この蛾…何か分かりますか?
なんとなく、「見たことある…ような?」と思われる方もいらっしゃる??
大きさ、模様…似ている?
でも、こんな色?…違います。 やってもうた…
先週の千貫平での外灯めぐり(オオミズアオ祭り)のときに見つけた、
あのカギバアオシャクです (そのときの記事はこちら)
酢エチを入れた殺虫管で採集。他にも何匹か入れていました。
その晩はすっかり疲れて休んでしまい、後処理を怠ってしまいました
一晩経って殺虫管から出してみると、もうあの「緑色」の美しい蛾の姿ではありません
「緑色系」の蛾は、死んだら早めに出しておかなければ、変色してしまうのです。
これは去年の夏、輝彦先生からしっかり教わっていたことです
なのに…やってしまいましたー
パッと見、クリーム色で何か分からなかった~
悔しいけれど、それを忘れないためにも、展翅します 記念に
台風2号が接近中 九州南部は明日の午後に最接近するそうです。
今日は朝から雨…。午後からは虫の整理や標本作りに費やしました。
その合間に、飼育小屋の中も観察
ヒナカマキリの幼虫が、順調に育っています
いつも5~6匹は必ず見つけていますが、今日は4匹がMAX。
今までにカウントできたのは最高10匹(1週間くらい前)。
1個の卵のうから意外とたくさん生まれていたことに驚きましたが、
その後10匹数えられたことは1回もありません
飼育小屋の中ではアブラムシや、ウンカかヨコバイの仲間を餌として入れており、
他には何を食べているのか分かりませんが、
次々と脱皮し、大きいものは体長11~12ミリになっています。4齢?
やや小さいものは9ミリくらい。3齢?
ただ、その成長段階の違いから、共食いもしているんじゃないか?と予想。
出会い頭に一触即発の2匹
一方が両カマを揃えて上下に振り、少しずつ近づいて攻撃しようとします。
このときはお互いぶつかるとビックリしたように違う方向に逃げましたが、
うっかりしていると兄弟から食べられてしまいそうです
5月の昆虫同好会例会のときに、オトシブミの揺籃(ようらん)を
5~6個いただいてきました。
揺籃(ようらん)というのは、葉っぱをくるくる巻いて作るオトシブミの
赤ちゃんのゆりかご。中には卵が産みつけられていて、その中で幼虫が育ち、
成虫となって出てくるというものです
頂いた時は、まだその揺籃は緑色の葉でしたが、何日か経つうちに
茶色~黒っぽくなり、しまいにはカビが生えかかりました
もうダメだ…と思って放置。…だからといって捨てるのも…
と思っていたら、昨日成虫が出てきていたのでビックリ
最近あまり見ていなかったので、先に羽化した1頭はすでに死んでいました
昨日は、まさに揺籃から出てくるところのものと合わせて2頭見つかりました。
ウスアカオトシブミという種類みたいです
K先生&Hクン、ありがとうございました
だいぶ前に、このブログで載せましたが、
あいご会の帰りに見つけた近所のクライミングジム。(2011/5/14)
「リバーサイドウォール鹿児島」の店長さんのブログをリンクしました。
また、そちらのお店のHPも追加です
昆虫とはあまり関係ありませんが、自然と向き合う面では共通するかもしれません
体力をつけたい方、興味のある方、ぜひご覧になってください
少し前に新しく、菊川蜻水先生の「蜻水昆虫写真館」をリンク、
また最近ブログのお引越しをした河野クンの「みどりもの(New)」(=はてなダイアリー)を
追加リンクしてあります。
どれもおもしろく素敵なブログばかり。リンクが少しずつ増えてきて、嬉しいです
みなさま、これからもよろしくお願いします
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