ヨツボシケシキスイと何かが…
2011年4月17日、姶良にて。
クヌギの幹で、こんな早い時期からヨツボシケシキスイを見つけました。
(愛用の図鑑では「6月頃から現れ…」と書いてありました)
去年は5月21日で、それ以降は普通に7~8月に見ています。
樹液のしみ出たところに、アゴを突っ込んでいて夢中です
しばらく見ていたら、ノソノソと歩き出しました。オスでした。
クワガタのような形をしていますが、ケシキスイ科という別の種類です。
地上から100センチくらいの低いところだったのですが、
それを見ていたら、目の前に木屑が降ってきます。コリコリという音も…
見上げると、ヨツボシケシキスイよりもさらに100センチほど上に、
小さな穴から何かが一生懸命木屑を出しているところでした。
一応、動画で撮ってみましたが…木屑が出てくるシーンだけで、
中に何がいたのかは分かりません
腕を伸ばしていたので、ブレもありますが、お暇な方は見て下さい。
何がいたのか、想像するだけでも楽しいです穴の大きさは直径7ミリくらい?
このクヌギ、かなりいい感じだったので、夏になったらまたチェックしてみたい
これは,もしかするとカシノナガキクイムシでは?
全国的に照葉樹を枯らしています。
昨年は紫尾山斜面や屋久島も大変でした!!
http://column.odokon.org/2007/0327_180100.php
投稿: viola-kk | 2011年4月23日 (土) 12:10
viola-kkさま
「穴から何か出てくる?」の動画ですよね?
カシノナガキクイムシだとしたら、
タイトルを「穴から木屑を出してる」としなければいけませんね
実際にその作業をしていた張本人を確認できればよかったんですけど…。
このクヌギはとてもいい感じだったのですが、それだと枯れてしまうんでしょうか…
投稿: rurin | 2011年4月23日 (土) 21:35
こんにちは。
シーズンになって、いよいよrurinさんの観察力がすごいことになってますね。
この動画の主ですが、ボクトウガの幼虫案に一票入れます!木屑も見た感じ大きいですよね。ボクトウガで検索すると、画像もたくさん出てきますよ。
以前、自宅のビワの木でもこのように木屑をせっせと出す虫がいて、後日、ガらしき脱け殻も見ています(少し曖昧な記憶ですが、木屑の塊から脱け殻が少し見えていたような・・・)。それでガの幼虫も木に入るんだと実感できました。また、正体が分かったときは、ブログで教えてくださいね!
投稿: 虫村 | 2011年4月24日 (日) 11:53
虫村さま
今度はボクトウガ(幼虫)という可能性も面白いですね
虫村さんも本当にいろんなものをよく観ていらっしゃいますよね
いろんな虫の生態が分かると、本当に楽しいと思います。
あの作業をしていたのは、何だったのか、気になります
正体をつきとめたいところですが、そこはちょっと遠いので、
次に行くのは、しばらく後になりそう…。
でも、また絶対に行きます
投稿: rurin | 2011年4月24日 (日) 18:10