越冬できなかった蛹(キョウチクトウスズメ)
鹿児島市小松原の辺り。産業道路沿いの緑地帯にて。
キョウチクトウの葉にかなりの食痕が見られたので、
なんとなく(前にやったように)根元の枯葉を描き分けてみると…
キョウチクトウスズメという蛾の蛹を発見できました。
ただ、残念なことに、すでに死んでいます
越冬できなかっただけなのか、よく見ると小さな穴もありました。
地表近くで堪えているのですから、他の敵にやられる可能性もありますね。
キョウチクトウスズメは毎年南方から飛来してくる偶産蛾(迷蛾)で、
本土での越冬はまだ難しいようです。
この前の冬はかなりの大雪もありましたし、ここまで立派な蛹になっておきながら…
惜しいながらも、定着していないことに安堵する気持ちもあります。
キョウチクトウスズメ、残念でしたね。
私もまだ実物を見たことがありませんので、どうにか定着して欲しいけど、食害されるのも困りますね。
投稿: 南風 | 2011年4月19日 (火) 23:06
南風さま
「地球温暖化」とか言われますけど、やっぱり寒さに弱い種類の虫にとっては、
鹿児島の冬でも苛酷な寒さなんでしょうね…。
探せばきっと、この場所だけでなくたくさんの蛹が眠っていたと思います。
たまたまここの1か所で1個見つけただけなので
投稿: rurin | 2011年4月20日 (水) 00:38