「ステイホーム」、この言葉で皆いろいろな自宅での過ごし方を考えていると思います。
コロナ感染防止のため全国的な緊急事態宣言、連日そのニュースで持ち切りです。
私の勤務先は今のところ在宅はできないため、今まで通り出勤していましたが、
4/20からは勤務体制の変更など、本格的なコロナ対策が行われます。
子供たちもまた5/6まで(現時点で)臨時休校が始まります。
4/18、この日は私も久しぶりにどこにも出ない一日を過ごしました。
家に居ると、普段「時間のある時にやろう」と何となく思っていたことが
あれこれ目についたり思い出されたりして、こまごまやっているうちにあっという間。
一番思っていた昆虫の展翅は、結局夜になってしまいましたが、
今日やりたかったことのひとつとして無事終えることができました。
左からミヤマセセリ、ツマベニチョウ(飼育羽化)、ナベブタムシ、キイロトラカミキリ。
よほどでない限り、もう採集はしないことにしているのですが、
記録として大事だと思う時は撮影し、できれば採集します。
昆虫採集のために自宅から現地まで一人で行って、山の中で観察(撮影)等する分には
たまに外出してもいいかな?と思ったりもしますが、まずはステイホーム第一
みんなで不要な外出をせず、今はじっと我慢することも大事です。大切な人たちのためにも。
早くコロナが終息し、またみんなで元気に会ったり、通常の生活にもどって、
楽しい時間を過ごせるようになってほしいですね。
午後から、もう遅いかな??と思いつつ、吹上のマツ・サクラ並木を訪れました。
サクラの開花状況は、場所によってまちまちなので、もう散っているかもと思いましたが、
花は少ないものの、まだまだ咲いていて、思った通りの光景を見ることができました
2020/4/15 日置市吹上町
サクラの樹の上を、たくさんのジャコウアゲハが飛び交ったり、吸蜜している様子。
なかなかじっと止まってくれないので、かろうじて撮れたメスのジャコウアゲハ。
そして、またミラクル(笑)
フェンス越しにこのメスを撮影していたら、すぐ手前にキイロトラカミキリが!
私にとって、今年初カミキリ 見れば見るほど美しい模様です。
このほか、この場所ではモンキアゲハ、ナガサキアゲハ(オス)も見られました。
また、かなり上空で、7連蝶(7頭のチョウが連なって飛び回る光景)も見ました。
よく2~3頭が連なっているのは見かけますが、7頭は初めて
ほんのわずかな時間でしたが、大満足です
午後から時間が空き、天気も良かったので、久しぶりに藺牟田池へGO!
途中、清浦ダムの桜を見ながら昼食を取り、藺牟田池に着いたのは14:30頃でした。
でも、そこでは藺牟田池愛好会会長の春Pがいらっしゃったので、しばし歓談。
人工飼育を試みたベッコウトンボの羽化個体2頭を見せていただき、
またワイルドタイプのベッコウトンボを草むらの中に探しに行きました
2020/4/4 薩摩川内市 藺牟田池
だいぶ色付いています。羽化してから数日以上経っている個体のようです。
草むらの中にいると、どこにいるのか探しにくい。パッと飛び立った時の影で気づきます。
この後、個人的に別の場所で2頭、また、新しい場所で2頭目撃することができました。
すべて別個体。この日は計7頭見れたのですが、きれいに撮れていたものだけのアップです
あと1~2週間で、たくさんのベッコウトンボが続々と羽化することでしょう。
今年の調査会は中止ですが、愛好会の方々一部でカウントするそうです。
コロナウィルスの影響で、野外(藺牟田池)にキャンプに来る人は多い印象。
でも、サイクリングコースで自転車に乗っている人までマスクをしていたので、
異様な感じもしましたが、仕方ない世の事情…と言うしかありません。
この日、志布志市のふいやしき公園をはじめ、大隅で見られた虫たちをご紹介。
2020/3/11
上はベニシジミ。こちらも私の初見でしたが、これはこの日2頭目の個体。
(上の画像は同じ個体です。おとなしく、いろいろな角度から撮らせてくれました)
その他、ナミアゲハ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ(白色型)も初見。
初見については、前記事でシオヤトンボ、ツマキチョウ、アカタテハも紹介済み
前記事と少し重複しますが、その他この日に見た昆虫は以下のとおり。
モンシロチョウ、キタテハ、ヒメアメンボ、ナミアメンボ、アオモンイトトンボ?、
ビロードツリアブ、ルリシジミ、キチョウ、テングチョウ、ナナホシテントウムシ。
…と、17種類も見れたんですね。なんとか思い出して書き出すとこんなにいてビックリ
先月の鹿昆例会にて紹介された志布志市にある「ふいやしき公園」へ行きました。
この日は風が強く、気温も低かったので、着くまでは心配でしたが、
なぜかここは別世界?風がまったく無く、日が照って、気温19度!?(別の場所は15度)
2020/3/11 鹿児島県志布志市有明町 ふいやしき公園
散策しようと木製の階段を降り始めたときに、足元にシオヤトンボ!
まだ飛べるほど、体が固まっていないのでしょう。翅もピカピカに光っていました。
池の周りは、まだそんなに水草もなく、飛び交う昆虫の姿もありませんでしたが、
池の表面にはアメンボ(ヒメアメンボ?)がスイスイ移動しています。
足場にはツクシがたくさん生えていたので、どうしても若干踏んでしまうので歩きづらい
途中、アカタテハが飛び出して振り向くと、今度はクロスして白いチョウが飛んでいきます。
飛び方でツマキチョウだと思い、久しぶりに走って追いかけました(笑)
しばらく追うと、土手に生えるダイコンの花群のどこかに消えました。
そこに辿り着く間にも、シオヤトンボが数頭飛び出して、もうどこを見たらいいのやら
土手を降り、ダイコンの花のどこかにいるツマキチョウを探そうとしたら、
そこにはビロードツリアブがたくさん吸蜜に来ていて、思わず撮影。
そして、いつの間にか近づき過ぎていたのでしょう。
ツマキチョウはパッと飛び立って、またさらに遠くへ行ってしまいましたが、
目の前を通る際、翅の先にあのオレンジ色が見えましたので、オスのツマキチョウ、
これが私の初見です
とても素敵な環境でしたので、また時間をつくってゆっくり散策に行きたいです
シーズンになれば、ここに飛び交う虫たちの姿が…目に浮かぶようでした
春休み、長男が寄生虫(帰省中)。一緒に大隅方面へ出かけました。
暖かい日が続いており、この日は10回以上モンシロチョウを目撃しました。
菜の花も所々で咲いていて、和やかな気持ちになりました
さて、この日は大隅で4か所のポイントを回りました。
その中で、まだ羽化したばかり?のルリシジミ?を私が手乗りにして、長男が撮影。
2020/2/26 鹿児島県肝属郡肝付町
接写に強い良いカメラで撮っているので、本当にいい写り
ルリシジミだと思うのですが、斑紋が薄いというか、モフモフしすぎ?
目の前にフラッと出てきて、思わずネットインしたのですが、
ネットの中でも落ち着いていて、指を差し出すとそのまま歩み寄ってきて乗りました。
たっぷり撮影したあとは、気が済んだ?と言わんばかりにふわっと飛んでいきました。
なーのーで、採集してないし、種名も微妙なまま
このほか、長男はハチ類をスィープ採集。イエローパントラップも仕掛けています。
この日、目撃だけでも以下のとおり。
モンシロチョウ、キタテハ、キチョウ、ルリシジミ、テングチョウ、イシガケチョウ、
クロコノマチョウ、ホソミイトトンボ(褐色型)、ビロードツリアブ、ベニボタルの一種。
一瞬、サカハチチョウだったら!と胸躍る瞬間でしたが、テングチョウでした
飛び立つベニボタルの一種。濃いピンクにも思える赤い上翅。
日当たりのいい土手でビロードツリアブを狙っていたら、
まさかのイトトンボの影に気づいて目で追うと、ホソミイトトンボ!やっと止まりました。
ビロードツリアブは撮影できませんでしたが、ホソミイトトンボ唯一の1カット。
最終的にはこの甫与志岳の登山入口まで行って、登山はせず、林道脇での採集で終了。
長男は案内板を読み込んでいるのではなく、白いプレートに集まるハチを観察中。
3匹の黒い小さなハチ(種名は不明)が、小さな白板の上で縄張り争い中だったそうです。
この時期でもハチは一早く活動しているようで、様々な種類を採集できたようです。
なかなかハードな移動でしたが、久しぶりにガッツリ遊びました
道中いくつか素敵ポイントを見つけ、「夏になったら必ずまた来る!」と誓いました。
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