トンボを求めて大隈方面一周
今回はトンボで有名な国際大学非常勤講師の成見先生に連れられて、
同じ小学校の虫取り大好きチーム3家族で、大隈方面を一周してきました。
最初に訪れたのは吾平山陵でした。
駐車場に着くなり、長男がミルンヤンマを採集しました。
ここでは、門の前までなら採集OKとのことで、
ここにいる生き物を観察したり、採集や標本作りのポイントも教えて頂きました。
門の前の川(橋)のところで、電線2本に点々とアカネ系トンボが
とまっていました。アキアカネ、マユタテ、コノシメあたりです。
長男はここでオナガサナエ(オス)も採集しました まだいるんですね
次にそこから少し離れた所にある公園に行きました。
そこは、湧水、渓流、止水池がこじんまりと揃っていて、
ここでもアカネ系トンボ(アキ、マユタテ、ノシメ、コノシメ等)が。
他にはベニトンボ、ハグロトンボ、クロイトトンボ、アオモンイトトンボ。
柳の木もあったので、コムラサキも1頭見かけました。
イチモンジセセリも多かったです。クロウリハムシもたくさん。
私はここは初めてでしたが、とても気に入ったので、また行きたいです
先生の連れて行って下さる場所は、どこも魅惑のポイントばかり
そこで皆さんと昼食をとり、最後は志布志の有明町、蓬の里へGO
広く美しい池の上を、ギンヤンマがまだまだ元気に飛び交っていました。
途中、ペアのオオシオカラトンボがいて、お友達がメスだけ捕まえました。
そこで成見先生の授業です。そのメスに産卵させるところを見せて下さいました。
一度に数百個の卵を産み、その中で数匹が成虫になればOKという世界…
かなりシビアですが、そんな中この世に飛び交っているトンボや、その他の昆虫を
私たちは採集しているのだと思うと、自然に感謝しなくてはいけないな…と思いました。
そして、ただ採集するだけではなく、命のありがたさを大事にして、
それを記録していくべきだと思います。
今日は長男&次男を連れて行きましたが、この子たちが大人になって、
「昔はここにこんな虫がいたんだよ」「今はこんな虫がいるんだね」と、
環境の変化を肌で感じ、自分の記録を宝物にしてくれたらと願います
楽しい採集会だったようですね!
また、ゆっくりお話をお聞かせくださいね。
投稿: 虫っ子 | 2009年10月 5日 (月) 08:06
いつかまた、このコース他、大隈にも一緒に行きましょう
投稿: rurin | 2009年10月 5日 (月) 08:55