ムカシトンボ脱殻 発見
今日は長男の小学校の卒業式でした。
卒業生の方々、おめでとうございます
1~3年生は休校のため、長男と伊佐市へ行ってきました。
奥十曾という自然豊かな場所ですが、この時期ここへ…というのは、
ムカシトンボ探しと、南日本新聞にも掲載されていた「今が見頃」の
エドヒガン桜を見るためでした。
ムカシトンボ探しのポイントへ着く頃、天気予報がはずれて厚い雲が
張り詰め、今にも雨がポツリ…ときそうな、肌寒い天気となりました
こんなときは、虫は出てきてくれません
しばらく河原を散策していたところ、渓流からとても離れた所にある石に
脱殻がついているのを見つけました。
場所が場所ですので、なんとなくピンときました
でも、まさか本当にムカシトンボの脱殻かは、自宅に帰って調べるまでは
半信半疑。初めて見るものですし…。でも、ビンゴでした
図鑑によると、ヤゴは「羽化前の1か月ほどは陸上で生活する」とあります。
発見場所は、「え?こんなところで?」と思うほど、
川から離れていましたし(7~8m?)、羽化場所であった石の側面も、
地面から10センチ程度の高さしかありませんでした。納得です
ムカシトンボは「生きた化石」と呼ばれる数少ないめずらしいトンボ。
静止するときは、翅を広げず、閉じたまま垂れ下がるように止まるようです。
そんなトンボに出会いたくて、出かけましたが、結局成虫には出会えず
しかし、脱殻の発見は、すでに成虫が確実に羽化しているということを
教えてくれました。
そして、その脱殻を見つけなければ、成虫の確認だけで終わり、
ヤゴの生態について触れることもなかったかもしれません。
偶然は必然…偶然の発見があってこそ、今回勉強になったと思いました。
よかったですね!rurinさんの目は、すばらしい!!
ムカシトンボのヤゴは羽化する前1か月も陸上で生活するなんて、、、勉強になりました。
ギンヤンマなどと比較すると、脱殻も小さいのでしょうね。
虫はいなくても自然の中ですごし、脱殻を発見したり、やはり虫探しは、楽しいですね!
今日は金曜日、3連休がとても楽しみです!
投稿: 虫っ子 | 2010年3月19日 (金) 08:14
よく見つけましたね。
一度見つけられると、次々と見つかるものですが、初めの1つが難しいので、とてもラッキーだったのかもしれません。そのラッキーを掴むのも日頃から昆虫を見る目を養っているからでしょう。
そろそろ私も動き出す準備をしなければです。
いつも触発される画像をありがとうございます。
投稿: Lobo | 2010年3月19日 (金) 09:25
虫っ子さま ムカシトンボの脱殻は3センチくらいでした。
こげ茶色で、透明感はありません。
ギンヤンマのヤゴの飼育も、いつも観察していたのが
案外ためになっていますね
この3連休、お出かけして、虫探しを楽しみましょう
投稿: rurin | 2010年3月19日 (金) 09:39
Loboさま 本当におどろきました
見つけることができたのは、たまたまでしたが、
あんな小さな脱殻にとっても感動しました
でも、「触発」だなんて~
Loboさまが早くフィールドに飛び出したくて
ウズウズしている気持ちが伝わります
私たち親子は逆にLoboさまからいつも刺激を受けています。
新しい感動をいつもありがとうございます
投稿: rurin | 2010年3月19日 (金) 09:51