タマムシの幼虫
森窯を訪れた際、そこの主、森氏がまず見せてくれたのがこの幼虫。
私は以前画像で見たことがあったので、「おぉー実物だ!」という感じでしたが、
息子たちは初めて見たので強烈に驚いていました
逆三角形の頭部、下にいくほど貧弱な細長い体…。
でも、これが木の中で育ち、あの美しいタマムシとなって世に出てくるのです。
「他にもいるはずだよ」と、さらにその辺の材(マテバシイ)を割る森氏。
必然的に次男が「育てたい」と言い出しました。内心「うまく育つかなぁ?」と不安な私
森氏も「ちょっとどうか分からないけどね…」と言いながら、
「それならおがくずを作ってあげるよ」と、その材をチェーンソーで削ってくださいました。
できたてのおがくずをプラカップに詰め詰めしてくれる森氏
とりあえず、カミキリと同じで、このままにしておけばいいそうです
さらに少し余分(追加用)におがくずをいただきました。
庭の奥に、立ち枯れの木があり、そこも見せてくださいました。
オレンジ色に熟したカラスウリが下がっています。
よく見ると、こんな楕円形の脱出孔がいくつかありました。
この穴から、成虫になったタマムシがシャバに旅立つのです。
まだまだこの木には、幼虫がたくさん入っているみたい
とにかく、森氏の庭ではタマムシがいーーーっぱい採れるそうです
この記事では「タマムシ」でしたが、本来、森氏はカミキリムシ屋さんなので、
材割りをしていろんな幼虫を見せていただきました。それはまた別記事にします。
また新しい虫探しの世界を楽しめた時間でした
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