ミナミアオカメムシ 累代成虫へ
累代飼育というのでしょうか?
去年の秋に幼虫から飼育→成虫となったミナミアオカメムシ。
その生き残り3頭(1♂2♀)から生まれた子供たちが、ここ数日で成虫になってきました。
終齢幼虫が多くなっていて、そのうち?と思っていましたが、
毎日数えていた親の成虫3頭…4?5?…今日は成虫が7頭いました。
ということは差し引き4頭が成虫になっているということですね
ほとんどが黒いボディのもので、脱皮が終わると普通のマットな黄緑色。
特に模様はありません。単色柄です。
しかし、どれが新成虫なのか?分かりません 元親をマークしておくべきでした
これからも随時、新成虫が誕生すると思います
ただ、終齢幼虫に限らず、このミナミアオカメムシ、飼育小屋の環境が悪いのか、
かなり肉食化しており、死んだ他のカメムシから養分を吸い取っている姿を
よく見かけます。冬場なので、食草探しも難儀している中、これでいいのか?心配
(上)お亡くなりになったミナミトゲヘリカメムシを吸う幼虫
生きたまま??弱ったシロジュウジホシカメムシにつく幼虫
そうやって…成虫化しています…
こんばんは。研究室で眠ってしまってました。
この記事で完全に目が覚めました。
肉食化の観察、素晴らしいですね。野外での実際でも、大なり小なり似たものなのかもと考えると、これまでは何も見えていなかったのかも・・・と思ってしまいます。
素晴らしい記事でした!ありがとうございます!
投稿: 虫村 | 2011年2月17日 (木) 01:20
虫村さま
遅くまで研究室でのお仕事、大変ですね…。お疲れ様です。
このカメムシの肉食性については、私の管理不足が招いたことかもしれませんが、
おもしろい結果となったかも?(でも、彼らにはゴメンナサイです)
みんな生きるために必死に頑張っているんですね。
投稿: rurin | 2011年2月17日 (木) 09:19