ミズカマキリ 飼育編 3 捕食シーン観察
初めてミズカマキリが餌を捕えるところを見ました
今日は少し時間があったので、コマツモムシを1匹投入してから、
ずーーっと水槽前に張り付いて見ていました。
コマツモムシがピヨッピヨッと泳いで、
ミズカマキリのベストポジションに流れてきました。
ミズカマキリ、狙いを定め、構えます!そして、一瞬でGET!
あんなに細いカマで、大丈夫なのかな?と思いますが、
カマの途中には小さな三角の棘のようなものもあり、挟んで離しません。
逃げようとしたコマツモムシの両脚を挟み込み、じっとしていました。
なかなか口元に持っていかないなぁ?と思っていたら、
いつの間にか細い口針が、コマツモの体内に刺さっていたようです。
水生のカメムシの仲間だけあって、ミズカマにも口吻と口針があるのだと
思いますが、見えている口吻よりも、口針は長く伸びて刺していたのかも。
というのも、いきなり手放しにすると、まるでコマツモが一定距離を保って
浮いているように見えたからです。次第にその距離が縮まり、
いつもの短い口吻が刺さっているように見えました。
(わずかな時間だったこともあり、ミズカマの口吻、口針についてもよく
分かりませんので、間違いがありましたら、どなたかご教示お願いします。)
アメンボもタガメもタイコウチもマツモムシも、カメムシの仲間で、
その捕食の生態は共通しています。
獲物の体内に消化液を流しいれてからその体液を吸うというもの。
今回は捕食シーンの一部始終を観察することができてラッキーでした
普段、餌のないときは、まったく動きません。
冬は無駄な体力を使わないのでしょうね。成虫越冬するらしいですから。
他のコガタノゲンゴロウたちも同じ水槽で一緒に飼育していますが、
同じく数匹で寄り添ってじっとしています。
みんなで春を待っているんでしょうね…
コメント