アクセスカウンター

  • TOTAL

« チョウの翅で作られた絵 | メイン | ツチイナゴの死骸 »

2011年2月13日 (日)

鹿児島昆虫同好会 例会(2011年第1回)

2011年2月12日(土)

夜は鹿昆の今年度第1回目の例会に行ってきました。

まずは福田晴夫先生の講話「イチモンジセセリ大作戦」についてでした。

0212_3 22名参加

イチモンジセセリは、みんなよく知っている=でも分からないことの多いチョウです。

私も知ってはいますが、生態については全く知りませんでしたsweat02

今回は発生時期や特徴、幼虫時期、蛹などについての説明がありました。

私たちのできる範囲で、いろいろ調べてみようというのがねらいです。

途中、晴夫先生の作られた「齢別の幼虫の頭の抜け殻」サンプルが

閲覧用で回ってきました。

0212 0212_2

左は1~8齢、 右は終齢幼虫のものです。

張り付けてあるものはとても微小で、台紙の縦の長さは3センチほど…sweat01

「こういうものを作っておくと、サンプルになっていいんですよ」…本当に素晴らしいですshine

大変細かい作業ですが、本当に見る側、知る側のことまで考えて作っていらっしゃるんですね。

またイチモンジセセリの夏型は、春・秋型に比べると「翅の裏面の色が薄い」という

ことにも驚きました。そんな違いがあったとは…coldsweats02

身近なものほど、実は知らないことも多いということですねsweat01

イチモンジセセリに限らず、意外とそんな虫…多いのではないでしょうか?

思えば去年、初めてこの例会に来てからちょうど1年経ちました。

とっても充実した一年であったことを実感しています。

今年もまだまだいろんな出会いが待っていることでしょうup

春はもうそこまでsign03 今年度も楽しみですheart04

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/456531/25980346

鹿児島昆虫同好会 例会(2011年第1回)を参照しているブログ:

コメント

「齢別の幼虫の頭の抜け殻」サンプル、いいですね。
こういう標本こそ、ぜひ出版、もしくはネット上で公開していただけたら、と思います。

イチモンジセセリの夏型の特徴、知りませんでした。
早速今まで撮った写真を見てみますね。

南風さま
私も夏型の特徴など、知りもしませんでしたsweat01
本当に福田晴夫先生の講話はいつも「目からウロコ」の素晴らしいものですsign03
イチモンジセセリは年3回発生で、
5~6月=春型、7~8月=夏型、9~10月=秋型だそうです。
8月下旬には大移動が始まるらしいので、この頃の動きに要注意です。

南風さんが過去に撮影されたイチモンジセセリで、7~8月のものがあるといいですね。
画像がありましたら、またそちらのブログでUPされて下さいwink

「昆虫の図鑑」(南方新社)の最初の方(P.7)に、
オオムラサキとナミアゲハの幼虫の頭の抜け殻が載せてありますよね。
これも晴夫先生のものです。分かりやすくて素晴らしいですshine

コメントを投稿

ブログ内検索

  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索
フォトアルバム