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2010年3月 6日 (土)

カメノコテントウとヤナギハムシ

午後から藺牟田池にGOしてきましたup

鹿昆のH氏から教えていただいていたので、

いつか出会ってみたいと思っていたカメノコテントウを探してきました。

お天気が心配でしたが、ギリギリ小雨になる直前まで、

藺牟田池を散策しました。

ヤナギの新芽がたくさん芽吹いており、その枝先には

ヤナギハムシが多数観察できました。

0306_2

交尾中のものもいましたが、これはなぜか3匹寄り合っています。

多くは単体で、あちこちにじっととまっていました。

その中にまぎれて、カメノコテントウをやっと見つけました。

0306_3

触ろうとすると、両サイドからピンクの汁が出てきましたcoldsweats02

0306

手に付くと独特のニオイがするのかなぁ?と思いましたが、

実際に手についた長男いわく、「そんなに臭くないよ」sign02

それならそれでいいけれど…coldsweats01

やっぱり自然の昆虫はいいですねheart02探しに行くのも楽しいしnote

夜は鹿児島県昆虫同好会の例会にも出席しました。

今日の報告もできましたし、他の会員の方々の本当に興味深い

発表を聞くことができました。

とても充実した「啓蟄の日」となりましたheart04

啓蟄の日 アマミナナフシ2匹目孵化

本日は「啓蟄(けいちつ)の日」です。

虫が好きになってからこの言葉を覚え、

この日を楽しみにするようになりましたheart02

暦の上で、啓蟄とは、春になり虫が這い出てくる日を意味します。

最近は飼育をしたり、外に出て真冬でも少しずつ様々な昆虫に

出会えるようになってきました。

また例年より最近は虫の出も早まっているようで、

今年は「啓蟄」を待たずして、昆虫の姿を目にするようになりました。

今日は希望通り?本当にアマミナナフシの2匹目が孵化していました。

0306

しかし、朝起きてすぐ見て、こんな形だったのですが、

時間が経ってもこのままです。脚が伸びきらないうちに固まって、

タコのような手脚になってしまいました。とても気の毒です。

1匹目はまだ葉をかじることなく、ミニバラの新芽近くでじっとしています。

まだ食べなくても大丈夫なのでしょうか?

それともミニバラが気に入らないのでしょうか?

もう少し様子を見てみようと思います。

今日はモンシロチョウを見ました。鹿児島で私の初見となりましたhappy01

2010年3月 5日 (金)

オタマジャクシ ついにカエル化

先日、残念ながら我が家のミズカマキリが死んでしまいましたweep

餌が十分に摂れなかったからでしょうか、それとも寿命?

成虫の状態で昨年11月下旬に採集してきてから、

約3ヵ月以上、我が家の水生昆虫水槽で、さまざまな姿を

観察させてくれました。ありがとうheart02

そして、そのミズカマキリが餌を採るのが下手だったためか、

生き残って成長を続けていたオタマジャクシに、

ついに足が生え、手まで生えてきましたcoldsweats02

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光に透けて、今にも出てきそうな手が見えます。

0303_2  顔も若干、角張っています。

その翌日には、左手が生え、右手は半分出掛かっていました。

0305

カエルについてはあまり詳しくないので、なんというカエルかは

分からないのですが、まだ長い尻尾まで入れると4センチくらいです。

しだいに顔つきも尖ってきて、さらにカエルらしくなり、

尻尾はだんだん短くなり、退化するそうです。

ゲコ…そろそろ、元の池に連れて行きましょうか…coldsweats01

日本のカエルのオタマジャクシは、左側だけにエラのような穴があり、

左手はそこからニョキッと出てくるそうですbook

右手は皮膚が少しずつ薄くなり、溶けるように穴があいて、

そこから突き破って出てくるそうです。この写真はまさにその時期でしょうね。

いつもコガタノゲンゴロウたちと一緒の水槽内で、オオカナダモ(水草)の間に

かくれていて、なかなか姿を見せてくれません。

今回、この2ショットは貴重だったかもしれませんsweat01

2010年3月 4日 (木)

次男の誕生日

今日は我が家の次男の5歳のお誕生日でしたbirthday

本人の強い希望で、「ルギア」というポケモンのケーキを

注文し、買って来ました。

「バッハとピカソ」のケーキが好きなのと、ここのイラストはとても

上手なので、よく利用しています。

お店の横には当日お誕生日ケーキを予約していた子供の名前が

ボードに書いてあり、そこで記念写真を撮ることもできます。

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夕食後、待ちに待ったケーキタイムlovely

5本のろうそくを3回に分けて、やっと吹き消すことができました。

0304_3

クリームたっぷりでおいしかったですdelicious

5年前は、出産後の入院中、雪が降ったのを思い出しました。

しかし今年も暖冬で、3月に雪なんて降りそうもありませんねsweat01

この次男、なかなかのくせ者です。未知数というか…。

長男&長女はまじめで育てやすい気がしますが、

次男というのは本当に思ったようにはいきませんsweat02

そこが可愛いところなのかもしれませんが、世間一般はどうでしょう?coldsweats01

憎めない可愛さと、ワルな一面を併せ持つ、今後が楽しみな次男ですheart02

昆虫にも興味があるので、これからも自然といっぱい触れ合って、

のびのびと育ってほしいものですconfident

ヒメツチハンミョウ

長崎からの帰り、長崎自動車道の川登SAで休憩中、

コンクリートの上を這うように歩いていたヒメツチハンミョウを採集しました。

この昆虫は早春に現れるそうで、これは新成虫だと思います。

0302

この個体はオスです。オスは触覚が肥大していて、ほっそりしています。

メスはひとまわり大きく、卵をもっているとお腹がパンパンに膨らんでいるそうです。

光にあたると、体は紺色に輝きます。羽は退化していて飛べません。

しかし、むやみに触ると毒があるので、そーっとケースに誘い込むようにして

採集しました。「カンタリジン」という物質が体液に含まれていて、

皮膚に付くと炎症を起こすらしいですthunder

昨年秋、同じくツチハンミョウ科のマメハンミョウという虫を採集した時、

ある先生から「毒」があることを教えて頂きました。

今回はそのことがあったので、用心することができました。

残念ながら鹿児島での採集ではありませんので、標本にはしますが、

またどこかで出会えたらいいなと思いますconfident

2010年3月 3日 (水)

ヒメカマキリの幼虫 飼育編2 脱皮

先週末、長崎旅行ではたくさんの収穫があり、

ブログネタにも困らない毎日ですhappy01

旅行から帰ってきて、我が家のお留守番昆虫たちを見てみると、

ヒメカマキリの幼虫が少し白っぽい。

正確に言えば、すべて白いわけではなく、背中に翅のようなものが

白っぽくかぶっている…。まさか?脱皮sign02

よぉーく探したら、一緒に入れているヨモギの葉の裏に、

脱殻がありましたhappy02

0301  脱殻

0301_2

なぜヨモギの葉かというと、生餌採集の際にみつけた

ヨモギハムシも一緒に飼っているからですbleah

ヨモギハムシはさすがに大きいので、ヒメカマちゃんは手が出せず、

共存する形になっていますsweat01

脱皮してから今日で3日目ですが、体も少し大きくなりました。

0303 0303_2

マンションの花壇にきていたハナアブの仲間(ホソヒラタアブ?)を

与えてみました。自分の体の半分くらいの大きさです。

そんな相手でも、ゆっくりと近づき、見事に捕えて食べました。

カマキリは自分の体の半分以下の昆虫を目安に捕えるそうです。

そして、大きめの餌の場合、枝や葉にぶら下がって食べるんだとか。

細い脚で落ちないか心配ですが、そのほうが捕えた昆虫が暴れず、

脚場を失った昆虫の逃げるチャンスを少なくできるそうです。

このまま飼育を頑張って続けたいという気持ちが強くなりましたwink

2010年3月 2日 (火)

アマミナナフシ 孵化

ついに(放置していた)アマミナナフシの卵孵化しましたlovely

我が家のリビングの「昆虫ゾーン」にある、ミニ水槽(側面)についていました。

0302_4

イトトンボのヤゴの状態を見たかったので、

小さな飼育ケース(水生昆虫=コマツモムシコミズムシカゲロウ幼虫)を

持ち上げて、反対側を見ようと向きを変えたら、目の前にナナフシベビーsign03

お母さんと同じ、褐色型のようですheart02

 http://rurin.synapse-blog.jp/neocountry/2009/11/post-5275.html

 http://rurin.synapse-blog.jp/neocountry/2009/11/post-0bfb.html

体長は17ミリくらいでしょうか…。

とてもかよわく見えますが、しっかり歩きます。

いつ孵化していたのか、まったく気付きませんでしたが、とても嬉しいですhappy02

他にいないか周辺を探しましたが、今のところこの1匹だけのようです。

まだ卵はたくさんあるので、これから気をつけておこうと思いますup

0302_3  計28個sweat02

ミニバラを用意していたので、そちらの鉢に移動させておきました。

0302_2

うまく育つでしょうか…?あまりの細さに心配もありますが、

しばらくは楽しみが増えましたnote

タテジマカミキリ

またまた長崎県「たびら昆虫自然園」での昆虫ですhappy01(2010/02/28)

解説員さんと一緒に、すこし薄暗い林の中に入りました。

0302 シイタケが植えてありました。

そんな中に、カクレミノという植物がありました。

このカクレミノは、明るい所よりもむしろ薄暗い湿った所に生えるそうです。

そして、この木にはタテジマカミキリという、

成虫越冬するカミキリムシがついていました。

解説員の方が「どこにいるか、よぉーく探してみて下さい」と言い、

みんなでどれくらいの大きさ、色、形かまったく分からないまま探します。

一番に見つけたのは義兄でしたshine

0301

みんな歓声をあげましたhappy02 こんな形のカミキリムシ、初めてです。

この時期、カミキリムシに出会えることも驚きでしたが、

このポーズに驚きましたsign03

0301_2

どれも下向きに幹にしっかりとしがみつき、触覚は揃えて下向きです。

体の模様も幹そっくりなので、本当に見つけにくいcoldsweats02

でも、こうやっていれば敵にも見つからないし、

雨が降っても、しのぎやすいのかもしれませんwink

タテジマカミキリは、秋に成虫になり、カクレミノの皮をかじって

ちょうど体のサイズ程のくぼみを造り、そこにうずくまるように

体をフィットさせて越冬するそうです。

このカクレミノは大人と同じくらいの高さしかありませんでしたが、

ちょうど目線の合うところくらいで2頭、観察することができました。

持っている「昆虫の図鑑」にも記載がありましたbook

鹿児島ではどこにいるのかなぁ?探してみたくなりましたnote

2010年3月 1日 (月)

アオモンツノカメムシ 産卵

長崎県の「たびら昆虫自然園」にて、(2010/02/28)

解説員の方と一緒に歩いている途中、長男が見つけた

アオモンツノカメムシです。

0301_15 

画像の中の赤丸の中にいます。

これはヤツデという植物で、アオモンツノカメムシの集まる葉です。

葉を裏返してみると、いましたnote

0301_16

体長は9ミリくらいで、ややほっそりしたカメムシです。

実は産卵中だったようです。

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0301_18

うすい緑色のきれいな卵が、葉の裏に産み付けられています。

まだまだ産み続けるのか、エサキモンキツノカメムシ(背中に白い

ハートマークがあるカメムシ)のように卵を守っていたのでしょうか?

おそらく、産卵中に私たちが葉を裏返してキャーキャー言っていたので、

じっとしていたのでしょうね…sweat02 驚かせてしまったかも、ごめんなさいbearing

大人の目線では、胸くらいの高さだったので全く気付きませんでしたが、

子供の目線は違いますねshine

こんな素晴らしいシーンを見られたのに続けて観察できないのが残念ですdown

鹿児島でもヤツデを見つけたら、探してみようと思いますhappy01

たびら昆虫自然園

長崎旅行のつづきです。(2010/02/28)

2日目はザビエル教会のあと、今回メインの目的地、

「たびら昆虫自然園」に行ってきましたhappy02

0301_2 0301_3

オフシーズンということもあり、解説員の方がすぐに案内してくれましたnote

0301_13

この敷地内では、一年中、いろいろな昆虫が観察できるそうです。

特にめずらしい昆虫がいるという場所ではないのですが、

昆虫にとって暮らしやすい環境が整っているので、たくさんの昆虫が

共存しているのです。

昆虫館からいよいよ観察ゾーンへ行こうとすると、その出入口には

たくさんのカマキリの卵がありました。

カマキリがこんなにたくさん卵を産んでいるってことは、それだけ多くの

昆虫がいるということですねheart02

ここからは解説員の方と観察したり、見つけた昆虫です。

0301_4  シンジュサン(蛾)まゆ

0301_5  シャクガの幼虫(枝に擬態)

こちらの畑では、食草になるような植物(野菜など)を、

収穫はせず、昆虫のために育てているそうです。

0301_6

写真はとれませんでしたが、ニホンミツバチヤマトシジミを観察。

0301_7  イタドリハムシ

観察池では、今はおたまじゃくしが孵化真っ盛りup

0301_8

この小さな池では、メダカやヤゴマツモムシもたくさんいたようです。

0301_9  こちらは大きな観察池

0301_10

バットの中には、水生昆虫やヤゴが入れてありました。

オニヤンマのヤゴはひときわ大きく、毛深い感じでした。

0301_11

しばらく歩くと、また池があって、そこでは絶滅危惧種の

ニホンアカガエルの卵やオタマジャクシがたくさん見られました。

クヌギ林ゾーンもあり、今は枯葉ばかりですが、夏には一晩で

200匹ものカブトムシをカウントできるんだそうです。

0301_12  そこで見つけたアトボシハムシ

最後に長男が大好きなカメムシの産卵シーンを発見shine

解説員さんにはちょっとスルーされてしまいましたが、

私たちだけ大興奮でしたhappy02また別個で載せます)↓

 http://rurin.synapse-blog.jp/neocountry/2010/03/post-7388.html

解説員さんは植物にも詳しく、本当に細かく教えてくれましたheart02

約1時間くらいのコースでしたが、現在「標本の新館」を増築中で、

4月中か、ゴールデンウィーク前までには完成する予定だそうです。

鹿児島から行くのは根気がいりますが、ぜひまた行ってみたいですup

でも、鹿児島にもそこに負けず劣らずの自然がありますpunch

身近な場所で、もっと発見、もっと学んでいけたらいいなと思います。

昆虫自然園では、観察が目的なので、もちろん採集禁止です。

今回は写真の他に、ルリタテハ、キチョウも見ました。

そこで出会った種類には、また鹿児島で出会いたいと思いますconfident

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