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今日は「文化の日」でしたが、鹿児島では「おはら祭」が盛り上がる中、
かごしま環境未来館の講座、「晩秋の桜島 自然観察会」に参加しました。
講師はいつもお世話になっている成見先生です。
普段、生活の中に溶け込んでいるほどの桜島ですが、
実は意外と知らないことばかり
フェリーで桜島に移動したあと、「桜島ビジターセンター」に入館。
今年は爆発が多く、降灰にも悩まされっぱなしでしたが、
それもそのはず…去年の7倍もの爆発・噴火が観測されているそうです
いつも「噴火」と思っていたのは間違いで、噴煙が上空1000mを超えないと 「噴火」とされないそうです。
桜島は溶岩から森林になるまでの0~500年の移り変わる姿を、
すべて観察できる場所だそうです。
見回すだけで、どの段階のものか比べられます。
ところどころにある枯れたマツの木は、線虫(センチュウ)にやられたもの。
そのセンチュウは、マツノマダラカミキリという虫について広がるとか。
いつか機会があれば、このカミキリにも出会ってみたいな
湯之平展望台では、間近で桜島と対面することができます。
先生が「桜島は活きているんですよ」と話した直後に噴煙が上がり、
なんてタイムリーなんだ と皆さん写真を撮っておられました
最後に恐竜公園で遊んだり、少しだけ虫探しもしました
シジミチョウやバッタ類が多かったです。
子供たちには地質学の勉強は少し難しかったかもしれませんが、
意外と知らない桜島の魅力を再確認できて、とてもためになりました。
次に訪れるときは、ちょっと違った見方ができそうです
以前から飼育しているコガタノゲンゴロウですが、
普通に展足すると、せっかくの黄色の縁取りが消えて、真っ黒になります。
それを打開する方法があると聞き、本日は塚田先生をお招きして、
薬品を使った「活き〆」の方法を教えて頂きました。
今までは薬品を使わず、冷凍庫で凍死させることが多かったのですが、
この薬品の中で時間をかけてじっくりと…虫は息絶えてしまうのです。
なんだか可愛そうな気もしますが、昆虫採集をしている限り、
結局は標本にする作業までしてあげないと、大切な命を無駄にしてしまいます。
こうやって、よりキレイにそのままの姿を残せるなんて、いい方法があるんですね。
いろいろな昆虫に効果があるようです。
塚田先生にはお忙しい中、お時間を割いていただき、
いろいろ教えて頂いて、本当にありがとうございました。
先生を交えてお話することで、また視野も広がりました。
今回ご一緒したお友達も、とても楽しかったようで何よりでした
最近、アクセスカウンターの調子が悪かったので、
再度設置しなおしてみました。
ブログを始めて、まる2ヶ月が過ぎました。
また、カウンター設置から、いつのまにかトータル数も200を超えていて、
ありがたいことと思います
ちなみに私は「アクセス数」ではなく、「訪問者数」でカウントしています。
皆さまによるカウントが、励みになるところです。
これからも虫の話題を中心に、その他もろもろ、楽しみながらやっていきますので、
よろしくお願いします
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