児童絵本「カマキリくん」
9月21日(火)
幼稚園の娘が図書室からおもしろそうな本を借りてきました
「カマキリくん」という本です
内容は、小さい子供がカマキリを通してひとつの経験をする話です。
その子は近所で虫取りをし、家に帰ったらそれを観察して、
色紙で模型を造ることを楽しみにしています。
そして、その日捕まえたカマキリの模型を作り終わったら、
飼っているバッタたちが入った虫かごに入れて、「おやすみなさい」。
朝起きると、そのカマキリに可愛がっていたバッタたちが食べられていて、
大泣きしてしまいます
最後は、カマキリくんは自然の中にいる方がいいことを知り、
また捕まえた野原に帰してあげるというお話です。
子供の自然との関わり方が、子供目線でうまく表現してある本でした。
身近な場所で採集、標本を作る代わりに観察して模型を作るなんて
そして、少し知識があれば、バッタと一緒のケースにカマキリを入れて
放置することはないでしょう。カマキリがバッタを食べるということを知り、
ショックを受けることも学習のひとつです。すばらしいと思いました。
そして「これが基本だなぁ~」と痛感する一冊でした。
素敵な絵本ですね~
長女ちゃんは、いいものを借りてきますね!
私たちが知らないだけで、昆虫をテーマにしたすばらしい絵本がきっとたくさんあるんでしょうね。
珍しい昆虫を追い求めるより、身近にいる昆虫の生態を学習する方が、小学生の子供たちには価値がありますね。
色々考えさせられる今日この頃です、、、
投稿: 虫っ子 | 2010年9月22日 (水) 08:22
虫っ子さま
何気ない絵本ですが、私にはガツンときました。
きっと虫っ子さんも手にとって読まれたら同じだと思います
子供にはできることから始めさせて、
いろいろ学んでいって欲しいなぁと思います。
それと同時に私たちも学ぶことが多いですね
投稿: rurin | 2010年9月22日 (水) 15:39