部分を撮影できたのにsweat02

0411_2

午前中に羽化したばかりだったのでしょうheart02

まだ色が淡く、飛び方もヨロヨロです。

少し「手乗り」になってもらいました。

0411_3 0411_4

撮影後、手から離れてヨロヨロと舞い飛び、

近くのスギの木の高いところにとまったようでした。

本当に翅がキレイで、キラキラで美しかったですheart02

しっかり成熟して、またあの渓流沿いを元気に飛び回ってほしいと願いますhappy01

2010年4月10日 (土)

ついに!ムカシトンボをゲット

最近はめまぐるしくお天気が変わり、前日の天気予報ははずれ、

あまり当てにしていなかった週間天気予報が当たりました。

前日からの雨に加えて、今日は絶好のいい天気sun

湿度もあり、風もなく、蒸し暑いほどでした。

こんな天気を願いながら、採集友達と大口の奥十曾へ、

ムカシトンボに再チャレンジしに行ってきました。

先月、成見先生と行ったポイントに着いて、子供たちはすぐに

渓流沿いへ降りてしまいましたが、大人はとりあえずコーヒータイム。

木々の晴れ間にトンボらしきものが飛んでいるのを見ながら、

「なんかいるね~、サナエかな?ムカシトンボだったらいいねheart02」と

談話し、網を片手にコーヒーを飲んでいました。

近くに飛んで来たので、コーヒーを持ったまま試しに一振りしたらネットインgood

それがムカシトンボでしたlovely

0410

なんともふざけた採集…一発で、本日の本命をゲットしてしまいましたcoldsweats01

0410_2

この毛むくじゃらの顔が、図鑑で確認するまでの間ドキドキさせましたheart04

一気にみんなのテンションが上がり、なんと子供たちも1頭ずつゲット。

今日はムカシトンボ祭りでしょうか。本当に天気、日と時間帯が良く、

その晴れ間の空間を何頭ものムカシトンボが飛び交っていました。

…というのは言いすぎでしょうかcoldsweats01 とにかく空振りしても、

待っていればすぐに別のトンボが後から後からやってくるといった状態でした。

でも、ちょっとでも日が陰るとあまり飛ばなくなりました。

着いてしばらくだけが、ナイスタイミングscissors

ムカシトンボは今の時期だけなので、とても大満足で帰りました。

帰り際も、山道で大網を持った方々を数人見かけました。

きっとみなさんそういった春の昆虫を探しにきていたのでしょう。

ムカシトンボは7~8年きれいな渓流で幼虫(ヤゴ)時代をすごし、

やっと成虫になる貴重なトンボです。

初めて出会う昆虫には、いつも感動させられますconfident

もちろん、初めてでなくても、命あるものは美しいし、かわいいです。

だから採集に行くのはやめられませんねhappy02

2010年4月 9日 (金)

学校内でオオワラジカイガラムシ

今日は午前中チビたちの入園式、午後からは長男のPTAでしたsweat01

早めに小学校に着いたら、下校直前の長男に会いました。

そして、手渡されたのが、またまたオオワラジカイガラムシ(?)sign02

小さなビニールは先生に頂いたそうですが、PTAが始まる前に

パッと手渡され、手元には奇妙な虫が残りました…sweat02

0409  0409_2

今回見たのはとても大きいものです。体長12ミリくらいあります。

オオワラジカイガラムシだとすると、成虫のメスは8~15ミリらしいので、

そうかもしれません。

校門すぐの木にいたらしいのですが、植物名は分からなかったそうです。

採集場所は分かっているので、今度その植物を先生に聞いてみるとのことflair

しかし、あまりカワイイとは言えない不思議な虫ですcoldsweats01

カイガラムシの仲間は、成長するにつれ脚が退化し、ホストの植物と

一体化するかのごとく、そこで一生を終わるそうですが、

オオワラジは脚が退化せずに成虫になっても歩き回ることが可能。

まさに、この小さなビニールの中を、ヨチヨチ歩いて移動しています。

オスは黒い羽があるんだとか…。しかも生存期間が10日間ほどで、

その間に交尾するそうです。5月頃から発生するらしいので、

長男が気をつけて探してみるかもしれません。

こんな生物を「昆虫」と分かっても、なかなか触る生徒もいないでしょう。

学校にこんな大物がいるのも驚きでしたが、手渡されて驚き、

さらに、その生態を知って驚きでしたsign03

2010年4月 8日 (木)

花まつり

下の子2人が通っている幼稚園は、仏教系です。

本日はその関連の幼稚園が合同で行う「花まつり」がありました。

本堂でおしゃかさまのご誕生についてのお話があり、

その後は天文館アーケード街をパレードするというものでした。

0408 0408_2

白い象を先頭に、各幼稚園ごとに練り歩きます。

0408_3 0408_4

みんな冠をかぶって、旗を持ち、大勢の保護者や街の人たちが見守る中、

しっかりパレードすることができましたnotes

お天気が良くて本当によかったですsun

最近の天気はめまぐるしく変わるので、週間天気予報は当てになりませんsweat02

明日は入園式とPTAもあります。

今週は行事が多いので、週末に疲れを残さないようにしたいところですsweat01

2010年4月 7日 (水)

ついに!ナガメの卵

ついにカメムシ御殿内で、ナガメ産卵していましたhappy02

何度も交尾していたので、産卵してほしい!と願っていましたheart02

卵を見つけたのは昨日の夜でしたが、そのときは卵だとは分からず…sweat02

0307

残念なことに、発泡スチロールの内壁に産卵してありましたdown

このところ、メスは落ち着きがなく、いつも御殿内のどこにいるのか、

定位置がなく、ウロウロしてばかりでしたdash

きっと産卵場所を探していたにも関わらず、菜の花にたどりつけないまま

産気づいてしまったのかもしれません。

0407

小さな卵が約1センチにわたって、2列にならんでいます。

何日くらいで孵化するのか楽しみですが、メッシュの大きさが心配sweat02

うまく菜の花に移れるようにしてあげようと思います。

なんとも撮影しづらい場所で産卵しているので、観察も難しいですcoldsweats01

メスはまだ産卵するのか分かりませんが、

以前と変わらずいつも違う所におります。

0407_2  オスはそんなに移動しませんけど?

2010年4月 6日 (火)

ナナホシテントウ 羽化

うちのカメムシ御殿の中に、ひとつだけ混じり物がありました。

ナナホシテントウの蛹です。

先日垂水に行ったときに、本城川の河原で見つけてきました。

0403

垂水市はものすごい降灰の被害にあっていて、

この葉も蛹も灰まみれでした…wobbly

葉っぱごと持ち帰って、あのカメムシ御殿に入れていたのですが、

昨夜、気がついたら羽化していて、

色の薄いナナホシテントウがネットにとまっていました。

0403_2

羽化するところが見たかったな…bearing

そういえば、冬の間からずっと見続けてきたナナホシですが、

実は未採集coldsweats01 あまりにも身近すぎてスルーしていましたsweat02

まだ完全にあの真っ赤な翅にはなっていませんが、

鮮やかに発色するのが楽しみですnote

2010年4月 5日 (月)

カバ見学 平川動物園

春休み最終日、同じマンション内で今春新1年生になるお友達と

平川動物公園に行ってきましたnote

同じ小学校入学ということで、今春4年生の長男は先輩風を吹かせます。

入ってすぐにリニューアル目玉のカバ舎がお出迎えしてくれました。

0405

サファリゾーンのキリンたちも間近で見ることができますが、

エレベーターで地下に降りると、カバをさらに間近で見学できます。

0405_3

0405_2 長崎バイオパークからきた龍馬くん

これからの成長を見守っていってあげたいですねheart02

もう何度も来たことがある動物園、

もう何度も見ているコアラですが、ガラス越しに見るこのコアラ…

0405_4  大仏のようですthink

微動だにせず、なにを考えているのか、寝ているのかすら分かりませんが、

おもしろいので撮影してしまいましたcoldsweats01

お昼(お弁当)を食べながら、ママ同士は入学してからの学校の話で

盛り上がりました。分かる範囲でしか答えられませんでしたが、

私も当時はそうだったんだと思います。初心を思い出すいい機会でしたconfident

最後にこれまたリニューアルしていたアシカプール(画像はありませんが)、

その壁面でホシハラビロヘリカメムシを見つけました。

0405_5

クズの葉によくいるカメムシですが、日光浴をしていたようです。

思わずテンションが上がりましたup

明日からは始業式、長男も4年生になります。

同じマンションのお友達のいいお手本になってほしいところです。

昆虫採集も教えちゃおうかなbleah

2010年4月 4日 (日)

ミカドオオアリの巣

昨夜の鹿昆同好会で、気になっていたアリ(標本作成済み)を

持参し、見ていただこうと思っていました。

ちょうど「アリの生態と分類-南九州のアリの自然史」という

アリの図鑑が今月中には出版されるということで、

 (↑ http://www.synapse.ne.jp/~viola-kk/ant/antinfo.htm

それに携わっていらっしゃる鹿児島大学の山根教授のところの

学生さんたちが、注文書を持ってきていたので、尋ねてみました。

0404

すると、「ミカドオオアリじゃない?」と教えてくれました。

ミカドオオアリ http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F80911.html

先月の例会では、大坪先生からクワガタムシのお話があり、

朽木を割って幼虫を探したり、一生木の中で過ごす小さなクワガタの

話を聞いた後だったので、ついつい朽木を崩して探してしまいましたcoldsweats01

採集日は2010年3月7日で、少年自然の家で「春の野菜収穫祭」に

行ったときのことでした。

雨も降ったり、薄暗い日でしたが、東農園から本館への近道をしようとした

林の中でした。

クワガタの幼虫狙いだったのに、朽木を崩すとアリがウジャウジャsweat01

0307 0307_2

営巣していたらしく、大小さまざまなサイズと、卵や蛹もありました。

これは悪いことをしたsad と思い、それでも慌てる彼らの中から数頭採集し、

あとはまた林道の脇に、朽木ごと隠すように置いてきました。

このアリは夜行性らしく、昼間に見つけるのは難しいそうです。

わざわざ朽木を割ったのですから、昼間に見つけましたが、

その周辺はおそらく晴天でも薄暗い場所のように思えます。

結構めずらしいアリらしいので、採集しておいて良かったですflair

アリといっても、これまた奥が深い昆虫なので、

アリだけの図鑑ができるのだと思います。

少しでも気になったら採集しておくといいということが分かりましたwink

2010年4月 3日 (土)

カンボジアの食用タガメ

今夜は鹿児島県昆虫同好会の例会に出席しました。

今回のメインは台湾の風景や鳥類、昆虫などのお話でした。

お仕事で滞在されていたという方の貴重な画像が満載で、

特に昆虫の画像になると、みなさん反応が違いましたshine

毎回いろいろなテーマで講話があったり、

一人一話ではリアルタイムの情報が飛び交います。

出席は今回で3回目だったのですが、とても楽しみな例会ですheart02

最後に塚田先生より、お友達にいただいたという

カンボジアの食用タガメ(油炒め)を見せていただきました。

0403

0403_2

なんともグロテスクぅ~coldsweats01 こんがり揚がっています。

以前テレビか写真で、東南アジア系の市場で昆虫の炒め物が

山盛りに積まれているのを見たことがありますが、

これもその中のひとつでしょう。おいしいのかなぁ?coldsweats02

口にするのは勇気が要りますが、現地の人は普通に食べているのかもsweat01

(ちなみにこれは標本なので、食用だったというだけで食べられません)

でも、山盛りになるほど、タガメがいるってことですよね。

熱帯地方は植物も昆虫も大型のものが多いようですが、

このタガメもデカかったです。

日本のタガメもどこかにいるのでしょうけど、なかなか会えませんね。

貴重な昆虫なので、油炒めにはできませんが、

もっと数がいればいいのに…と思います。

それには環境の移り変わりが関係しているのでしょうけど…sweat02

ブログ内検索

  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索
フォトアルバム