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先週末、娘の運動会の時に、目の前を横切るイチモンジセセリを多数見かけました。
それ以降、街中でも至るところで目にしています。
イチモンジセセリは集団で移動するそうですが、今は低地での移動時期なのかな?
夕方、私の車のドアミラーに止まりそうで止まれなかった個体がいたのですが、
結局ピューっと去ってしまったので撮影できず
私は車内でじっと動かずに待っていたのに
**(追記)2018/9/20************************
イチモンジセセリは目にも止まらぬスピードで飛び回り、
体(翅)の色も茶色~金色っぽいので、人目につきにくいのだと思いますが、
イチモンジセセリに限らず、他の虫たちも目の前、足元を素早く通り過ぎて行きます。
それを見逃さず、情報としてキャッチするのが虫屋の仕事ですね!
娘にとって、小学校最後の運動会が無事終了。
それぞれの種目で一生懸命競技する子供たち、保護者ほか白熱の応援席、
そして感無量の閉会式。
2018/9/15 鹿児島市郡元
帰り、校門近くで娘を待っていると、建物の隅っこにアブラゼミ。
弱々しく建物伝いに歩いていましたが、しばらくすると急に飛んで行きました。
この日、校内で確認した昆虫は…
イチモンジセセリ、ウスバキトンボ、スジグロギンヤンマ、アオスジアゲハ、
ムラサキシジミ、モンシロチョウ、アブラゼミ、ツクツクボウシ。
娘の応援に専念してはいましたが、やっぱり目の前を横切る虫の姿はチェック(笑)
閉会式の時、遠くで聞こえるツクツクボウシの鳴き声が、
秋の気配を一層深めてくれた気がしました。
この日は娘の小学校運動会予行練習があり、午前中少しだけ参観に行きました。
その後、クラスランチ会へと向かう途中、駐車場まで歩いていると、
小学校近くの歩道でアオスジアゲハが舞っているのを見かけました。
街路樹のクスの木の根本、ひこばえの若い葉の回りを飛び回っています。
なかなか落ち着かない様子でしたが、少し離れて見ていると、やっぱり産卵しました
2018/9/11 鹿児島市郡元
逃げない距離まで近づくのは難しく、慌ててスマホで撮影したので結果はピンボケ
ですが、飛び去った後にその葉を見ると、産み付けられたばかりの卵が2つありました。
赤い丸で印を付けましたが、ちょっと分かりづらいかもしれません
驚くほど地面スレスレの低い場所で、新芽の近くに産み付けられていることが分かります。
孵化する頃、この新芽が食べ頃になっているのかもしれませんが、
少しでも幼虫が食べやすい若葉付近に産卵する、…母蝶の愛ですね生き物の知恵
雨天決行、本当に雨の中、長男の高校では体育祭が開催されました。
プログラム順も大幅に変更、カットされた種目も多く、午前中のみで終了。
開始まもなくは小雨が降り続きましたが、
10時頃から閉会式直前までは雨が止み、少し晴れ間もでるほど天候に恵まれ、
生徒たちの頑張る姿を見ることができました。
長男は特にリレーなどの競技には出ることなく、出番はフォークダンスのみ
2018/9/8 鹿児島市池之上町 G中・高校
最後にPTA会長が、本日雨天決行した理由をお話されましたが、
早朝、各校の会長たちとの話し合いで、
「最近日本各地でさまざまな災害が発生しているが、鹿児島のこの程度の雨は、
他と比べたら晴れだよ!」という役員からのお言葉があり、決行に至ったとのこと。
実際、延期となると、受験生たちは来週は模試もあるし、
その他学校の運動会も毎週のように目白押し。本当にこの日実施できて良かったと思います。
自称「晴れ女」は関係ないかもしれませんが、傘いらずの応援ができて、
長男にとっては最後の体育祭?を楽しむことができました。
2018年の9月例会を記事にしたおかげで、講演された榎戸さんと連絡がとれました。
それから我が家のハンミョウ標本をいくつか見てみましたが、
とりあえずこの4種類をピックアップ。(手元に我が家のオリジナル標本があると助かります!)
上左:アマミハンミョウ(開)、上中:アマミハンミョウ(裏)、上右:イカリモンハンミョウ
下左:ルイスハンミョウ(開)、下右:ナミハンミョウ(開)
いずれも2011年に採集し、標本化したものです。
アマミハンミョウはノーマル展足ではありません。(2010年採集品にはノーマル展足あり)
翅を開いた状態と、裏返しにした標本です。
その他も翅を開いて、飛んでいる時のような状態を作っています。
というのも、ハンミョウは上翅の下から覗く腹の色が、タマムシのように美しいから
まだアイヌ、エリザ、ヨドシロヘリなどには会えていません。
いつか必ず実物を観察したり、採集をしてみたいものです
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