neo-country

「今度のお正月には縁起がいいから、ツル見に行きたいね」

その願いが叶いました　出水市のツルです。

子供たちはもちろん初めてで、私も小学生以来、超～久しぶりでした。

はじめに、何の予備知識も無かったので、「クレインパークいずみ」という

ツルの博物館へ行きました。

　白い三角のドームです。

（ここだけでなく町中あちらこちらに、ツルのモニュメントがいっぱい）

ツルに関連する様々な資料が豊富に展示してあり、結構じっくり見ました。

床下に出水市の模型を造っていて、その上のガラスの床を歩けるところがありました。

　飛来地を指差す長男

最初は（なぜか）ちょっと怖かったのですが

歩いているうちに自分もツルになって、出水市の上空を飛びながら

街を見おろしている感覚にさえなりました

その後、ツルの飛来地、ツル観測センターの方へ移動。

今日はナベヅルが約１万羽、マナヅルが約２千羽だそうです。

どうやって数を調べるのかと思っていたら、解説員の方のお話で分かりました。

ツルは水を張った田んぼに集まって、そこを塒（ねぐら）とするのですが、

朝、少しずつ飛び立っていきます。それを地元のツルクラブの中学生たちが

カウントしていくのだそうです。それでおおよその数が分かるのだとか

すばらしいです　大変な作業でしょうが、記録、統計がでますので、

これからも続けて頑張っていってほしいと願います。

ツルは卵を２個までしか産まないそうで、家族単位で行動するツルは最大４羽。

３羽で飛んでいるときは、こどものツルが真ん中になるのだそうです。

　本当に愛情深い鳥なのですね

あと１ヶ月もすると、マナヅルが朝鮮半島へと旅立っていき始め、

３月いっぱいで、ナベヅルたちも飛んで行っていなくなるそうです。

今日は結構間近でたくさんのツルを見ることができたので、

本当に行ってよかったです。とっても感動しました

余談ながら、ツル観測センターの売店で買ったお芋フライが絶品。

　長女が大好きな「大盛り」です

油で揚げたさつまいもに、砂糖をまぶしただけですが、ホクホクうまい

帰りは紫尾神社でお参りし、

紫尾温泉に入って最高でした

出水は遠いのですが、またいつか行ってみたいと思います

元旦、お墓参りに行ったときに、今年初の虫さんに出会いました。

お墓の中にすっかり自生している紫色のキクがあるのですが、

茎の部分に黒っぽい、若干ツヤツヤした感じのアブラムシ…がいました。

ビッシリというほどではなく、ついている花とそうでない花もあり、

撮影もうまくできないままお墓参りも終了～

何というアブラムシかは分かりませんでしたが、

今年もいろいろなものに目を向けていきたいと思います

新年明けましておめでとうございます

今年からこのブログも「公開」設定とし、ますます気合いを入れて

頑張ろうと思っています

昆虫の採集、飼育、家族、などなど…のブログですが、

初めての方、どうぞ引かずに…よろしくお願いします

で、今年初画像は、「エグリ トラ カミキリ」です。

  昨年６月下旬に採集しています。

今年の干支にちなんで、「寅」の名が付く昆虫を探したのですが、

昨年採集した中では、これくらいしかありませんでした

昆虫採集歴３年の長男に「フタオビミドリトラカミキリもいるよ」と

突っ込まれましたが、あえてこの「エグリトラ」にしてみました。

よく見ると、翅の先端が少し尖っていて、えぐれたようになっていることから

「エグリ」と名がついているようです。

「～～トラカミキリ」と名のつくカミキリムシは８０種類以上もいるようです。

以前「ヨツスジトラカミキリ」も採集していますが、

まだまだ他にもたくさんいるようなので、

今後また他の種に出会えることを楽しみにしています

今回はカミキリムシでしたが、これからも昆虫の話題などを

たくさん紹介していけたらいいなと思います

昨年お世話になった先生や採集仲間の方々、支えて下さった方々、

感謝しています。今年もどうぞよろしくお願いいたします

人や昆虫との出会いを通して、素敵な１年にしていきたいですね

（お正月期間はブログ更新が滞るかもしれませんのでご了承下さい）