ミズカマキリ vs アメンボ
お昼はとても暖かかったですね 鹿児島は最高気温予想が22度。
ちょっと外出したときに、近所の新川沿いでキタテハを見ました。
成虫越冬のチョウなので、こんな日には元気に飛び出してきたのでしょう
自宅では、ミズカマキリとナミアメンボ ヒメアメンボが戦っていました
気付いたら、ミズカマがアメンボを捕えていました
水生昆虫飼育の本では、ミズカマはアメンボが好物のように書いてあり、
「ほんとだぁ~!」と思っていたのですが、
うちのミズカマキリ…はっきり言ってダサいのです
いつも生餌が来るとビクビクして、なかなか捕えられません。
今回はスゴイとほめてあげたかったのですが、
口吻をなかなか突き刺せず、カマで持ち直そうとしている間に、
逆にアメンボも反撃に出て、アメンボの口吻が腕(カマ)に
ささりそうになり、慌てて手放してしまいました
結局、かなり長い間、水中戦が続きましたが、アメンボには
逃げられてしまいました。それ以降、アメンボはあきらめたようです
アメンボはのん気に水草上で他の個体と交尾してました。
追記になりますが、先日イトトンボのヤゴかと思っていたら
コカゲロウ科の幼虫だったものは、今日いつのまにか羽化していました。
昨日まではヤゴみたいな体だったのに、脱殻だけ見つけたので、
慌てて水面を見たら、残念なことに蓋があったので外に飛び出せず、
水面に浮いていました。ごめんね
こちらはナミヒメアメンボと一緒に持ち帰った中に入っていた、
おそらく本当にイトトンボのヤゴ。
3本に分かれた尾がよく写りませんでしたが…、
触覚、顔、尾の形状を見ると、図鑑に載っているアオモンっぽいです。
このところ、顔を出していることもあるので、羽化間近かもしれません
先日のアメンボをみて、オヤ?っとおもったのですが、今回のアメンボの腹部をみてわかりました。
このアメンボはヒメアメンボですね。
ナミアメンボの腹部は両端がとがっています。
脚も体に比べて長い(ナミ)、細くて短い(ヒメ)です。幼虫の区別は難しいのですが、今の時期は成虫しかいないので、区別点がわかればすぐに見分けられますよ。
投稿: 虫央堂 | 2010年2月24日 (水) 23:47
毎日暖かいですね。キタテハが飛んでいましたか~
虫の季節になったということですね~
私は、先日は高速道路でキチョウを見つけ、今朝は、一般道路でシジミチョウを見つけました。車の運転をしていても、虫が気になります。運転に集中しなくてはと思うのですが、、、、
うちのミズカマキリ君は、生餌を見つけるとすかさず捕らえています。個体差があっておもしろいですね。
投稿: 虫っ子 | 2010年2月25日 (木) 08:22
虫央堂さま ヒメアメンボとのご教示、ありがとうございます
よく見ると3匹ともほぼ同じ大きさですが、ナミより若干小柄です。
脚も細くて短いようですし、図鑑でも見比べたらヒメアメンボでした。
初採集になるので、これも標本にしてみます
アメンボだけでもたくさんの種類がありますね。
ひとつずつ、世界を広げて頂きありがとうございます
投稿: rurin | 2010年2月25日 (木) 20:52
虫っ子さま 本当に外に出ればいろんな虫に出会いますね
キチョウやシジミチョウ、いいですね~
運転中も気になりますが、くれぐれも事故にならないよう、
気をつけてください
そちらのミズカマキリ君は敏腕ハンターですね
うちはメダカなんて捕まえたことありません
投稿: rurin | 2010年2月25日 (木) 20:56