ホオズキカメムシ 逝く
飼育していたホオズキカメムシが、ついに永眠しました…
去年(2010年)、9月2日に次男が幼稚園から連れて帰ってきました。
実に7ヶ月もの間、我が家のカメムシ御殿(飼育小屋)で過ごしたことになります。
最近は食草であるナス科の植物を入れていなかったので、
ひょっとしたら私が命を縮めてしまったのかもしれませんが、
室内とはいえ、越冬し、本当に長いこと観察させてもらいました。
ありがとう
お礼?といっては変かもしれませんが、標本にして大切にします
飼育していたホオズキカメムシが、ついに永眠しました…
去年(2010年)、9月2日に次男が幼稚園から連れて帰ってきました。
実に7ヶ月もの間、我が家のカメムシ御殿(飼育小屋)で過ごしたことになります。
最近は食草であるナス科の植物を入れていなかったので、
ひょっとしたら私が命を縮めてしまったのかもしれませんが、
室内とはいえ、越冬し、本当に長いこと観察させてもらいました。
ありがとう
お礼?といっては変かもしれませんが、標本にして大切にします
ストック画像…にするには惜しいので、一気に3つ出します。
2011年4月2日の奥十曾、渓流の方の河原にて。
私の肩(いや、右腕…)にとまっていたカゲロウの仲間。
私がかなり動いても、しがみついていたので可愛くなりました
でも、左手でモタモタ撮影していたら、逃げました
こちらは虫っ子くんのつま先にとまったウラギンシジミ(オス)。
昼食の際、どうしても一緒に遊びたかったのか、何度も来ました。
捕虫網の柄の部分にとまったり、人懐こいチョウでした
最後に、広い公園内にあった低木についていたミノムシ。
このミノムシと枝先の間を、カリバチの一種がせわしく徘徊。
何を狙っているというわけではなさそうでした。
いろいろなシーンを楽しませてくれた虫たちに感謝です
先日(2011年4月2日)に行った奥十曾公園で撮影したムネアカアワフキの巣。
サクラの枝先についています。
巻貝みたいなおもしろい形をしています。
ムネアカアワフキとは、小さなセミのような…、植物の汁を吸う昆虫です。
ハゴロモ、ツノゼミなどに近い、トゲアワフキムシ科になります。(体長4~5ミリ)
去年はもうこの時期には成虫も出ていて(オスが早い=先に出る気がする?)、
探すのが楽しみだったけれど、
今年はサクラの開花も遅れてるようで、葉桜になるのはこれから…。
確か去年は花が終わりかけ、葉が出てきている頃に成虫を見た気がします。
もう少ししたら、郊外の公園などにあるサクラで、
黒いボディに赤い背(胸)をした小さな成虫が見られることでしょう
現在「花かごしま2011」を開催中の中山ふれあいスポーツランド。
子供たちと出かけて、池の方から遊具の方へ向かいました。
子供たちは急いで遊具の場所へ駆け上がって行きましたが、
私はゆっくりと芝生の斜面を歩いていました。(追いつけないだけ…)
すると、「ハエ?」と思われるような虫が足元を飛び交っている
何だろうと思ったら、小さなコガネムシの仲間
とてもすばしっこくて、なかなか写真も撮れません
表現の仕様がないので、動画で撮ってみました。こんな感じです。
画面の上半分(少し遠いところ)で、ハエのようにわんさか飛び回っています。
あまりにもたくさんいるので、10mほど歩きながらスウィーピングしてみました。
撮影しようとしている間にも、どんどん網の中から飛び立っていくので、
これでも残り半分くらい。どんだけ入っていたんだか…
体長は1センチもない小さなコガネムシです。今年初のコガネムシ
陽が差すと、地面が蒸し暑くなり、まるでハエのように乱舞していました。
ここでこの虫に気付いて採集していたのは私だけだったと思います
でも「花かごしま」よりも、ずーーーっと楽しかったひとときでした
第28回全国都市緑化かごしまフェア「花かごしま2011」が
平成23年3月18日~5月22日まで開催されています。
今日は春休みの思い出に、子供たち(姪2人も一緒)と、
中山ふれあいスポーツランドの会場へ行ってきました。
今までもよく遊びに行っていたのですが、こんなにも様変わりしているとは
ビックリしました。(しばらくの期間、会場設営のため、入場できませんでした…)
まず向かったのが、いつも行く池…。愕然…
中央に花畑… 水草、周辺に生えていた植物が一掃されていて何もない
普段以上の来客に、遊具周辺も親子連れで大賑わい…
小さなブロックごとに、県内の学校や団体が作品を出していました。
長男と見入ったのは、こちらの串木野小。
ダイナミックな構図で昆虫が描かれています
私の母校である玉江小も見つけました。
個人的には、めずらしい花やその造形物を見ることよりも、
満開の桜、それに訪れるセイヨウミツバチ、モンシロチョウを眺めている方が
春を感じられて落ち着きました。とにかく人が多すぎて…
久しぶりに採集友達と春の奥十曾(伊佐市)に出かけました。
ムカシトンボはまだのようで、抜殻も発見できず、成虫は全く…。
代わりにトンボではホソミイトトンボ(?)が陽当たりのいい茂みから
フワフワと飛び出しました。(ホソミオツネントンボかも?)
全体的に山も乾燥している感じがします。
落ちている枯葉もカサカサで、河原も乾いていました
その中で、ビロードツリアブだけが多く見られ、
中では交尾個体も見ることができました
テングチョウもチラホラ…。ルリシジミ多数…。
たくさん掬った中で、やっとスギタニルリシジミと思われる個体を1頭採集。
今年は冬が寒すぎて、春は乾燥気味…。そういう原因もあってなのか、
虫の発生は少ない、遅い気がしました
夜は鹿昆の例会に出席。みなさん同じようなことを感じているようでした
ついにあのシンジュサンが羽化しました
2個あった繭のうち、大丈夫だった方の1個です。(それに関する記事はこちら)
繭を室内に置いていたからかもしれませんが、早い時期の羽化となりました。
残念ながら見たかった「繭からの羽化(脱出)シーン」は見逃しましたが、
気付いたらTVボードの上を歩いていました
ほどなく、抜け殻繭のついた葉&枝に掴まらせました。
ここからは翅が伸びていく様子です
上の右側はピンボケですが、腹部の模様がとてもキレイに思えます
最初は前翅がぐんぐん伸び、その後、後翅がじわじわと伸びました。
ここまでで約2時間ほど経っています。(羽化は夜の8時過ぎでした)
だいぶ翅が伸びきって、パタパタするようになったので、方眼用紙の前で撮影
横からとお顔のアップも
最初はあんなにしわくちゃで小さな翅だったのに、こんなに立派になって、
とても嬉しいです
その後、夜中は翅を閉じたまま、カーテンでじっとしている様子です
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