ヤマトカワゴカイの生殖群泳
重富干潟の小さな博物館というところのイベント、
「ゴカイのランデブー(観察会)」に参加しました。(1人500円)
寿命が1年というサイクルの中で、命をつなぐクライマックス「生殖群泳」
3月の満月or新月の大潮と重なる夜に、大量のヤマトカワゴカイが出現します。
皆、そのために体を変化させ、水中で交尾するのではなく、卵と精子の放出のみ。
これはこれは神秘的で感動しました
2014/3/31 浜本 麦 先生
日本にはこの3種類のカワゴカイが生息しているそうですが、
これを分類した鹿児島大学のS先生(麦先生のボス)という方も素晴らしいですね。
ゴカイたちは、光に集まってランデブ~
その一部を麦先生が掬い上げ、水槽でも観察できました
小さな白い粒粒は、水中に放出された卵(らん)です。
無数の脚が肥大化して、繊毛みたいに動いて泳ぎまくります。
手のひらにも乗せて観察することもできました。(これは次男の手です)
茶色っぽいのがオスで、緑色っぽいのがメス。
もちろん、私も手のひらに乗せて、めちゃくちゃ観察&感動しました
動きが「気持ち悪い」なんてことはない、波打つ体の動きが美しいし神秘的
円を描くように泳ぐヤマトカワゴカイたち。
彼らはここで生殖群泳し、命尽きます。
これが年に一度のクライマックスショーだと思うと、本当に愛おしくさえ思えてきます。
たくさん見られてすごくいい日でした
これは凄い。知らない世界です。神秘的ですね。
投稿: 金太郎 | 2014年4月 2日 (水) 00:23
金太郎さま
知らない世界、特にこんな神秘的な世界を知るのは最高です
また来年も見に行きたい企画です
そういえば、こんな日の後はタカラガイなんかも上がってきてるのでしょうか?
忙しいと、なかなか…なかなかですね
投稿: rurin | 2014年4月 2日 (水) 22:38