今夜の地震…鹿児島市も結構揺れました。熊本がすごかったようですが…
さて、今朝の話に戻りますが、ベランダの鉢植えに水をかけていたら、
ギョボクの根元でバタバタするチョウが
ツマベニチョウです
あれ?先日羽化したものが、もしや羽化不全で落ちていたの??と思いましたが、
手に取ると翅はきれいで、新鮮な個体です。
慌てて三角紙に挟み込みました。
2016/4/14 鹿児島市 ツマベニチョウ
春型?というわけではないと思いますが、飼育個体なのでサイズは小さいです。
K氏から頂いた幼虫3頭のうち、1頭は若齢のうちに死んでしまい、
2頭残っていたのですが、1頭はすっかり行方不明になっていました
網掛けもせずにギョボクを這わせていたので、あきらめていたところ、
なんと2頭目の羽化個体は、こんな根元のマメ科植物で蛹になっていたのです。
画像中央の黄色い部分が蛹です
まったく気づきませんでした…。今日の今日まで…
それにしても、2頭目の羽化が確認できて嬉しいです
ベランダにそのままにしてあったツマベニチョウの蛹。
最近あまりにも忙しくて、毎日の観察を怠っていたところ…
すでに羽化していたようです
2016/4/8 気づいたら抜殻に…
羽化してどれくらい後だったのか分かりませんが、
無事にどこかへ飛んでいってくれたのなら良かったです
蛹の色が、周囲の葉の変色に合わせて、真っ黄色になっていったので、
羽化した成虫は普通なのか?少し色味が異なるのか、見てみたかったんですけど
今年の1月(2016/1/24)、鹿児島は大雪に見舞われました。
その中でもじっと寒さを耐え忍んで越冬もできたということです。
(幼虫は昨年11月、鹿昆大会当日にK谷氏より頂いたものでした)
昨日(2016/4/7)は長男の高校の入学式でした。
(新学期が始まり、たくさんの提出物に記入したり押印したり、忙しい)
雨の中、入学式も無事終わりましたが、
帰りに蛾の先生(輝彦先生)のお宅に立ち寄り、可愛い入学祝いを頂きました
それはクスサンという大型の蛾の1齡幼虫たち。
とにかく、クスという名が付くのだから、クスをはじめ、他の植物の葉を与えてみて、
食草を調べてみようという企みです。
頂いた時点で、2枚のクスの若葉が添えられていました。
帰宅後、我が家のベランダにあるエノキとミニバラの新芽も加えてみたところ、
最初は落ち着かない様子で、みんなしきりに方々へ歩き回っていましたが、
翌日の今日にはおもしろい結果が見られました。
2016/4/8 手前のミニバラに6匹の幼虫たちが並んでいました。
葉を食べ、ちゃんと糞もしています。
そして、重なる葉を除いてみると…
2匹が仲良くクスを食べた痕がありました
どの葉を選ぶかは好みの問題ですが、これは面白そうです
あと入れてみたいのは身近なところでサクラとカエデです。
他にもいろいろ試してみようと思います。
鹿昆例会(2016/1/31)にて、オキナワルリチラシの繭を頂きました。
2016/1/31 自宅にて
分けてくださったのは、蛾を専門にやっていらっしゃる福田輝彦先生。
私はサツマニシキの飼育は一度やっていますが、(その時の記事はこちら)
オキナワルリチラシも出てくるのが楽しみです
今回はもうすでに繭の状態で頂いたので…あとは羽化を待つだけ
少し前の記事で、ベランダのギョボクで飼育していたツマベニチョウ(前蛹)のことを
書いてあります。(そのときの記事はこちら)
2016/1/7に前蛹になっていたのですが、それから5日後にやっと蛹になりました
寒さも関係あったのか、だいぶ時間がかかりましたが、無事蛹化してくれて一安心
2016/1/12 自宅にて
その後、うちのギョボクは葉の色が黄色くなってきているのですが、
不思議なことに、パッと見、蛹の色も葉と同じような色味になっています。
2016/1/16
蛹になってしまうと、形もそっくりで、一見どこにあるのか分からなくなるのですが、
葉の色に合わせているのか、やっぱり見つけにくい
最近のコメント