さようなら、エメラルドグリーン
今日で長男の夏休みは終わり。
2学期制になったため、普通より1週間ほど早く「前期後半」なるものが
明日からスタートします。
夏休みの宿題はそこまで苦労しませんでしたが、自由研究のまとめが
大変です。昆虫採集の目録記入に追われています
標本の方もあとは箱詰め作業が残っていますが、提出期限は9月3日。
採集した虫の中で、とくにお気に入りだったナナホシキンカメムシ。
残念ながらあの美しいエメラルドグリーンを残すことはできず、
深いサファイアブルーとなってしまいました。
一度、硬化してしまったものを柔らかくするために、
水道水で濡らしたティッシュにくるんでしばらく置いておいたら、
なんと、色が戻ってきました。みるみるグリーンに光ってきます。
左下の個体は死んですぐ。まだ鮮やかなグリーン。
右上(上の画像では左の個体)は青から色がもどってくるところ。
冷蔵庫で低温保存していたら、1週間ほどはその色を保っていました。
しかし、標本にするために外部の空気にさらすと、
今度はみるみる青ざめていきました。あ~、やっぱりダメかぁ。
湿度や温度が関係あるのかな?と思い、
2頭のうち1頭は、試しに体に半分ずつベビーオイル、保湿クリームを塗って
みましたが、ダメでした。青くなりました
生きているときこそ美しいナナホシキンカメムシ
なんで死ぬと色があんなにも変わるのか、神秘ですね…
へぇ~、面白いですね。
初めて知りました。恐らくこれは体内の水分が影響しているのでしょうね。表皮の中に水があると構造色が変化して生前のような色になるのでしょう。
体内に腐らせずに水分をとどめておく方法を見つければ緑色を維持できると思うのですが。
アルコールの液浸なんかでいけるかも知れないですね。
投稿: 弁天 | 2010年8月25日 (水) 15:56
弁天さま
表皮の構造など、分かると楽しいでしょうね
長男がいつかそんな研究に携わってくれたら…と願いますが、
今は身近な虫に慣れ親しんでくれたらそれでいいです。
あ~、でもあのエメラルドグリーンは惜しいなぁ
投稿: rurin | 2010年8月25日 (水) 23:04