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現在、我が家の水槽では、コガタノゲンゴロウの他、
ハイイロゲンゴロウと、ギンヤンマのヤゴが一緒に生活しています。
残念ながら、ヤゴは1匹、また1匹…と、脱皮のたびにやられています
とうとう最後の1匹となってしまいました。
昨日はお昼ごろ、いつもの池に出かけて「生餌」採集をしてきました。
公園もあるので、どこかの幼稚園の遠足があったようです。
同世代のお母さんたちもたくさんいる中、一人小さな水網を持ち、
池でコマツモムシを探している姿は、本当に「変なおばさん」だったかも
最初は人目を避けるため、公園内の別の池に向かいましたが、
いるのは飛んでいるトンボとバッタ類のみ。
それでもギンヤンマや、シオカラ、ハラボソ、ハネビロ、ベニトンボ、
アオモンイトトンボなどが見られました。
季節がよければ、まだいろんな虫に出会えそうな池でした
でも、生餌となるようなものがいないので、いつもの池の方へ移動
なんとかコマツモムシを数十匹採集してきました。
池では、またハリガネムシを見かけました。ちょっとキモイです
長さは30センチほどでしょうか?太さも2~3ミリありそうな大型です。
帰宅後は水槽に「生餌」を流しいれると、すぐにヤゴが本性を現し、
狙いを定めて捕食 さすがです。
でも、脱皮のたびに危険にさらされるのかと思うと、
いつまで残っていられるか、案じられます…
今回、コガゲンはあまり生餌に興味なし。ガッつきませんでした。
それとは別に「マツモムシ」。 以前、9月22日に採集し(ブログは9月24日付)、
以降ずっと飼って(?)いました。別容器に1匹にしていたから長生きしたのかも。
そこへ生餌であるコマツモムシを投入したところ、一瞬で抱きつき、捕食しました。
それまでも5ミリくらいのメダカ?の稚魚や、死んだ虫を入れたりしていたのですが、
こんなにもすばやく捕えたのは初めてでした
いずれは「標本」にするつもりでいますが、
しばらくこのままの状態が続くかもしれません
先日の指宿方面(迷チョウ探し)のときに見つけた
オジロアシナガゾウムシです。
ウラナミシジミや、ルリウラナミシジミを探して歩いている途中、
草むらで見つけました。葉と茎の間にしがみつくようにとまっていました。
最初は鳥の糞かと思いましたが、よく見ると、ウェット感がありません。
触ってみたら、ゴツゴツしていて、糞ではありませんでした
「撮影してから採集!」を心がけているつもりなのですが、
一緒にいた次男にあっさり採集されてしまいました
ゾウムシは「死んだフリ」が上手です。手のひらでコロコロ転がりました。
採ってもすぐに名前が判らないので、親子で「パンダゾウムシー!」と
言っておりました。白と黒がハッキリしていて、かわいいです
クズという植物につくらしく、メスはその茎に卵を産み、
それが虫コブになるらしいです。
図鑑では4~8月となっていましたが、10月半ばを過ぎていました。
今年は虫も少なく、出始めも遅れがちだったりして、
そんな影響があるのかもしれません。
以前、ある方にいただいたカバマダラの幼虫が蛹になり、
本日めでたく羽化しました
すでに終齢幼虫の状態でいただいたので、蛹化はその翌日でした。
まだまだ、うっすらピンクのような乳白色です。金の縁がきれいです。
黒い紋のようなものが見えてきました。
すっかりカバマダラの羽が透けて見え、黒々しています。
朝の光が部屋を明るくしてくれるころ、羽化しました。
羽化して10分もすると、羽はすっかり伸びきって、
蛹化から9日目でした。午前中はしばらくこの状態のままと思います。
午後からはPTA…はぁ 現実に引き戻される気がします
鹿児島県立博物館主催の「虫っこクラブ」に参加してきました。
おそらく今回の参加が最後となります。(残りの1回は欠席のため)
今回は指宿方面での「迷チョウ探し」
大型台風18号が通り過ぎて、十数日経ちましたが、はたして!?
タイムリーなことに、今日の南日本新聞では「マルバネルリマダラ」の
記事が載っていました。
「迷チョウ」とは、本来そこに生息していない種のチョウが、
何らかの影響(台風など)でやってくる…というもの(定義)です。
まずは有名な迷チョウポイントである、魚見岳で探しました。
ツマベニチョウ、オオゴマダラなど見られたようですが、捕獲者なし。
普通種ではヒメアカタテハ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミなど。
次に向かったのは、竹山というエリア。
ここでは、迷チョウとしてのルリウラナミシジミ、クロボシセセリが採集されました。
他はウラナミシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、アカタテハ、キチョウ、
ツマベニチョウ、アサギマダラ、モンキアゲハなどが見られました。
昼食中に担当の先生に「本日(午前中)開聞でマルバネルリマダラ採集」との
連絡が入り、みなさん本日の目玉を探す心に火がつきました
(というのはオーバー
)
最後は長崎鼻の駐車場からフラワーパーク周辺での採集。
上記の種がいたのに加えて、カバマダラが採集されました
さすがに「目玉迷チョウ」には皆さん会えませんでしたが、
担当の先生は「迷チョウにはある意味ロマンがあります。
鹿児島は本当にいい所。外国に行かなくても、そのチョウたちが
台風などでやってきてくれるのですから」とキラキラした少年のような目で
語ってくれたのを聞くと、本当にそうだなぁと思いました
今日も虫っこメンバー以外で、各ポイントで「採集」をしている人を見かけました。
大きな虫網が目印ですね
子供も大人も夢中にさせてくれる、
そんな虫たちが、これからもいつづけてくれることを願います
午前中、一時的に大雨になりましたが、
午後からはすっかりいいお天気になりました
本日は、マリンポートでマンモスフリマが開催されており、
私の妹も出店していたため、足を伸ばしてきました!
閉店間近の夕方だったので、すっかり品薄となっていましたが、
大盛況だったようです
帰りに長男が花壇のところで「アカギカメムシ」を見つけました!
またも慌てて採集してしまい、帰宅後に撮影…となりました。
裏側も美しい緑色が輝いています。
たまたま飛来していただけとは思いますが、ラッキーでした
体長は25ミリくらい。色彩の変異はあるかもしれませんが、
全体的に表面はマットな感じの黄色でした。
南方系のカメムシなので、大きくてとても美しいです。
本日、画像はありません。
昨夜、長男がパパに叱られて落ち込んでいたので、
なぐさめようと思い、虫取りの話を持ちかけました。
新しい網も買ったから、週末は迷チョウ探しのときに
役に立つかもね…と。
すると、「僕の網と、新しい網と両方使ってみる」と言います。
「え”~、あれもうダメだったから捨てちゃったよ」と答えると、
じわ~っと涙ぐみ、「僕、あの網、大好きだった」とつぶやきました。
思えば1年生のときに初めて買った網で、以来ずっとそれを愛用していました。
棘のある植物にひっかかったのでしょう、あちこちに穴が空いてしまい、
網の部分は時々縫ったりしていましたが、最後はあまりにも多くて
テープを貼って補修してありました。
伸縮する柄の部分も、ストッパーの部分が壊れていて、
柄の下にあるゴムキャップもやぶれたまま、かろうじてはめてあった状態。
でも、息子はそれが宝物だったのです。
新しい網を買うのはいいとして、安易に「ダメになった」と決め付けて、
捨ててしまったことに深く反省しました。
気晴らしになるかと思ったのですが、逆に落ち込ませてしまい、気の毒でした。
しかし、今までの経験を生かして、これからはまた新しい網を使って
世界を広げてくれたらいいな…と思います。本当に、ごめんね
こちらは三州機器というお店です。 →移転しました!移転後の記事はこちら
鹿児島で昆虫をやっている方なら、
一度は聞いたことのある、または行ったことのある有名なお店です。
私も以前、初めて行った時はドキドキしましたが、
ショーケースには昆虫用のアイテムがずらりと並んでいて、
とても魅力的な感じです
本日は、展翅板とピンセット、殺虫管、そして竹接ぎの網を購入
網は長男の使っていたものがもうアウトだったため、
軽くて使い勝手の良い物がいいと思って購入しました。
他はやはり、いろいろ試行錯誤でやっていくうちに、
本当に必要なものがみえてきます。
道具だけ一人前にならないよう、これからも、これらのアイテムを
フル活用して、たくさん楽しもうと思いま~す
(いつも丁寧に対応してくれるお姉さんにブログ用の撮影OKして頂きました)
またも1日遅れのブログ…これって意味があるのかな?
昨日は幼稚園運動会の振替休日ということで、
チビ2人連れて、平川動物園に行ってきました。
行く前に、自宅で子供部屋のタンスが倒れるというハプニングが起こり
チビ2人にケガは無かったものの、タンスの引き出しのスライドが1つ壊れ、
散乱した洋服や引き出しを片付けるのに大変でした
そんなことはどうでもいいのですが…
平川動物園は、ただ今リニューアルの真っ最中で、
来年には入ってすぐのところに「カバ舎」ができるそうです。
平成27年まで、各エリアを少しずつ改装していくようです。
順路もかなりショートカットされており、メインはOKでしたが、
見てない動物もあったかもしれません。
しかし、次男は網を持ち、動物なんか興味なし。
ライオン前の花壇では、シジミチョウやオオスカシバ(蛾)を狙い、
なんとルリウラナミシジミも採っていました。
鹿コーナーでは子供たちが鹿に「枯葉」を与えようとして私に注意されましたが、
その角でザトウムシ(蜘蛛)が、サツマニシキ(蛾)を食べているのを発見。
ゾウも見ているようで、実はその手前の植木にいたハラビロカマキリを
捕まえようとしていました。
さすがにペンギンコーナーは楽しんでいたようです。
虫網を動かすと、ペンギンも追います。それが楽しかったのかな??
最後に枯葉を散らせて、まるで「冬ソナ」のワンシーンのような遊びをしていました。
(「冬ソナ」をご覧の方ならお分かりだと思いますが…)
出る前に大ハプニングがあって、出るのもやっと、動物園もグダグダで、
私はとっても疲れたのですが、
こんなことが「幸せ」と呼ばれるのかもしれません
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