たびら昆虫自然園
長崎旅行のつづきです。(2010/02/28)
2日目はザビエル教会のあと、今回メインの目的地、
「たびら昆虫自然園」に行ってきました
オフシーズンということもあり、解説員の方がすぐに案内してくれました
この敷地内では、一年中、いろいろな昆虫が観察できるそうです。
特にめずらしい昆虫がいるという場所ではないのですが、
昆虫にとって暮らしやすい環境が整っているので、たくさんの昆虫が
共存しているのです。
昆虫館からいよいよ観察ゾーンへ行こうとすると、その出入口には
たくさんのカマキリの卵がありました。
カマキリがこんなにたくさん卵を産んでいるってことは、それだけ多くの
昆虫がいるということですね
ここからは解説員の方と観察したり、見つけた昆虫です。
こちらの畑では、食草になるような植物(野菜など)を、
収穫はせず、昆虫のために育てているそうです。
写真はとれませんでしたが、ニホンミツバチ、ヤマトシジミを観察。
観察池では、今はおたまじゃくしが孵化真っ盛り
この小さな池では、メダカやヤゴ、マツモムシもたくさんいたようです。
バットの中には、水生昆虫やヤゴが入れてありました。
オニヤンマのヤゴはひときわ大きく、毛深い感じでした。
しばらく歩くと、また池があって、そこでは絶滅危惧種の
ニホンアカガエルの卵やオタマジャクシがたくさん見られました。
クヌギ林ゾーンもあり、今は枯葉ばかりですが、夏には一晩で
200匹ものカブトムシをカウントできるんだそうです。
最後に長男が大好きなカメムシの産卵シーンを発見
解説員さんにはちょっとスルーされてしまいましたが、
私たちだけ大興奮でした(また別個で載せます)↓
http://rurin.synapse-blog.jp/neocountry/2010/03/post-7388.html
解説員さんは植物にも詳しく、本当に細かく教えてくれました
約1時間くらいのコースでしたが、現在「標本の新館」を増築中で、
4月中か、ゴールデンウィーク前までには完成する予定だそうです。
鹿児島から行くのは根気がいりますが、ぜひまた行ってみたいです
でも、鹿児島にもそこに負けず劣らずの自然があります
身近な場所で、もっと発見、もっと学んでいけたらいいなと思います。
昆虫自然園では、観察が目的なので、もちろん採集禁止です。
今回は写真の他に、ルリタテハ、キチョウも見ました。
そこで出会った種類には、また鹿児島で出会いたいと思います
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