思い出の池
従姉とお墓参りに行った後、「ねぇ、あの池に行かない?」と誘われました。
まさか!と思いましたが、思い出したのは「あの池」でした。
幼い頃、伯父に連れられて一緒に遊んだあの池に、従姉と行けるまたとないチャンス!
私なら一緒に行ってくれるだろうと踏んだ、従姉の作戦勝ち?(笑)
もちろん私も行きたいと思い、その作戦にまんまと乗りました。
当時私はまだ背が低く、覗き込んだ池には魚が泳いでいたような、わずかな記憶しかありません。
今となってはそれがどこだったのかさえ分かりませんでした。
従姉も久しぶりに訪れる様子。確かこの辺だったはず…と、小道に入ってたどり着きましたが、
着いてすぐ、あまりにも変わっていた周囲の環境と、
危険防止のために据え付けられたフェンスに、驚きと無念さを顕にした従姉は、
ブロックによじ登ってフェンス越しに池を覗き込みました。
2017/10/4 鹿児島県鹿屋市川東町
確かにここでした。きれいな湧水、小魚がたくさん泳いでいます。
ただ、私も少し呆然としながら、同じくフェンス越しに池を眺めました。
背後にはデンプン工場があり、臭いがキツかったし、
そんなに多種多様な生き物がいるような感じはしませんでした。
もう中に入って遊ぶことは(年齢的にも)ありませんが、
また訪れることができて良かったです。(ちょっとがっかりしましたが…)
でも、カーナビには地点登録したし、また鹿屋市方面に出向く際は寄りたいと思います。
子供の時の楽しかったイメージの場所は、大人になっても恋しい場所のはずでしたが、
いつまでも同じ、あの時のまま残っている…なんてことは、無い時代なのでしょう。
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