アクセスカウンター

  • TOTAL

« 2011年7月 | メイン | 2011年9月 »

2011年8月20日 (土)

シラホシとホシハラビロ(カメムシ)

お盆を過ぎてから連日自宅にほぼ缶詰状態で昆虫標本・データ作成をしています。

私の作業はだいぶ終わりが見えてきました。あとはラベルを付けて箱詰め…sweat02

子供たちは目録記入などに忙しくなりました。(下の写真は表紙絵を描いているところ)

0804_2 0804

最近は飼育する昆虫もいない…と思っていましたが、

カメムシ御殿(飼育小屋)の中で、新たな命が増えてきていましたheart02

以前入れていたシラホシカメムシはメスだったようで、

小さな卵をあちこちに6~8粒ずつ産み付けていて、

早く生まれているものは、すでに5齢(終齢)になっていました。ビックリheart04

0820 0820_2 5齢

5齢になると、「シラホシ」なる1対の白紋が背中に現れました。

0820_3 生まれたての1齢(1ミリくらい)

(追記)上の写真は2齢ですね。孵化した場所で2齢に脱皮したところのようです。

あとで見直したときに気付きましたが、横にあるのは1齢の時の脱皮殻ですsweat01

--------------------------------

それと、ホシハラビロヘリカメムシクズの葉でよく見かけますが、

こちらも小さな真珠みたいな輝きの、ラグビーボールみたいな形の卵を

数か所に5~6粒ずつ産んで…こちら(母虫)はその後、死んでしまいました。

(シラホシカメムシの成虫=母虫は元気に一緒に暮らしていますhappy01

0820_4 1齢幼虫

0820_5 体がまだ半透明ですshine

ホシハラビロの方は、食草が合うものがあれば…と思いますが、

いろいろ試しに入れてみて、観察してみようと思います。

忙しくて外出できない日々でも、飼育は癒しのひとときとなりますconfident

ナガサキアゲハ 翅ボロのオス

2011/7/25 奄美 龍郷町にて

ハイビスカスで吸蜜するナガサキアゲハのオスです。

翅はもうボロボロでスレスレですが、元気いっぱい飛び回っては吸蜜していました。

0725

こんな姿こそ採集して展翅して残したい…なんてことも思いましたが、

やっぱり自然のものは自然のままで、そのまま見守りましたconfident

次はどこに飛んで行ったのかな?

2011年8月19日 (金)

ナガサキアゲハ有尾型(奄美)

2011/7/24 奄美 瀬戸内町

M氏のお宅の前にとまっていたナガサキアゲハです。

「あら、もう翅もボロボロのナガサキがいるなぁ…」と思った瞬間、

度胆を抜かれた感じでしたcoldsweats02

だって、有尾型だったんですものsign03

(普通ナガサキアゲハに尾状突起はありません。稀にメスのみ有尾型が発生)

0724

「結構おるで。最近多~なったわ。翅もボロボロのばあさんやな。

もうそろそろ、死ぬかもしれんな。」とM氏。

本土で見ることは稀ですが(私は見つけたことがないです)、

やはり奄美大島では発生率が高いのかもしれません。

雨上がりにちょっと休んでいたような個体だったので、採集もせず、

記念撮影のみ。

2011年8月18日 (木)

ノコギリクワガタ(水牛)

2011/8/17

ハルニレに来ていたノコギリクワガタのオス。「水牛」と言われるタイプ。

0817_5

立派な大歯型です。カッコいい。次男が大喜びでしたnotes

アゲハモドキの産卵

2011/8/17 

個人同定会の帰りに、塚田邸のお庭で様々な植物を紹介してもらっている間、

アゲハモドキ(昼行性の蛾)がやってきました。

ハルニレにいるノコギリクワガタや、門の表札柱の穴に入ったオオハキリバチ…、

それらを観察していたら、いつのまにかさっきのアゲハモドキが頭上のミズキの葉で

産卵を始めていたようです。

0817_4

高い場所で距離があったので、うまく写せませんでしたが、

低い枝の葉裏では、その幼虫を見ることができました。

0817_3

アブラゼミが鳴き、アゲハ類が通り過ぎ、

ハルニレの樹液にはカナブンクワガタカブトムシ、その他の甲虫、

午前中はスミナガシなどのタテハチョウ系も多数寄ってくるそうです。

風が吹き、斜面の木の枝が揺れ、なんとも心地いいお宅ですheart02

(あ、でもアゲハモドキの撮影中、眉間を蚊にさされてましたbearing

ただの日記 2011/8/17

今回で3回目だった個人同定会。塚田先生には本当にいろんな虫のことを

教えてもらっている。ちょっとした話が耳から離れないconfident

ご自宅にお邪魔してすぐ、超見たかったスケバコウモリハネナガウンカの標本を

実態顕微鏡で見せて頂いた。だから余計に美しく、さらに羨ましく思えた…。

昨日まで数日間、今年度(夏休みの終わりまで)の昆虫標本のラベル作成用に、

虫の名前などをすべてパソコンに入力した。

手書きでまとめるのはもう間に合わないし、ソート機能が使えないと無理dash

長男、次男の合計で800を超えている。

同じ種類のものが多いので、数は多いけど、種類はもっと少ないだろう。

あとは正式なラベルを付けて、箱詰め作業が残っている。

息子たちも目録を書かなければいけない…地獄の日々が待っている。

話は変わるが、

夜は久しぶりにお笑いの番組を見て大笑いしたnotes

「くまだまさし」ツボ。片方の鼻の穴で風船を膨らますのは普通。

そのままもう片方にリコーダーをあて、風船がしぼむと同時にリコーダーを鳴らす。

しぼみきらないうちにむせて咳き込むところが最高の「おバカ芸」good

たまには「アハハハー」と大笑いするのもいい。最近そんなにバカ笑いしてなかったっけ。

「くーまーだーまさしーのぉー」…と、彼のウィンクが頭から離れない。アハハhappy01

昆虫標本同定2011

2010/8/17

昨年に引き続き、今年も1年分の昆虫を塚田拓先生に見て頂きました。

いわゆる個人的な同定会です。

0817

午後から先生のお宅にお邪魔し、広~いリビングで約60匹ほどの虫を

ひとつひとつ丁寧に見て頂きました。…気の遠くなるような作業です。

でも、たくさんの専門書、図鑑、先生の実標本を参考にしながら、

名前が分からなかった虫をほとんど解決して下さいましたshine

たくさんの虫を見慣れていなければ、すぐにどの本のどこに載っているかなんて、

分かりません。

パッパと開く本から、「これだ!」と思われる写真を指差す先生、さすがsign03

0817

実態顕微鏡では、肉眼では見られないような微細な部分を堪能できましたlovely

0817_2 ハキリバチの顔

微毛、複眼、支脈、脚先…ため息が出るし、いくら時間があっても足りない世界dash

そんな世界も垣間見せて下さって、本当に楽しい同定会でしたnotes

塚田先生、今年もありがとうございましたheart04

2011年8月16日 (火)

「ツノゼミ」の本

ついに「ツノゼミ」の本を買いました。(幻冬舎 ¥1300+税)

0807

買ったのは8月7日ですが、お盆帰省の移動中、やっとじっくり中を見ました。

ツノゼミは形もユニークですが、そのネーミングも面白かったですhappy01

まさにドンピシャなものが多くてgood

小さいけれど、造形美にあふれていて、こんな虫にハマるのが分かりますdash

自然の中で見つけたら、きっと興奮するに違いない、そんな虫たち。

ほとんどが外国のツノゼミでしたが、いつか海外にツノゼミ見たさで出向いたりしてbleah

日本のツノゼミも、今年初めてマルツノゼミに出会いましたが、いいですね~heart02

2011年8月15日 (月)

夏のハンミョウ(ルイス)

わざわざ「夏の」と、タイトルに付けることはないのですが、

今年の夏の締めくくりのようなハンミョウが、ルイスハンミョウでした。

0813 2011/8/13

虫探しも秋になるまで、ちょっと休憩といったところでしょうか…。

夏休みも後半に差し掛かり、今は昆虫標本作成に時間を割いています。

ハンミョウといえば、庭先で見かけるようなナミハンミョウが代表的ですが、

砂浜なんかにもいろんな種類のハンミョウがいて、それはそれで美しいのです。

このルイスハンミョウもデザイン的にとっても好みですheart02

実家にあるセミの抜殻

昨夜実家に帰り、1泊だけして帰ってきましたが、

実家のポストの上、軒下にアブラゼミ抜殻が、もう何年も前から付いています。

0504

0504_2

どんな風雨にも負けず、火山灰も被って、汚れていますが、

しっかりと掴まったまま、いつも私たちを迎えてくれます。

いつからあるのか思い出せませんが、5年以上前からあるのは確かです。

この写真は今年5月に撮っておいたものですが、

今回の帰省時も健在。はずさない両親にも感謝。いつまでも残っていて欲しいheart02

ブログ内検索

  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索
フォトアルバム