奄美旅行3日目 ナガサキアゲハ
奄美から帰ってもう何日経つでしょうか…
同時に子供たちも夏休みに突入し、なかなかブログの更新ができません。
奄美旅行記はこれがラスト
3日目、最終日は、幻の池でアマミルリモントンボ探し、住用小学校にて
成見先生の交流講座&採集会、午後はオキナワチョウトンボ探しと、
空港近くでアカボシゴマダラ探しをしてから夕方帰りました。
住用小学校に着いてから、そこの児童たちとの交流講座に参加する前、
少し時間があったので、校内に来るチョウなどを採集していたら、
主人がナガサキアゲハの白色型のメス、有尾型を採りました。
ナガサキアゲハは後翅が丸く、アゲハ独特の尻尾がありません。
「何かチョウを採ったよ~」と網を持ってきたので、「ナガサキかぁ」と
思った瞬間、かなりのレアものに、思わず緊張しました
その後、講座に参加し、あとは三太郎峠という場所で、
そこの児童たちの親子と一緒に採集会。
私は網がないので、ビーティングネットで採集しました。
天気も悪く、イマイチでしたが、小さな昆虫をいくつか採集。
午後は龍郷町にある池で、オキナワチョウトンボを狙いました。
その池にたどり着く直前、車の前をたくさん横切るので、
すぐに車を停めたくなりましたが、池に着くと、もっと多くの
オキナワチョウトンボが乱舞 みんな夢中になって数頭ずつ採集。
最後は空港近くでまた中峯先生、鮫島先生と合流し、
アカボシゴマダラ(チョウ)を探しました。
食樹はあるけど、成虫は見ない…今は世代交代時期で、
終齢幼虫~蛹の時期だったようです。1頭、成虫が飛んでいるのを
見ましたが、みなさん網を伸ばしても届かず…
しかし、中峯先生のおかげで、4つ蛹を見つけいただき、各家族1つずつ
持ち帰ることができました
最後にナミエシロチョウの集まる場所にもご案内いただき、メス1頭採集。
実はその食樹にいるかもしれないカメムシも探しましたが、見つからず
あっという間にタイムアウト。空港へ向かい、レンタカーを返しました。
レンタカーは「林道を走らないように」という契約だったようですが、
思いっきり林道、しかも原生林の山道ばかり走ってきた気がします
かなり車も汚れましたが、雨も降ったので、仕方ありません
中峯先生、鮫島先生はお見送りまでしてくださり、
18:45発の飛行機で一同鹿児島へ…。さようなら奄美…
成見先生曰く、「3日間で20日間分くらいの収穫があった」と。
確かにそれくらいハードに移動し、多人数で採集しました。
奄美の自然の豊かさを実感でした旅でした。
狙っていて採れなかった昆虫もいますが、それは今後の楽しみに
とっておくことにします。一度に全部採れては、おもしろくありません。
成見先生、中峯先生、鮫島先生、そして一緒に採集に行った採集仲間の
ご家族の皆様、本当にいい思い出になりましたね。お疲れ様でした。
またこの絆を大切に、昆虫を通して人と人との繋がりも大事にしたいと
思います。ありがとうございました
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