ツマベニチョウ幼虫 成長過程
我が家のベランダにある小さなギョボク(高さ1mほど)で、
現在8頭のツマベニチョウの幼虫が育っています
今月11日(2010/10/11)に、指宿のギョボクポイントで採集したもの。
産み付けられたばかりの卵、孵化直前の卵、小さな幼虫です。
一番大きなものは体長4センチほどになりました。
採集翌日に孵化したものは、体長2.5センチくらい。
最後に孵化したものが1.5センチほどになっています。
ピンクの〇で囲みましたが、幼虫は小さいほど分かりづらいです。
なぜなら、みんな葉1枚につき1匹が、その葉の付け根にいて、
葉脈に擬態しているからです。まるでその葉を陣取っているみたいです。
2匹いっしょに1枚の葉にいることはありません。不思議ですね
葉を食べるときだけ、その葉の先に移動して、
食べ終わると元の位置に戻って、また葉脈になりすますのです。
まるでスキージャンプをしているような、少し頭部を上げた体勢で、
きつくないのかなぁ?と思います。
これから寒くなりますが、葉が落ちてしまわないうちに少しでも大きく
育ってほしいと思います。チョウになるのか、越冬できるのか?
今後も観察を続けていきます
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