シロオビアワフキの泡
先日の藺牟田池の帰り、内之尾の棚田に寄りました。
サナエトンボがいないかなぁ?と思ったのですが、残念
代わりに、川の近くでシロオビアワフキの巣(泡)を見つけました。
シロオビアワフキとは、セミを小さくしたような、
ヨコバイを大きくしたような、体長1センチくらいの昆虫です。
幼虫は泡を作り出して、その中で植物の汁を吸って成長します。
この辺りの崖にある植物、種類は問わず、なんにでも、
たくさんの泡があちこちについていました。20個以上あったかも。
この泡の中には、黒とワインレッドの5ミリくらいの幼虫がいました
残念ながらその写真を撮り損ねましたが、4泡、お持ち帰りです
10センチくらいの雑草についているものを引き抜き、雑草ごと…。
しかし、残念なことに、幼虫はずっとこの泡の中に隠れているとばかり
思い込んでいたら、いつのまにか「もぬけの殻」になっていて、
幼虫はどこかに移動していました。泡もしぼんで消えかかっています。
自宅で幼虫より大きな穴の開いている飼育ケースに入れて置いていたため、
2頭は部屋の中で乾燥死しているのを翌日発見。残念なことをしました
1頭は行方不明。さて、残りの1頭は…
飼育ケースのすぐそばに置いていた、アマミナナフシのところに
運よくたどりついていました
野バラ&スミレの苔玉を登っていったのでしょう。
気がつくと、そのスミレの根元に立派な泡泡の巣を作っていました。
本当にホストにする植物にこだわりはないようです。
泡が新鮮ということは、中で元気な証拠でしょう。シルエットが見えます。
しばらく観察の楽しみができました
すごーい、またまた楽しみが増えましたね~
確かに泡の仲にシルエットが見えます!
シロオビアワフキ(先ほど調べました)、またまたかわいい虫君が、元気に育ち、成虫の姿を見せてくれますように。。。
投稿: 虫っ子 | 2010年4月27日 (火) 12:41
虫っ子さま 本当にカメムシの仲間は、種類によって
それぞれ生態が異なるので興味深いです。
飼育方法もさまざまなのですが、
できるものからやってみようと思います。
シロオビアワフキもうまく羽化してくれるといいな~
投稿: rurin | 2010年4月27日 (火) 23:20