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今日は午前中はヤマハ音楽講師による「レッスンセミナー」、

夕方からは「昆虫学セミナー」を聴きに行きました。

後者の方は、鹿児島大学内で行われ、長男と２人で入りました。

３人の専門家の方々の講話が約３０分ずつあり、

クモヒメバチの話、ウォーレシアのハナカミキリの話、

カミキリの幼虫の食性とそれに適応した形態の話をされました。

横文字や専門用語も多く、私たちには難しかったです

でもすべてを理解できなくても、なんとなくでも頭の片隅にあれば、

また何かに遭遇したときに、役に立つのではないかと思います

概要は３割も理解できたか分かりませんが、

専門家の方たちの貴重なデータを拝見したり、

初めて見る動画や写真、カミキリ幼虫の性質などを少しでも知ることができて、

とても興味深かったです

昨日見つけたノコギリカメムシです。

後翅の先がギザギザになっているので、この名前なのでしょう。

とても地味ですが、なかなかカッコイイので好きです

「今年は採れるかなぁ？」と心配していましたが、

今年で３年連続見つけることができました

最初は垂水の実家で、去年は藺牟田池のサイクリングロードで、

今年は慈眼寺公園です。鹿児島県内あちこちですね。

そう考えると、見つけにくいだけで、どこにでもいるのだと思います。

飼育しているオオキンカメムシです。

一番最初に孵化したグループ、それはたったの７匹ですが、

ルビー色の小さな１齢幼虫から、おとといカッコイイ２齢幼虫になりました。

脱皮は見ることができませんでしたが、いつのまにか７匹とも、

少しラメ感のあるグリーンと、黒と朱色のボディ。とてもキレイです

長い口吻はお腹の下を通りお尻の先まではみ出しているので、

まるでシッポがあるように見えます

２齢になってから丸一日はほとんど動きませんでしたが、

翌日、アブラギリの苗を近づけておくと、ハイビスカスの葉から

１匹ずつ渡っていきました。

一番最初に産まれた子でしょうか？リーダー的な１匹が移動しました。

アブラギリの葉を口吻で確認し、葉の上で体を振動させます

すると、その振動が伝わったのか、残りのベビーたちも急にそわそわし始め、

１匹ずつ移動してきました。そしてリーダーのいる葉の裏に集まっていきます。

最後の１匹が来ると、リーダーも葉の裏に集まって、

みんなで一斉に体を振動させていました。お互いを確認しているようでした

なぜ集団を作るのかは知りません。

でも、お互い呼び合って助け合っているような姿を見ていると、

可愛くて仕方ありません

あと数日内には１４０匹ほどいるルビー色の１齢幼虫が、２齢になる予定。

　う～ん、すごいかも…

７月７日（水）

免許更新手続きの後、ちょっと慈眼寺公園へ寄り道しました

橋の上で、スマートなハチを見つけました。ヤマトルリジガバチ。

たくさんいるけど、警戒心が高く、動きも機敏なので、なかなか採れない

しばらく見ていたら、私の他にも彼らを狙っているヤツが…

とてもいいポジションに、オオカマキリの幼虫が陣取っていました。

ヤマトルリジガバチはヒュンヒュンやってきては止まり、じっとしています。

見つけました

狙って～

捕獲

ゆっくり堪能

その後、私もこのヤマトルリジガバチをなんとか採ることができました。

カマキリの捕食シーンは久しぶりにゆっくり観察できました

飼育ではなく、実際にフィールドで見るのはいいですね

７月７日（水）

今年は運転免許証の更新のため、

バースデーを少し過ぎましたが、行って来ました

講習教室では、座席が指定され、番号札を渡されました。

ちょっとニヤッとしてしまいました

久しぶりでしたが、いろいろなものが新しくなっていました。

施設内のコンピューター化が進み、処理も早く、顔写真もすんなり。

一番変わったのは、免許証がＩＣカードになっていたことでした

あと、平成２０年６月から「聴覚障害者マーク」というものができていました。

若葉マーク、もみじマーク、障害者（クローバー）マークは知っていましたが、

今回初めて知りました　まだ見たこともありませんでしたが、

キチョウをモチーフにしたようなマークでした。

翅の部分は両耳を左右対称に描いたようにも見えます。チョウ＝聴かな？

いつも配られる数冊の冊子は「初心に戻って」というメッセージでしょうが、

講習後、もらってもあまり読む人もいないのでは？

…と、ちょっとムダに思います

週末から数日ぶりにベランダの鉢を見てみたら…

大葉の葉が食されている　「誰がいるのよぉ」

ビックリして葉を１枚めくると、犯人はすぐに見つかりました

またもシャクガの幼虫のようです

前回もこの場所、この鉢でトビモンオオエダシャクの幼虫が見つかり、

今はバラの鉢植えに移して飼育（？）しています。

もう体長８０ミリ近くなので終齢だと思います。蛹になるのはいつ？

しかし、今回は頭に特徴があるわけでもなく、大葉を食べるくらいですから、

何かすぐに分かりそうなものの、まったく分かりません

また、何齢くらいなのかもわかりませんが、現在モンシロチョウの終齢と

ほぼ同じくらいの大きさ、色をしています。

となりのバジルには行かないでしょうけど、このまましばらく様子を見ます。

イオン鹿児島店に行きました。

用事が済んで、車に戻ろうと駐車場を歩いていたら、目の前を何かがブーン。

なんとなく目で追っていたら、すぐ近くの水色の車にとまりました。

ツチバチかな？と思いましたが、違うカミキリだ

思わず素手で掴み採り。日頃持ち歩いている小さなケースにイン

帰宅して調べたらタケトラカミキリでした。

枯れた竹類がお好みのようですが、移動中だったのか、

偶然、あんな駐車場に迷い込んでしまったのでしょう。

雨も上がり（昨日の次男のてるてるぼうずのおかげかな？）、

小さな虫との出会いに、とってもハッピーになれました

オオキンカメムシの卵が、やはり８日目に孵化しました

先日、先発隊が７匹、孵化したばかり。

その数日後に産み付けられた９８個と、８４個の卵が一気に孵化

こちらは９８匹の塊

すべて孵化しているのかは分かりません。発育の悪い卵もありましたし。

それでも、合計１８０匹近くのオオキンベビーがいるはずです。

今は体長約２ミリ程度。しばらくしたらすぐに脱皮も始まるでしょう。

さて、どこまで飼育できるでしょうか　がんばってみます

７月４日（日）

あまりにも雨が続き、週末のたびに退屈な次男（５歳）が、

てるてるぼうずを作っていました。

たくさん作って、窓ガラスに貼り付けてあったので驚きましたが、

本当に早く梅雨が明けて欲しいなぁ…と、私も思うことでした

週末はずっと雨が続いています

この大雨による被害、災害が各地で起きているので、本当に大変です

長男の骨折（ひび）はほぼ完治し、やっとフィールドに本格的に連れ出せると

思っているところなのに…。

今日もストック画像の中から紹介するのは、ミツギリゾウムシです。

先日、南九州市頴娃町へ行ったときに見つけました。

交尾中

川の近くでオオヤマトンボ？っぽい目の緑色がきれいなトンボを追いかけて、

少し段差のあるところを登っていったのですが、トンボには逃げられ、

なんとなくそこで目にした朽木についていました。

最初に見たのは、スジクワガタと思われるメス。

こちらに気付き、朽木の割れ目に身を潜めようとしたので、とりあえず

奥にまだいたのかな？

するとその少し下にミツギリゾウムシが交尾中だったというわけ。

虫を見つけるときは、他の虫に誘われて、連鎖的になることも多いです。

あずき色のボディに、この黄色い紋はかなり目立ちます。

最初はカミキリかな？と思いましたが、ゾウムシ特有の鼻？をしています。

これはメス

オスはちょっと変わった大アゴを持っていました。（画像がなくてスミマセン）

足場が悪く、手を伸ばして撮影＆採集しましたが、この周辺を探せば

もっと見つかるのかもしれません。また行ってみよう