ついに!ムカシトンボをゲット
最近はめまぐるしくお天気が変わり、前日の天気予報ははずれ、
あまり当てにしていなかった週間天気予報が当たりました。
前日からの雨に加えて、今日は絶好のいい天気
湿度もあり、風もなく、蒸し暑いほどでした。
こんな天気を願いながら、採集友達と大口の奥十曾へ、
ムカシトンボに再チャレンジしに行ってきました。
先月、成見先生と行ったポイントに着いて、子供たちはすぐに
渓流沿いへ降りてしまいましたが、大人はとりあえずコーヒータイム。
木々の晴れ間にトンボらしきものが飛んでいるのを見ながら、
「なんかいるね~、サナエかな?ムカシトンボだったらいいね」と
談話し、網を片手にコーヒーを飲んでいました。
近くに飛んで来たので、コーヒーを持ったまま試しに一振りしたらネットイン
それがムカシトンボでした
なんともふざけた採集…一発で、本日の本命をゲットしてしまいました
この毛むくじゃらの顔が、図鑑で確認するまでの間ドキドキさせました
一気にみんなのテンションが上がり、なんと子供たちも1頭ずつゲット。
今日はムカシトンボ祭りでしょうか。本当に天気、日と時間帯が良く、
その晴れ間の空間を何頭ものムカシトンボが飛び交っていました。
…というのは言いすぎでしょうか とにかく空振りしても、
待っていればすぐに別のトンボが後から後からやってくるといった状態でした。
でも、ちょっとでも日が陰るとあまり飛ばなくなりました。
着いてしばらくだけが、ナイスタイミング
ムカシトンボは今の時期だけなので、とても大満足で帰りました。
帰り際も、山道で大網を持った方々を数人見かけました。
きっとみなさんそういった春の昆虫を探しにきていたのでしょう。
ムカシトンボは7~8年きれいな渓流で幼虫(ヤゴ)時代をすごし、
やっと成虫になる貴重なトンボです。
初めて出会う昆虫には、いつも感動させられます
もちろん、初めてでなくても、命あるものは美しいし、かわいいです。
だから採集に行くのはやめられませんね
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