鹿児島県立博物館で開催中の企画展「毒あります」を見に行きました。
2018/8/22 鹿児島市城山町 鹿児島県立博物館
昆虫だけではなく、植物や他のさまざまな生き物の持つ毒について、
その面白い特性、意味などを知ることができます。
菌類もさまざま。
写真パネルだけでなく、映像としても自然の姿を見ることができます。
(実際の動画は会場でご覧ください)
標本だけでなく、生体展示もいくつかありました。
ニホンマムシ
身近な動植物の「毒」について、来場者の方々も熱心に見入っていましたが、
あえて一般の方々の撮影はしていません。夏休み中のため、来場者も多かったですよ。
毒は時にキケンかもしれませんが、その理由や特徴を知ることで、
間違った判断・行動を回避できるかもしれませんね。
2018/7/7~9/9まで。入館無料。開館時間:9時~17時
台風19号は雨を降らさぬまま、猛烈な風だけで去ってしまいました。
この日は仕事が休みだったため、鹿児島県立博物館へ。
昆虫担当学芸主事のK井先生にお願いし、以前山梨県で採集した昆虫の
深度合成写真を撮影していただきました。
それがこちらの2種類。
ヘリグロアオカミキリ
なかなか良いカミキリです
そして次は名前はおろか、分類すら分からなかった不明の虫。
しかし、長男がツイッターで上げると、「マルモンマルトゲムシでは?」との回答。
そうでなくてもマルトゲムシ科の甲虫であることが判りました。
いずれも撮影日:2018/8/22、採集日:2018/6/7 山梨県甲州市塩山
ホコリが一緒に写ってしまいましたが、ちゃんと撮影されることで、
昆虫のミクロな世界の美しさが堪能できます!
ご協力くださったK井先生、ご教示くださった方、まーくさん、ありがとうございました。
今年は気候が変すぎる。毎年暑い暑いって言うけれど、
本当に昔より確実に暑くなっている。
そして台風も多い。
今年は台風12号が、7月下旬から8月上旬にかけて中国地方から北九州、そして南九州へと
逆ルートを迷走した。南下してくる台風なんて初めてのことだった。
今夜も台風19号が接近中で、鹿児島市内も猛烈な風が吹いている。雨は降っていない。
その後を追うように20号も接近してきている。これは四国・関西方面を通って北上しそう。
ほぼ同時に2本の進路予想ルートが表示されるのもめずらしい。
日本の被災地もまだ復興が追いつかない状況なのに、
追い打ちをかけるような台風到来が続く。
自然の猛威には勝てない。生き物・昆虫たちはもっと勝てないだろう。
某施設の駐車場に、アブラゼミが落ちている…そう思って近寄ってみると、
まだ動いていました。
ただ、交尾器の先端には、クロスズメバチがいて忙しく動いています。
YouTube: 20180814クロスズメバチとアブラゼミ
2018/8/14 肝属郡肝付町
動画を見ていただければ分かると思うのですが、アブラゼミは後ろ脚でイヤイヤしながら、
クロスズメバチを追い払おうとしています。
しかし、クロスズメバチは針で攻撃したようで、セミはやや動きがにぶります。
クロスズメバチは柔らかい交尾器の辺りから肉を食いちぎって肉団子を作っているようです。
撮影をやめた直後、クロスズメバチは小さな肉団子を抱えて飛び去ってしまいました。
小さな命の連鎖の一部を垣間見た気がします。
お盆は実家(鹿児島県垂水市)から、早朝大隅方面へ。
台風前のためか厚い雲の層が横一直線に渡っています。
2018/8/14 鹿屋市郷之原町(国道220号線)
時期がもう遅いのは分かっていますが、肝付町のクワガタポイントへ。
お盆中に先客があったか、台風15号前だからなのか、やはり時期が遅かったか…、
クヌギ林を見て回りましたが、幹を蹴ってもほとんど落ちてくるのはコフキコガネのみ。
唯一ノコギリの中歯型オスと、メス2頭が落ちてきただけでした。
そんなことでめげてしまってはいけませんので、来年のことも考えて周辺でポイント開拓。
イイ感じの倒木を見つけました。まだ最近のもののようです。
ここでは長男がミツギリゾウムシを発見。3~4頭いたようです。
ポロッと落ちるので、網は下から伸ばします。
オス2、メス1(一番左)
ここはこのまま倒木が残されていれば、来年も見に行きたいポイント。
クワガタも楽しいけど、倒木に来る甲虫(カミキリ類やゾウムシ、タマムシ)も楽しい。
あとは周辺で車を停めては小道を散策。短時間でも楽しい虫探しとなりました。
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