ここは以前アオハダトンボの新産地として、長男の同級生が発表し、
記録となった場所でした。初めて行きましたが、アオハダトンボは健在。
何でもないシーンですが、アオハダトンボの一コマを…。
2020/5/5 霧島市牧園町万膳
メスが草の上に止まっています。
(写真では分かりにくいのですが、焦げ茶色の翅に白い斑紋が際立っています。
そこへ、黒くも青くも光る美しい翅を持つオスが近寄ってきました。
私は「やった!ペアで撮れる」と思ったのですが、メスはフレームアウト
少し先の別の場所へ移動していました。
オスは縄張りを張ったり、メスに求愛?したり、忙しそうです。
メスはイイ感じの場所を探しながら、オスと出会えるのを待っているのかも?
トンボの大先生に教えていただた場所で、私も初めてアオサナエを見ることができました。
小さな川の岩場?にとまっています。
2020/5/5 霧島市牧園町万膳
最初は何サナエだろう?と思います。
何やら、いつも見ているヤマサナエとは違う雰囲気だというのが分かります。
とりあえず、この2パターンの写真は撮れたのですが、やっぱり採集も必要
何とかネットインできました。ラッキーです
なんと美しい青緑色! これがアオサナエか!!!と感動しました
初めての出会いで初ゲットできるのは、本当にラッキーです。
今回は長年憧れのアオサナエでしたので、今後の参考のためにも持ち帰り標本にしました
図鑑に載っている昆虫は、以前誰かが採って標本にし、
それを図鑑用に同じパターンで撮影したり、イラストに起こされたものです。
しかし自身で現場で観察し、こんな感じで生きているんだ!と確認し、
あらためて様々な角度から見つめながら標本にすると、さらに理解を深めることができます。
その昆虫を知るという点で、フィールドでの経験って本当に大切だな…と感じます
この日、枕崎からの帰り、新しいルートを通ってみたくて、
カーナビの言う通りに走ってみたり(結構変な案内になることもあるため)、
カーナビに反して、絶対ここからも帰れる!と思ったルートを走りました(笑)
かなりの冒険野郎みたいですが…
最後に迷った道?は、このまままっすぐ帰ればいつも通りの帰路なのに、
カーナビが「右です」と案内したとおり、狭い道へ入ったのが幸いでした。
いつもこの先に行ったことないなぁ…と思っていた道。これはなにかのお導き?
とても素敵な場所にめぐり合いました
2020/5/4 鹿児島市下福元町 城水渓谷
パワースポットとか何とか言われているようですが、
なるほど、心が落ち着き、癒される、そんなとても美しい場所です。
残念ながらこの時、すでに夕方17時を過ぎており、ここで虫探しなんてできませんでしたが、
また機会があったら立ち寄りたい場所でした。
川辺方面からの帰り道、錫山自然遊歩道を通って、坂之上に出る細道でした。
この日はある目的が達成されず、代わりにタマムシシリーズを追う日に変更。
途中、金峰町でヒシモンナガタマムシ、ルリナカボソタマムシを見つけたので、
シーズン的にもアレを確認しに行こうと、枕崎まで行ってしまいました
この日もひとり、気の向くままに車を走らせます。
途中、以前ママ友と寄ったカフェの駐車場でルリカミキリを見つけたことがあったので、
そこに立ち寄ると、やっぱりいてくれました
2020/5/4 南さつま市加世田武田
ピントは相変わらずボケていますが、シルエット的にルリカミキリが分かる程度。
体長10ミリ前後の小さくて、ハムシみたいなカミキリ。
オレンジ色のボディと少しメタリック調の瑠璃色の上翅が美しい。顔も可愛いし
枕崎に着いたのは15:30頃でしたが、まだまだ日差しが強く、暑い日でした。
目的のウメの木をビーティングして、1頭のモンキタマムシを確認。
でも、この木はもう少ないのかも…と思い、近所の別のウメの木を見つけて確認してみました。
するとこちらの木、まさにモンキタマムシの木
見る枝、見る葉にいるいる!といった感じ。写真も撮り放題でした。
2020/5/4 枕崎市
モンキタマムシはもちろんタマムシの一種ですが、体長8~9ミリの小さな昆虫。
ルリカミキリもモンキタマムシもこの時期にしか見ることができません。
発生時期が短いと、本当に出会えるチャンスが少ないので、見ると嬉しくなります
枕崎では1頭のアサギマダラと、飛び交うイワツバメを見かけました。
そして枕崎での目的達成後は、そのままどこを観光するわけでもなく、錫山経由で帰りました
トンボ探しに金峰町へ。
やっぱりトップバッターはこちら、アサヒナカワトンボ。
とても新鮮な個体です。翅がピカピカ
2020/5/4 南さつま市金峰町 金峰2000年橋公園
サナエトンボの仲間は、採って確認⇒ヤマサナエでした。撮影後は逃がしてます。
この近くで濡れたアナグマが出てきました。
全然こちらに気づかないので、車の窓を開けて「チュッチュ」と呼ぶと、
一瞬振り向いてフリーズ。そのあと奥の茂みに逃げていきました。ウケる。
さて、同じ金峰町でも、少し別のポイントへ移動。
こちらではシオカラトンボ、ハラビロトンボ(メス1頭のみ)を確認後、
帰り際に車をゆっくり走らせていると、路上からフワっと舞い上がったサナエトンボ。
私の車のバンパーの上に止まりそうになりましたが、ツルっと滑って何度か着地を
試みたのですが、あきらめてすぐ脇のガードレールにとまりました。
車の窓を開けて手を伸ばして撮影しました。(スマホで…)
さすがに採集はできませんでしたが、横からとか、いろんな角度で撮りたかった
あのL字型は気になるところ。キイロサナエの可能性も無きにしも非ず。
以前、長男がここでメスを採集しているので、ひょっとしたら…ですが、
個体差の変異もあるかもしれないので、これはまたここでの課題です
コロナのステイホーム期間でもある大型連休でしたが、ひとりドライブです。
目的は霧島市国分台明寺の昆虫でしたが、結果は惨敗
まずは、渓谷公園手前の橋からの風景ですが、ここではアオハダトンボは見つからず。
2020/5/1 霧島市国分台明寺
時期的には発生していてもよいのですが、この画像からも分かるように、
下流の方では護岸工事が行われています。かなり開発が進んできている様子…
この橋の前後はまだそのままの姿が残っていましたが、アオハダトンボがいないのは寂しい。
そして台明寺渓谷公園に着くや否や、駐車場でもうガッカリ
その先の遊歩道で伐採工事の真っ最中で、大きなショベルカーやクレーン車、
ダンプカーが走っており、周囲に大きな音を響かせていました。
これじゃあこの先に進こともできないし、虫も逃げて行ってしまっているな…と、
散策することなく、駐車場で軽食を食べただけで次の場所を適当に探しました。
次に向かったのは、そこからほど近い?黒石岳公園。
しかし、初めて行ったので、その道中の方がいろいろ楽しめたような気がします。
黒石岳は、あまり人気がないのか、案内板が劣化、傷んでいました。
展望駐車場付近から、案内板の絵図では渓谷のような場所に降りる道があったので、
なんとかむりやり整備されてないような細道をマイカーで下ると、
藪漕ぎちっくな場所でまぁまぁの風景を見ることができました。
小川には無数のオタマジャクシと、セアカアメンボが見られました。
小川の反対側には湿地?のような場所もありましたが、山自体が乾燥している感じで、
そこまで湿っている様子ではありませんでした。
ハラビロトンボのメスがいた程度です。駐車場で小さめの?ニワハンミョウ。
なんだか何か得られたのか、何も得られなかったのか、よく分からないミニ探検。
誰にも会わず、時間を好きに使った一日でしたが、こんなのもいいかな?
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