鹿児島遠征編③ 大隅その1
(夏休みの宿題管理と、標本作成に追われる日々。ブログは延滞気味です…)
さて、この日は大隅遠征となりました。
大隅は虫屋の間ではまだまだ虫の宝庫。とても魅力あるエリアです
まずはクヌギ林や朽木を見て回りました。
2019/8/11 鹿児島県肝属郡肝付町
娘がちょうどいい目の高さで、カブトムシを見つけました。
この後、この幹を蹴ってみると、こんな大顎のノコギリクワガタも落ちてきました
長男はここの周辺でスイープ&材の上をルッキングで、とても珍しいハチを2種類ゲット。
クモ屋くんはゴミムシ系の甲虫も好きらしく、こんな変わった虫を見せてくれました。
オニツノゴミムシダマシというのだそうです。ペアで、左がメス、右がオスですが、
ずっと動き回るので、オニツノ部分が良く写っておりませんでした
しかし、イイ虫だと思います。他にもタイワンオオテントウダマシ、これまたキュートな虫。
写真はありませんが、オオゴキブリまで見つけていました。
エノキの上でタマムシが飛び交っています。娘がタマムシ採りにトライ!
比較的、背の低いエノキだったので、うちの6m竿の網で数匹掬うことができました。
画像はありませんが、この先の田んぼの土手で、キンモウアナバチの団地を見つけたり、
ナミルリモンハナバチをゲット。
道路際に置いてある材を見つけては車を止めて虫がいないか調べます。
(こういう材は、私たちにとっては「虫屋ホイホイ」(笑) こんな罠が多すぎます)
こちらはミツギリゾウムシの2ペア。
実は撮影後、採集後に分かったのですが、写真左下、奥に移っているペアは別種です。
ムツモンミツギリゾウムシ。普通のミツギリゾウムシよりも小さめ。
そしてこの日は台風10号の影響で天気が悪くなり、一時土砂降りとなったため、
急いでイエローパントラップを仕掛け、コースを変更し、早めに帰ろうとしましたが、
雨が止んでしまうと寄り道ばかり
高隈カントリークラブ キャンプ場の駐車場 ここでも材の確認。
クモ屋くん、朽木の下からニジゴミムシダマシがいっぱいいるのを見つけました。
これでも夕方暗くなるまでねばりましたが、翌日も大隅を回る予定のため、
この日はこの辺で終了。まだまだ続きます
(更新は遅れてしまいがち、すみません)
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