所用を兼ね、指宿へ。T子さんと待ち合わせたのは国民休暇村前の通称ひょうたん池。
観察小屋で一緒にお弁当を食べ、虫談義の後、池の周辺を散策しました。
この日はあいにくの雨…のはずでしたが、着いてしばらくすると雨が止み、
散策時にはそこで発生しているベッコウトンボをたくさん観察することができました。
2018/4/14 指宿市東方
ここで見られたのは大半が黒々と成熟したオス。メスはほんの数頭しかいませんでした。
今まで見てきた薩摩川内市・藺牟田池のベッコウトンボより、飛び方が素早くて、
なんとなく野性味が強く、警戒心も強い印象を受けました。
撮影もかろうじてこのオスのみ。
他にはショウジョウトンボ、ハラボソトンボ、アオモンイトトンボが見られました。
雨が止むと、お腹のすいたチョウ達も飛び出してきて、吸蜜に夢中です。
こちらはモンキアゲハ
そしてイチモンジセセリ
T子さんとわずかながら楽しい時間を過ごした後は、
夕方から鹿昆例会へ参加。
かごしま環境未来館2Fにて、この夜は長男がツワブキケブカミバエの発表をしました。
事前に自宅での練習も何もなく、私的にはぶっつけ本番で聴いたので、
ヒヤヒヤドキドキものでしたが、なかなかの良い発表ができたようです
これも何度か大勢の前で個人発表をしてきた経験が生かされている気がします。
そして一番ありがたいのは、多くの大先生・大先輩方より、あらゆる角度からのアドバイスを
たくさんいただけたこと。(それだけツッコミどころが多かっただけなのですが…)
今年度は高校3年生として、受験勉強をキバらなければなりません。
出来る時にやることはやる、時と場合をわきまえて、前に進めるよう、私も応援しもす!(笑)
仕事始めの日でしたが、夜は楽しみにしていた新年会。
昨年親しくなったばかりではありますが、I邸にお呼ばれしての食事会。
I氏の奥様K子さんの計らいで、またもビッグなお二人と共に、
K子さん手作りのお雑煮、ちらし寿司が振る舞われ、
お酒無しでも楽しいお話に聞き入りました。
もちろんほとんどがチョウをはじめとする昆虫の話(笑)
生前のI氏と行ったK山氏とK川先生の海外旅行記、人生観など。
I氏の昆虫標本箱をK山氏の解説付きで見せてもらうと、
ひとつひとつの標本に対する情熱、丁寧かつ繊細な仕事ぶりに感動。
2018/1/4 鹿児島市
標本を見ただけでは知り得ないたくさんのエピソードや豆知識が飛び出します。
故人を懐かしみながら、本当に人生を謳歌するって素晴らしいなと感じます。
K川先生にしても小さな被写体に熱い思いを注いで、独特の世界観を創り上げるので、
本当にみんな好きなものに夢中になって笑顔になるっていいなと思えます!
私の子供たちも二人の先生方の話が面白かったそうです。超貴重な経験!
最後に帰り際、娘の希望でK子さんからお茶を立てて頂くことになりました。
お茶の先生でもあるK子さんから立てていただいたお抹茶は本当に香り良く美味でした。
なんとも贅沢な新年会です。
今年も素敵な人の輪を広げて温めていきたいです
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