オオキンベビーとジュズモンハネビロウンカ?
夏休みも残り少なくなってきて、あれもしないとこれもしないと…と
思っている今日この頃です
忙しいのですが、オオキンカメムシベビー(飼育)の成長が遅れていて
心配していました。
調べてみると、どうもアブラギリなどの実の汁を吸うことで発育するらしい。
で…、少しばかり時間を割いて、中山町(錫山バイパス)へ走ってきました。
アブラギリが自生している場所です。
少し前から観察を続けているオオキンカメムシベビー(自然のもの)も、
元気に実の汁を吸っていました。2~4齢?くらいの幼虫が10頭ほど。
しかし、数は以前より減っているような気がしました。
昼間は分散して、あちこちお散歩に行っているのでしょう
そのアブラギリの葉の裏で、やった!見つけた!変わったウンカ
少し前に「ハネナガウンカ」などの文献をちょっとだけ読み、
その中に載っていた種類のような気がしました。そうハネビロウンカ系。
どうもジュズモンハネビロウンカのようです。
しかし、この画像を撮り、初採集にドキドキしていると、
どうも無反応…。実はこのままお亡くなりになっていたようです
少し指で触っただけで、美しい翅がハラハラと舞い落ち、
体もボロボロと崩れてしまいました。とっても残念でした
でも、この周辺でスイーピングやビーティングをすれば、
ひょっとしたら得られるのかもしれないという希望・期待が
またいつか生きている姿で出会ってみたいウンカです
オオキンベビーのために、アブラギリの実を採りに行かれるrurinさんの優しさは、ベビー君たちにも届いていることでしょうね。
成虫まで育ってくれるといいですね!
ジュズモンハネビロウンカ、、、うちが見たこともないハチにであったときのように、感動されるのだと思います。
しかし、魅力的な場所ですね。
標本のまとめが終わったら、ぜひ連れて行ってくださいね。
投稿: 虫っ子 | 2010年8月17日 (火) 08:09
虫っ子さま
落ち着いたら、この場所で観察などして
ゆっくりとした時間を持ちたいですね
そんなに広い場所ではないのですが、
こじんまりとして良い採集場所かもしれません。
ぜひ、ご案内したいと思います
投稿: rurin | 2010年8月20日 (金) 00:05