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9月5日(日)
飼育していたアマミナナフシのメスが天寿を全うしました。
(画像は載せません)
朝、飼育ケース(カメムシ御殿)の不織布に脚がひっかかったまま
ぶら下がっていたので、長男が「死んでる」と叫び、慌てて触れてみると
普通に動き出しました
なぁ~んだ、ぶら下がってただけか、と思っていたら、
夜は本当にまた別の場所で脚がひっかかったまま、ぶら下がり、
死んでいました
昨年の11月に母ナナフシを採集してきて、それ以降、
卵からの飼育になります。1齢幼虫のときも可愛かったです
これは、1号です。1番最初に孵化し、手元で一番長生きした個体です。
最近あまり餌(葉)を食べておりませんでした。ほとんど動くこともなく、
気付いたら居場所が少し変わっている(移動はしている)程度でした。
母ナナフシは褐色型でしたが、1号は緑色。
でも、死ぬ前は少し褐色に近かった感じがします。
アマミナナフシは本当に大きくなるんですね。1齢幼虫のときは、
これがあのサイズになるのかと思っていましたが、
7ヶ月で立派な大きさになりました。
そして、秋には死んでしまうのかもしれません
野外ではどうなのかな?とりあえず、飼育では秋には命尽きるみたいです。
でもたくさんの卵を産んでくれました。ありがとう。観察もさせてくれて。
次男が「僕も悲しいけど、たまごからまた赤ちゃんがいっぱい生まれるよ」と、
なぐさめてくれました
9月5日(日)
久しぶりに天文館へ出かけました。山形屋とマルヤガーデンズ。
昼食に、長男がどうしてもまた行きたいとリクエストしたお店へ
「パリっ子」というクレープ専門店です。スパゲッティもあります
東千石町(にぎわい通り)の、鐘札銅のお向かいあたりで、
細い階段を上がると、お店は2階部分になり、
店内はレトロで落ち着いた空間が広がっています
素敵なご夫妻のお店で、私はかれこれ20年以上前からのファン。
細々と通ってきました。でも最近は年に1回か2回?程度でしょうか…
息子とは夏休みに毎年2人だけで博物館や美術館に行くと、
そのときのランチタイムに行くことにしています。
初めて食べた「バーガー」というクレープが、息子には衝撃的に
旨かったらしく、「僕、まだあと100皿食べたい」と名言を残しました。
今日でまだ5皿目です まだまだ先は長いです
帰り際に、そこのママに「なんか久しぶりじゃなかった?
100皿食べたいって言った子ね、大きくなったわねぇ~」と
声をかけられました。覚えてもらっていて、とても嬉しく思いました
素敵なお店には間が空いても、また行きたくなります。
そして行ったら変わらぬ味とお店の人の変わらぬ笑顔があり、
私の「行きつけ」として誰かに紹介したくなるのです
9月4日(土)
毎月第一土曜日に行われる、鹿児島昆虫同好会の例会に参加。
今回は夏休みの成果・まとめなどを皆さん一人ひとりが発表しました。
うちはちょっと準備不足で、まとまりのない発表となってしまいましたが、
息子もなかなかない機会なので、いい経験になったと思います
例会の最後に幹事の塚田先生が、希望者にメスアカムラサキ(蝶)の
幼虫を分けて差し上げていました。
好奇心の多い子供たちはみんな少しずつ頂いていたようです。
うちもカップに入った幼虫と食草(スベリヒユ)を頂きました。
帰宅して見たら、小さいもので全長5ミリくらい、大きいもので15ミリくらいの
幼虫が4匹入っていました。
メスアカムラサキは、オスは黒っぽいチョウですが、メスはカバマダラという
チョウに擬態しています。おいしくないチョウに似て、天敵から逃れ、
少しでも多く子孫を残すという虫たちの知恵なのでしょう
母チョウも持ってきておられ、本当に成虫のメスはカバマダラそっくりでした
しかし幼虫の食欲はすさまじく、あっという間に葉が食い尽くされていきます。
スベリヒユは、最初ピンときませんでしたが、ネットで見たら「あ~あれか!」と
思うほど、よく見かける草花です。でも、近所ではどこにあるかなぁ?
早く見つけて、彼らに与えなければ…と思っているところです
長男の小学校に夏休み自由研究として、昆虫標本を提出しました。
これでやっと1年間をリセットすることができ、肩の荷が下りた気がします。
今日は個人的にちょっとフリーになった気がして、
例のアブラギリポイントまで走りました。
オオキンカメムシの幼虫が観察されていたのですが、ついに本日ゼロ。
確か2週間ほど前では、ラスト1頭だったと思います。
8月16日は10頭以上確認できていました。
残念ですね。あんなに立派な実がたくさんついているのに…
自宅で飼育していたオオキンベビーたちも、ついにラスト1頭が
死んでしまいました。もう発育も見られなかったので、
かわいそうでしたが、長生きしたと思います。ありがとう。
それと、もう1本、アブラギリの近くで虫が集まる木があります。
植物の名前が分からないのが悔しいところですが、
白い花にはモンキアゲハ、アオスジアゲハ、ハチ・アブ類、
ハナムグリ類がたくさん来ています。
以前、その花をすくって、メンガタカスミカメという
カスミカメムシの仲間を採集しました。
胸に白い紋が1対あり、翅がすそで折れ曲がるところには
朱色の紋もあって、カッコイイ大型のカスミカメムシです。
標本箱に入れてしまったので、今日は生きている姿を撮りたいと、
採集を試みましたが、今日とれたのはハギメンガタカスミカメ?のよう。
同じくらいの大きさ・形なのですが、白い一対の紋と、朱色の紋がない。
ネットで調べる限り、ハギメンガタっぽいです。
他にも、オレンジ色のカスミカメや、オオメカメムシ、
コアオハナムグリ?(白紋に変異あり?)も入りました。
大きな(おそらく)シロテンハナムグリはブンブン飛んでいました。
密かな採集ポイントです
車も来ないので、ひとりで夢中になって1時間くらい遊んでしまいました
このブログ(neo-country)を始めて、今日でちょうど1年経ちました。
9月1日からできればちょうどよかったのですが、
9月2日がこのブログのバースデー
不慣れながらも1日1話を目標に、よく続いたと思います
今ではすっかりブログがライフワークになり、
ボケ防止にもなっているような気がします
ブログを始めて、いろんなものを「見る」機会が増えました。
個人の記録としてもとても役立つし、虫のこともさらに勉強できました。
おかげさまで、日々カウントする訪問者数も4900を超え、
アクセス数は10000を超えました。皆様、いつもありがとうございます。
今後もマイペースで綴っていきたいと思っておりますので、
よろしくお願いしますです
昨夜遅く、3頭のキョウチクトウスズメが羽化しました。
最初の1頭が羽化しているのに気付いたのは夜8~9時の間。
その後、次々と羽化していき、同時に3頭の成虫を見ることに
蛹の様子は時折のぞいて観察していたのに、写真を撮り忘れていました
ただ、失敗したなぁ…と思ったのが、
そのとき、蛹のうちに別々にしておけばよかったということ。
大きめではありましたが、ひとつの飼育箱の中で、
1頭がバタバタ動き出すと、翅を伸ばしている途中の個体にも接触し、
同時に3頭が落ち着くまで翅を震わせながら走り回る始末…
ブーブーブーと羽音も大きく、ガサガサ、ブーブー凄かったです
1頭は羽化時に失敗したのか、他の個体にやられたのか、
左翅が半分以上くずれておりました
少し残忍な感じもしますが、1頭ずつ殺虫管に入っていただき、
きれいな姿で三角紙→冷凍庫→標本(予定)となりました。
緑色の美しい模様をしたスズメガです。
そろそろ野外でも成虫がみられる時期なのかもしれません
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