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2011年5月19日 (木)

トンボエダシャク 乱舞

先週末、南薩に走りました。(2011/05/14)

その時によく見かけたトンボエダシャクです。昼行性の蛾です。

0514

この白い花にはカラスアゲハ、アオスジアゲハ、そして無数のトンボエダシャク

「この時期、南薩にはトンボエダシャクが多い」というイメージが定着してしまいましたcoldsweats01

もちろん、他の地域でもチラホラ見つけることはできますup

モンシロチョウとモンキチョウ

朝、娘の登園時に通る道で見つけたモンシロチョウですheart02

0517

朝の光を浴びて、これから元気よくあちこち飛び回るんでしょうねup

最近はようやくモンシロチョウをよく目にするようになりました。

しかし、実はあるチョウが気になっていますsweat02

モンキチョウ」…。

今まで普通に春先から、菜の花畑や草原で、

モンシロチョウのように見かけたチョウなのですが、

今年はまだ1回も見ていませんsweat02 なぜだろうsign02

私が出会っていないだけだとは思うのですが、とても不思議です。

モンキチョウモンシロチョウキチョウの中間のような色柄をしています。

なので、採った時に「モンシロかと思ったらモンキか!」と思うことも…coldsweats01

モンキチョウには白色型もいるんです。

チョウのことはあまり詳しくありませんので、何とも言えませんが、

今年の春はモンシロが少ないと言われていました。でもモンキはもっと少ない?

何かご存知の方、いらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さいsign03

少し不安になってきましたsweat01 今後も注意しておこうと思っていますup

2011年5月18日 (水)

ルリカミキリ

娘の用事で、午後から鹿児島市上福元町に向かいました。

お天気も良く、今の時期ならルリカミキリに出会えるはず…そんなことを考えながら…coldsweats01

(去年は5月15日に川辺で見つけています。)

以前O先生から民家の垣根によく使われている(ベニ)カナメモチという植物から、

天気のいい日にはルリカミキリが飛び交う…と教えて頂いたことがありましたし、

先日の虫村さんの「虫村の日記」では、もう発生の記事が出ていました。

ならば…と、気にかけてはいたのですが、

今日、そこの駐車場の隣にたまたまベニカナメモチの生垣があったので、

探してみました。「不審者じゃありませんよぉ~coldsweats01

0518_11 おっと、このシルエットは!lovely

ラッキーなことに、すぐにここで1頭見つけましたshine

逆光だったので、葉の裏にいたこの個体にフラッシュ撮影→画面で確認good

そうこうしていると、2頭目が飛び出してきて、目の前の葉にとまりました。

0518_10

これを撮影したあと、すぐにまた飛び立って、見失ったと思ったら、

私のコンデジの垂れ下がったハンドストラップにとまっていました。きゃーheart04嬉しいlovely

すると今度は娘が自分の目の高さほどのところで、壁にとまっている3頭目を発見eye

0518_9

0518_8

本当に、こんな民家のところで驚きますcoldsweats02

路面に面した家でしたが、生垣は駐車スペースの奥です。

0518_7

いきなり嬉しかったので、ついついその周辺の3軒も見てみましたが、

いませんでした。最初のここだけdash

たった5分くらいで3頭見つけることができたのも、運が良かったんでしょうね。

O先生、虫村さん、私もなんとか見つけることができましたよup 嬉しいhappy02

ありがとうございましたheart02 (長男には自分で学校の行き帰りに探してもらいますpunch

ルリカミキリの顔、黒くて小さな目が両サイドに離れているので、

キョトンとした感じで、アゴも小さいし、なんだかとっても可愛いですねhappy01

キマダラカメムシとヤモリ

娘の園内で、キマダラカメムシを発見。

カメラを近づけたので、かなり警戒しているのか、触覚をピクピクプルプルsign04

0518

0518_2

撮影中に、この樹の幹で何かが動きました。

一瞬分かりませんでしたが、よく見たらヤモリさんcoldsweats02

0518_3 0518_4

しっぽがありませんでしたが??ヤモリもトカゲみたいに生えてくるの?

ご存知の方、教えてください…dash

なんというヤモリかも分かりませんが、動きがかなり敏しょうだったので、

撮影にも苦労しましたsweat01 バイバーイpaper

伐られたクスノキ、その後

昨日、伐られて撤去されたクスノキの現場。今朝の風景。(登園時)

0518_5

昼の風景。(降園時)

0518_6

良かったheart02 新しいクスノキ(苗木)が植樹されていましたup

うまく根付いてほしいものですconfident

2011年5月17日 (火)

伐られたクスノキ

あぁーーーcoldsweats02 撤去sign02

0517_2

先週?だったか、幼稚園の送り迎えの際にいつも通る道で、

街路樹として植えてある1本のクスノキの枝を業者の方がガンガン切り落としていました。

そしてその後、何かの目印のように、胴回りに赤いテープが巻いてありました。

ついに今日、その残った胴体部分=太い木の幹を撤去していました。

0517

土とオガ屑が混じったようなキツイ臭いが周囲に立ち込めていました。

一緒に歩いていたお母さんたちは、ちょっと眉間にシワを寄せて早歩き…sweat01

でも、私は中が見たい…sign01

そしてなぜ撤去しているのか知りたい…bearing

横断歩道近くで娘のお友達&ママたちと別れた後、戻って聞いてみました。

可愛そうに、そのクスノキは中が腐れて病気になっていたため、

倒木のおそれがあることから撤去が決まったそうですweep

見た目にはあまり分かりませんでしたが…sweat02 仕方ありませんね。

もう何年もここでたくさんの児童や園児の様子を見守ってきたことでしょう。

安全のためではあっても、きっと明日には何もなかったかのように、

根元から掘りおこしてできた穴も整地され、なくなっているのかも…。

ツマキヘリカメムシの集団とコガタルリハムシ

先日のトンボサミット閉会後、藺牟田池の散策をご一緒させていただいた

菊川蜻水さんに「ここにたくさんカメムシがいるよup」と教えていただきました。

急いで行ってみると、茎の部分にビッシリ付いていますeye

ホオズキカメムシのようでしたが、よく見たらツマキヘリカメムシでした。

0515

おそらくここでコロニーを作り、そのまま成虫になって居付いている状態。

0515_2

交尾個体も多数確認できましたwink

0515_4

この植物、あとで聞いたらマダイオウというのだそうで、

鹿児島県レッドデータブックでも絶滅危惧Ⅰ類に指定されている

大変貴重な植物だそうです。(春田さん、さすがですねshine

また、このマダイオウの根元付近から生えている大きな葉には、

食痕が網目のようについていて、それはコガタルリハムシの仕業ということが

分かりましたflair(写真を撮っておくのを怠ってしまいました。画像がなくてスミマセンbearing

以前来たときに、この付近の用水路でゴソゴソしていたのですが、

このマダイオウの葉に、小さいイモムシ系の幼虫がビッシリ付いていたので

なんだろうと思ってはいたんですdash(なんでその時に撮影しておかなかったんだ…sweat02

菊川さんと、そんな話をしながら、大きい葉をめくると、その裏には青いハムシがcoldsweats02

ビーーーッシリsign03 仰天でしたsweat01

菊川さんが素晴らしい写真を撮られたと思いますので、いつかそちらをご覧ください。

このたびリンクもさせて頂きました。(おすすめリンク)→蜻水昆虫写真館

一部採集したコガタルリハムシはこちら。(同定は塚田拓先生←菊川さん)

0515_5 私の手のひらの上で死んだふりsweat02

太陽の下だと、このルリ色がものすごくキレイなんですけどねhappy01

しかし、そんな貴重な植物を食い荒らすなんて…、贅沢なハムシですcoldsweats01

2011年5月16日 (月)

藺牟田池で観察された昆虫

2011年5月15日に藺牟田池で開催されたトンボサミットに参加。

0515_16 ビオトープの周辺

当日、藺牟田池で観察できた昆虫を忘れないように記しておきます。(備忘録)

※性別、確認数が分かるもののみ、( )内に表示しました。特にないものは複数。

---------------------------------

ベッコウトンボ(1)、クロスジギンヤンマ(♂1)、クロイトトンボ、アオモンイトトンボ、

ホソミオツネントンボ、ハラビロトンボ(♂1、♀2)、シオカラトンボ(♀1)、

ジャコウアゲハ、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン(♂1)、イチモンジセセリ、

ヒメウラナミジャノメ、アオスジアゲハ、

ナナホシテントウ、ドウボソカミキリ(1)、青いハムシ(未同定)、キボシルリハムシ、

ルリチュウレンジ、ミツバチ、ヤナギハムシ(蛹多い)、カメノコテントウ(蛹のみ)、

ツマキヘリカメムシ、ヒラタアオコガネ(1)、ケラ(1)、ヤマトシリアゲ(1)、

ナミアメンボ、ヒメアメンボ、ハイイロゲンゴロウ、ウスイロシマゲンゴロウ(1)、

コミズムシ、ヒメガムシ…以上

0515_11  0515_12 0515_13 0515_14 0515_15

---------------------------------

たった1日、しかも短時間でこれだけの昆虫に出会えるなんて、

本当に藺牟田池って素晴らしいですねhappy01

上記以外にも気づかないだけで、もっといろんな種類がいたはずup

親子で採集活動もしていますが、この日は観察が多かったです。

なんだか「採集」するって何だろう?と思えてきましたdash

観察したり、比較したり、記録として残す意味のある活動だと思っていますが、

これだけの自然の中にいると、生き物の生命力というか可愛さに、

ただただ癒されるだけ…そんな気分ですheart02

0515_17 唯一のベッコウトンボ(成熟個体)

藺牟田池のビオトープ観察

トンボサミットが閉会してから、帰る前に藺牟田池近くに最近造られた

ビオトープを見に行きました。

関係者の方と、ほとんどは鹿昆メンバーですcoldsweats01

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以前訪れた時よりも、ものすごく出来ていて驚きましたsign03

まだ水を入れて2週間ほど?あっという間に何種類かの生き物を確認flair

0515_8

小さな丸い方の池には、イトトンボがいたのでみんなで見ていると、

これ見よがしにクロスジギンヤンマが旋回してきましたup(撮影できずsweat01

0515_9 ホソミオツネントンボ(ペア)とアメンボ

0515_10 コミズムシ(撮影by長男

おたまじゃくしハイイロゲンゴロウや、ヒメガムシもウロチョロしていましたhappy01


虫の隠れ家や産卵に役立つ草も入れてあり、いい感じですgood

まだできたてホヤホヤの人工池ですが、そのうち周辺の自然と溶け込んで、

もっといろんな昆虫の安らぎの場となればいいなと思いますconfident

うまくいけば、ベッコウトンボもここで増えてくれるといいですねheart02

2011年5月15日 (日)

行きました!トンボサミット2011

薩摩川内市、藺牟田池で行われた「第22回 全国トンボ市民サミット」に

参加してきましたup(2011/5/14~15の2日間 開催、私たちは15日のみ)

藺牟田池のトンボといったら、まずはベッコウトンボです。

今年は昨年に引き続き、発生数がかなり減少しているようですが、

この地でこのサミットが開催されることを、みなさん誇りに思ったのではないでしょうか。

0515 いこいの村 0515_3

会場には250席入るホールに、立ち見がでるほどの賑わいぶりsign03

昨日からの人数を含め、2日間で300人以上の参加があったそうです。

0515_4 永野萌子氏による開会の挨拶

いつもお世話になっている成見先生の基調講演もありましたshine

(残念ながら成見先生のいい写真が撮れなくて=ブレブレ…すみませんsweat02

いつもながらのユーモアたっぷりのお話、鹿児島の素晴らしさを熱弁sign01

そして初めて見ましたheart04動画によるベッコウトンボ羽化シーン産卵シーン

羽化は4時間半かけて撮影されたそうで、それを倍速で8分間にまとめたもの。

もうこれを見れただけでも感激でしたlovely

それから、最近鹿昆にも入会された、ベッコウトンボを保護する会の徳永さんの講演。

0515_5 徳永さん(ビオトープ設計にも関与)

藺牟田池にいる外来魚の駆除に4年前から取り組まれていらっしゃいます。

その成果は目覚ましく、最初はブルーギルが99%といった池が、

昨年にはブルーギル38%にまで減少させ、代わりにフナが48%になったそうです。

「やればできる」…それが実践で証明されていて、その功績は素晴らしいと思います。

藺牟田池に対する深い愛が感じられる講演でしたhappy01

昼食休憩のとき、建物の中から藺牟田池を見下ろすと、

ホテルの中庭にトンボの灯篭がありました。

0515_6

昨夜はこれに点燈してロマンティックだったんでしょうねheart02

午後からはパネルディスカッション。

0515

日本蜻蛉学会会長の松木氏、NPO法人大分トンボの会の佐藤氏、

鹿児島昆虫同好会の江平氏、いむた池愛好会会長の松田氏の発表。

0515_7 0515_8

全国、鹿児島でのトンボの生態(主にベッコウトンボ)、保全活動など。

松木氏の話によると、今の藺牟田池の状況を見る限り、

「今すぐにでも保護活動を始めるべきだ」との声がありました。

昨日、今日と、なんと藺牟田池でのベッコウトンボ確認数は1頭なのです…down

最後に、次のトンボサミット開催地=静岡県磐田市桶ヶ谷沼(おけがやぬま)の

代表の方に、旗が渡されました。「来年は静岡で会いましょう」とsign03

0515_2

閉会式では、コーラス部の方と今回のスタッフ一同が前に出て、

会場の全員で「赤とんぼ」を合唱しました。なんだかすごい一体感が生まれて…感動notes

0515_5 0515_6 

ベッコウトンボを保護する会の山元さんが力強く〆の挨拶をし閉会。

トンボだけでなく、自然環境に興味のある方々の熱い思いが詰まった会でした。

参加してとても有意義でしたし、交流も深まってとても楽しかったですhappy01

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