「甲突川の自然をしらべよう」に参加
午前中、鹿児島県立博物館主催の「甲突川の自然をしらべよう」という
イベントに参加してきました。
今回は昆虫がメインではなく、植物、動物(鳥、魚、甲殻類)、岩石です。
それぞれの専門の先生3名が引率で、25人くらいの親子が来ていました。
クズという植物について説明。そして実際に花をちぎって分解してみます。
オシベとメシベのつくりなどをルーペで見たりすると、意外とおもしろい
川岸にある植物だけで、すぐに10種類ほどの紹介がありました。
お次は、川に入って生き物探しです。次男はこれがやりたかったのです
川べりの浅い、草の流れに水網を入れて探ると、小さなエビが入ります。
ヤマトヌマエビというのだそうです。
全員で探すと、先生のバケツの中にはいろんな生き物が集まりました。
ジャンルごとにバットに分け、山田島先生からそれぞれの説明がありました。
ヤゴは3種類。コオニヤンマ、ギンヤンマ、ハグロトンボでした。
採集された生き物をみると、甲突川の水質があまりよくないということが
分かりました(今年は初めてヒルも確認されたそうです)
15分の休憩が入り、みなさんお着替えや水分補給…。
最後は岩石の説明と、実際にハンマーで岩を割る実習。
岩石採集はやったことがありませんでしたが、ここでは河川で採れた
丸い岩(石)を、ハンマーで割って、その断面をルーペで観察しました。
長男が割ったのは花崗岩(かこうがん)でしたが、これは本来は
甲突川には無い岩だそうです。上流に石材屋があるので、
おそらくそこから流れてきたのだろうということでした
凝灰岩(ぎょうかいがん)、安山岩(あんざんがん)が多かったのですが、
それらは火山活動のある地域に関係が深い岩石だということでした。
鳥も5種類ほど確認できました。(イソヒヨドリ、モズ、ハシボソガラス…)
いつもは昆虫オンリーですが、また少し視野が広がった気がします
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