大淀川学習館へ行きました(1)
宮崎県総合博物館に行った後、mmerianさんのお計らいで、
次はN尾先生の待つ大淀川学習館へ向かいました。
「蝶園?」と聞いていたのですが、そこは想像以上に素晴らしい場所
この中では珍しい美しい外国産の蝶が舞うのではなく、地元の普通種が、
地元の環境をそのままそこに再現した状態で、いつも通りに暮らしています。
ちょうど時期的にチョウはまだ活動していませんでしたが、数種類確認できました。
こちらはタテハモドキ。越冬している姿を、自然と同じ条件で見ることができました
こんなの、実際の状態を見ないと、自然の中で見つけるのは難しい
ひとつのヒントと経験がここで得られた気分になりました。
こちらはキジョランにアサギマダラ。
園内は温室ではなく、冬でも外気を扇風機で取り込むなど、環境は野外と同じ。
少し回り込んだところには、キチョウの集団(?)越冬も見られました。
ムラサキツバメみたいに密集しているわけではなく、近い場所に付かず離れず
ここだけで11頭も寄り集まっているなんて、おもしろいですね。
mmerianさん「なんでこの広い場所で、ここにだけ集まっちゃうんだろう不思議~」
いろいろ見ていたら、入口のすぐそばで、鉢植えの鉢のふもとに、
私もタテハモドキを見つけることができました
脚が…まだ眠そうな形をしています。
でも、ちょっと目が覚めたのか、少し歩き回って、翅を開いてくれました
チョウは美しく、人を魅了する昆虫のひとつですが、
ここではその生態を自然のまま観察できるのが大きな魅力でした
葉の裏の蛹を見つけた時の嬉しさ、発見することの楽しさ、
それが学べる素晴らしい施設だと思います。
学習館内は、このほかにもさまざまな生体展示があり、度胆を抜かれた感じです
また続編を書きますね。
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