感動再び、橋口五葉展
鹿児島市立美術館で開催中の「橋口五葉展」に行きました。
橋口五葉は、鹿児島の画家で、夏目漱石の「吾輩は猫である」の本の装丁を
手がけていることでも有名です。
今回は「生誕130年 橋口五葉展」でした。
昔(独身の頃)、一人で観に行ったこともありました。(平成7年の五葉展)
当時買った図録も、まだ実家にあります
五葉の作品…特にポスター系、本の装幀などのデザイン、俗女(裸婦)のデッサンなどが
お気に入りです 植物や昆虫が描かれている作品も多いです。
版画も素晴らしいのですが、私は鉛筆デッサン、水彩画なども好き。
繊細な描写、女性の体のライン、着物や背景に描かれる模様まで見入ってしまいます
感性にとても惹かれるものがありました。今回は図録は購入しませんでしたが、
またいつか五葉の作品に触れる機会があることでしょう
橋口五葉というと、なぜか与謝野晶子のみだれ髪の表紙を思い出します。
表現することと生きることが一緒だった時代、あの頃に生きてみたかったように思います。
投稿: hayenokaze(南風) | 2011年10月 6日 (木) 23:56
南風さま
自分の表現の世界を確立していく姿…。
芸術家の生き方って、苦悩もあり、喜びもあり、まっすぐなところが素敵ですよね。
今の時代は似たようなものが多すぎますから、本物を見つけるのが難しいですね。
五葉展、よかったらぜひ脚をお運びください
投稿: rurin | 2011年10月 8日 (土) 00:09