自宅のベランダ一角にある、植物コーナー
すべていろいろな昆虫のための食草だったりします
毎日水をかけているのですが、1匹ツユムシ系の幼虫を見かけていました。
でも、「最近、見ないなぁ。いなくなっちゃったのかな?」と心配していたら、
脱皮殻と、一回り大きくなったツユムシちゃんがいました
別に意識して飼育しているわけでもなく、気が付いたらここに棲みついていたのです。
持ち込んだ鉢植えの中に、卵があって、いつの間にか育っていったのかも?
このベランダから出たら、過酷な世界…なので、ぜひうちで大きく育って欲しいです。
いつか立派な鳴き声も聴かせてくれたら最高です
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viola-kkさまより、このツユムシ(クダマキモドキの仲間)は「メス」なので、
「鳴きません」とご教示いただきました。
しっかり「産卵管」も写っていたのに、なぜか「鳴くオス」と間違えてました
viola-kkさま、ありがとうございました
「鳴く虫」のことは、ただ今鹿児島県立博物館で開催中(2012/7/19~9/17)の
企画展「恋を叫ぶ虫たちの謎」を見に行けば詳しくわかりますよ
鹿児島昆虫同好会の8月の例会に参加しました
今回は塚田拓先生の「鹿児島のカメムシ事情」という講話。
カメムシ好きな私たちにとって、これは聞かないわけにはいきません
今回は、長男と、次男も連れて行きました
純粋に「カメムシ」だけではなく、その仲間、キジラミ類、アワフキ類、
水生カメムシ(コオイムシ他)、セミなどに関する貴重なお話が多々ありました。
まだまだ未開拓な部分が多いカメムシ類、うちも今以上に探究できそうです
そのあとは、一人一話。
最近の虫事情を、みなさんそれぞれが発表しました。
私は先日やっと見つけたアオクサカメムシについて話をしました。
よく見るツヤアオカメムシが今までの図鑑でアオクサと表記されていたこと、
他にミナミアオカメムシ、チャバネカメムシがよく知られていますが、
アオクサの分布については貴重なデータになるのでは?と思っています。
最後は同好会誌「アルボ」発送作業のお手伝い。
今夜はハチっ子さん親子が残念ながら急に欠席されたので、
終わったあとはすぐに帰宅しました(ハチっ子さん、また今度ゆっくりね
)
先日、ここ数年、毎年観察しているオオキンカメムシポイントに行きました。
今年は6月に一度も行けなかったので、成虫の乱舞や卵、
幼虫などはもう見られない…と思っていました
が、いました
アブラギリの実と、オオキンカメムシ(成虫)1頭。
分かっているけど、確認のため&撮影用に捕獲
でも、手にした感覚で言うと、…体が軽い。
新成虫は、少しずっしりする感じがします。
この個体は、産卵を終えたメスだったのかもしれません。
きっと、今季までの最後の生き残りだったんじゃないかと思いました。
日差しが強い中、見上げると、高い場所にある葉の裏に、幼虫集団も
孵化したルビー色の1齢幼虫の集団です。
よく見ると、集団の右下に、1頭だけ2齢(黒っぽいもの)になったものがいますね。
こんな幼虫集団が、あと1つありました。
でも、昨年より少ない印象です…
今度行ったら、8月中は幼虫の元気な姿が見られるかも?です。
9月下旬には成虫が移動(飛行)を始めると思うので、
それまでにまた観察に行きたいと思います
2012/8/2 朝、飼育中の最後の1頭、ニシキキンカメムシが終齢になりました
2012/8/2
最初に抜け殻が落ちているのを見て、「あ、死んじゃった…」と思ったら、
近くのツゲの葉の裏にいました。ビックリ 良かった~
しかし、ここからがまた勝負
ツゲの実だって、いつまでもないので、代用食が必要。
冷凍しておいたツゲを自然解凍したものは、1日で画像右のような茶色に変色。
冷凍保存はできないようです
翌日は(凝りもせず)水でもどした大豆を入れてみましたが、やっぱり興味なし
冷蔵してあったツゲの実と、茎の部分から、わずかに吸汁していますが、
おなかはペチャンコです。(まるでテントウムシのような腹をしています)
今までの経緯は別記事にて紹介していますが、
また代用食など、いいものを見つけて、今後少しでも記録をとれたらと思います。
先日、ある方(K師匠)にクワガタポイントを教えていただきました。
というのも、あるママ友から「クワガタ採りたい」と連絡があり、
いまいち「ここ!」というポイントを知らない私は、K師匠にヘルプ
いつも偶然とか、夜コンビニとか、灯火イベントでしかゲットしていなかったので…
鹿児島市内なのに、ちょっと筋に入ると「こんな所があったの」と思うような田舎道。
しかも、山に入り込むわけでもない、道路際のクヌギポイントでした
午前10時過ぎには着きましたが、「クワガタ=明け方」というイメージは、
イメージでしかなく、そこには樹液に集まるカナブン、クワガタ、カブトムシの姿が
樹液に集まるカナブン(黒、緑、銅色)
カブトムシ(オス)とカナブン
交尾中のノコギリクワガタまで
ゴマダラチョウも来ていたので、撮ろうとしたら飛翔写真に
ママ友は、「チョウ→花」と思っていたので、タテハチョウの仲間は樹液に来る
種類もいるということを伝えると、自然の連鎖に深く驚嘆
ゴマダラチョウも初めて見たそうで、とても喜んでくれました
最終的にノコギリ(オス)15匹以上、ノコギリ(メス)5匹くらい?、
カナブン黒:2匹、緑:多数、銅:多数。(カナブンはほぼリリース)
シロテンハナムグリ多数、コフキコガネ多数…といった結果。
ヒラタクワガタは今回見つからず…。
ご一緒したママ友&キッズは数えきれないほどのクワガタに大興奮
私もついつい…すっごく楽しんでしまいました
今回は教えてもらったポイントでしたが、これを経験にして、
また新たなポイントを開拓していけたらいいなと思います
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