学校内でオオワラジカイガラムシ
今日は午前中チビたちの入園式、午後からは長男のPTAでした
早めに小学校に着いたら、下校直前の長男に会いました。
そして、手渡されたのが、またまたオオワラジカイガラムシ(?)
小さなビニールは先生に頂いたそうですが、PTAが始まる前に
パッと手渡され、手元には奇妙な虫が残りました…
今回見たのはとても大きいものです。体長12ミリくらいあります。
オオワラジカイガラムシだとすると、成虫のメスは8~15ミリらしいので、
そうかもしれません。
校門すぐの木にいたらしいのですが、植物名は分からなかったそうです。
採集場所は分かっているので、今度その植物を先生に聞いてみるとのこと
しかし、あまりカワイイとは言えない不思議な虫です
カイガラムシの仲間は、成長するにつれ脚が退化し、ホストの植物と
一体化するかのごとく、そこで一生を終わるそうですが、
オオワラジは脚が退化せずに成虫になっても歩き回ることが可能。
まさに、この小さなビニールの中を、ヨチヨチ歩いて移動しています。
オスは黒い羽があるんだとか…。しかも生存期間が10日間ほどで、
その間に交尾するそうです。5月頃から発生するらしいので、
長男が気をつけて探してみるかもしれません。
こんな生物を「昆虫」と分かっても、なかなか触る生徒もいないでしょう。
学校にこんな大物がいるのも驚きでしたが、手渡されて驚き、
さらに、その生態を知って驚きでした
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