ウバタマムシ
春休み前の3連休…せっかくなのに、予定が立てられず
少し(だいぶ?)前の画像から、今回はウバタマムシです。
今年2月27~28日に長崎旅行に行ったときに、
長崎バイオパーク内の歩道で、長男が拾いました。
拾ったときは脚も欠損が多く(折れたり無かったり)、
死んでいると思っていましたが、なんとなくめずらしいなぁ…と思って
ケースに入れて持ち帰りました。
すると、拾ったときは「擬死」状態だったようで、
ケースを触らずにいると、脚や触覚が出てきて動き出しました
ウバタマムシ成虫はマツの葉が好きみたいで、
幼虫はマツの木の中にいるそうです。
(↑ マツの生木ではなく、マツ材や枯木の中のことです)
この個体を拾った場所の近くにマツの木があったかどうかは
覚えていませんが、シロサイコーナーの近くだったと思います。
成虫は、「越冬組」がいるらしく、この個体もまさに去年羽化して、
今年越冬組だったのでしょう。
脚が無いところを見ると、いくつもの試練を乗り越えてきたのかな?と
思います。
普通の緑色のタマムシと比べると木の皮のしわのように茶色で地味ですが、
そのしわには金色の粉がふいているようで、よく見るととても美しいです
昔はその緑色のタマムシのメスと誤解されていたことがあったそうですが、
本当にそんな感じです。でも、まったく別の種類です。
意外とレア度が高いらしく、今回見つけられたのはラッキーでした
他にも、とても似ているサツマウバタマムシという種もいるので、
もしそれにも出会えたら、比較できるのでいいな~と思います
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