カミキリムシの幼虫(森窯にて)
2011/12/25 森窯にて
当日行われた餅つき行事の合間に、森氏から虫探しの術を教えていただきました。
森窯のお庭には、たくさんの植物があり、周りも自然豊かな山に囲まれています。
なので、探せばそこだけでもいろんな種類のカミキリムシなどが見つけられるとか
まずはルッキングで見つける方法。
でもこれは「知らない」と見つけることは難しい。特に幼虫が隠れている場所
飛んでいる虫、とまっている虫、姿が見えるものは見つけやすいのですが、
幹に穴があいている…とか、そこから糞や木屑が粉をふいたようになっているのを
見つけるようになるには、本当によく見なければいけません。
でも森氏に言わせてみれば、時季、植物をヒントに探せばすぐ分かるようになるそうです。
今まで気付かなかったところに気付けるようになる…そんな感じでした
建物裏の薪置き場でも、割った薪の中から幼虫を見せてくれました。
そして庭の一角にある薪割り場で、転がっている材木から幼虫探しをしました。
そこに転がっている材を探すと、ただそれだけで「こんなに これにも」と思うほど、
幼虫が出てくるので驚きました。
森氏「もう少しかな?この先にいるよ」 さらに皮を剥がしていくと…
これはシイの木でした。
(森氏から上の2つの幼虫の画像について正確な名前をご教示いただきましたので、
訂正してあります。ごっちゃになってました 森さん、ありがとうございます)
他にも、ニセシラホシカミキリや、キュウシュウチビトラカミキリ、ホソカミキリ、
コゲチャヒラタカミキリ…あぁもう覚えていられない…それほど多くの種類が
あちらこちらから見つかるという、カミキリ屋さんのお庭でした
材採集での昆虫採集もおもしろいです。いろんな方法があるとつくづく感じます。
ただ、森氏は本当にすごい長年いろいろな植物、それにつく虫を見てきているので、
特にカミキリは幼虫を見ただけで、「これは〇〇カミキリ」と言えるのです。
私たち親子は本当にまだまだビギナー
これからいろいろと経験を積み、学んでいけたらと思います
それにしても、最近は素晴らしい師に出会いすぎと思えるくらい、
素敵な体験が続いています。これからも人の輪、繋がりを大事にしたい
やっとクリスマスから開放されました!
ん!美味しそうな記事ですね。
この方には是非お会いしたい。
(そんな方々ばかりですが)
陶芸も見たいし(職人でありますから)
タマムシも育ててみたいっす
投稿: ひで | 2011年12月26日 (月) 17:20
ひでさま
クリスマスはお店の方が忙しかったんですね
ケーキも作るんですか?
森さんの工房も素敵なところでしたよ
もう、自然がいっぱい
シーズンにはまた通う(?)かもしれないので、
そのときにはひでさんも一緒に行きましょうね
投稿: rurin | 2011年12月26日 (月) 20:43
森さん、凄すぎです。一度で良いからフェールドでご一緒したいです。カミキリの幼虫を同定出来るなんて・・・・。脱帽です。餅つきも楽しそう。行きたかったです。
投稿: 金太郎 | 2011年12月27日 (火) 22:55
金太郎さま
本当にカミキリの神です
タマムシは分かりましたが、私にはどれも同じような幼虫にしか見えませんでした
森さんの説明して下さる語り口調は、フッと軽やかで柔らかく、
聞いていてとても心地いいんです。
いつか一緒に行きましょう いろんな発見があると思います。
カミキリ幼虫もすごいですが、鳥に関しては金太郎さんにも私は脱帽ものです
投稿: rurin | 2011年12月28日 (水) 00:54